ジュヴレ・シャンベルタン一級オー・コンボット2019 [ドメーヌ・デュジャック]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 36,850円(税込)
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周囲を特級畑に囲まれながら、政治的な理由で一級畑にとどまったと言われる一級畑オー・コンボット



他生産者の特級を凌駕する高評価の最新ヴィンテージ
ジュヴレ・シャンベルタン一級オー・コンボット2019




 7つの特級畑以外にも6つの優れた一級畑をもっているデュジャックですが、このジュヴレ・シャンベルタン一級オー・コンボットもデュジャックが得意とするワインで、デュジャックの手にかかると並みの造り手のシャルム・シャンベルタンやシャペル・シャンベルタン等の特級群も凌駕すると評価される秀逸な一級ワインです。

 一級畑オー・コンボットは、ジュヴレ・シャンベルタン村の最南端に位置する面積4.57haの畑で、南側はモレ・サン・ドニにある特級畑クロ・ド・ラ・ロッシュに接し、北側は特級畑ラトリシエール・シャンベルタン、東側は特級畑マゾワイエール・シャンベルタンと接しており、周囲を特級畑に囲まれ、ジュヴレの他の一級畑群よりも一段上の品質ではあるものの、なぜか一級畑にとどめられている不思議な畑です。

 ドメーヌ・デュジャックはこのオー・コンボットに面積1.15haの区画を所有しています。ドメーヌの公式HPで畑の区画位置を公開しておりますので、下に掲載いたします。周囲を錚々たる特級畑に囲まれている稀有な立地、一級畑オー・コンボットの位置をご確認下さい。


 オー・コンボットが一級畑の格付けにとどめられているもっともらしい説明は、「隣接する特級畑群よりも土地が窪んでおり、上方にあるグリザール小渓谷から吹き降ろす冷たい風の影響がある」というものですが、実際には隣のラトリシエール・シャンベルタンより日照を長く受けられ、葡萄も早く熟すとされており、土壌の質や地図で見る限りオー・コンボットは特級畑でも良いように思えます。

 実際に、オー・コンボットに畑を持つ生産者達は、過去にオー・コンボットを特級畑に格上げするか、特級ラトリシエール・シャンベルタンに含めるよう求めたり、特級コンボット・シャンベルタンという名を提唱したこともあったようですが、全て認められませんでした。

 この理由として政治的な理由によるものだという説もあります。格付けがなされた時期、オー・コンボットの所有者全員が隣のモレ・サン・ドニ村の住人であったため、ジュヴレ・シャンベルタン村では誰もオー・コンボットを特級畑に推すことに興味がなかったというものです。

 その真偽はともかくとして、名手デュジャックの手にかかると、オー・コンボットは並外れて秀逸なワインとなり、並みの生産者の特級ワインを遥かに凌駕するものとなります。実際、デュジャックでは同じ蔵の特級シャルム・シャンベルタンと比べても差は小さく、ジュヴレ・シャンベルタンらしいストラクチャーについてはオー・コンボットの方が優るとも言われており、大変コストパフォーマンスの高いお買い得一級ワインです。

 こちらは最新ヴィンテージ2019年の「ジュヴレ・シャンベルタン一級オー・コンボット2019」です。

 2019年の評価は、各種ヴィンテージ・レポートによれば、『2019年は4月の気温低下による霜害、初夏の天候不順に伴う花ぶるいや結実不良、更に、夏の酷暑と水不足により、収量は2018年より25%〜35%減少するものの、陽射しに恵まれて、収穫された葡萄の熟度は高く、酸も豊かであることから品質は極めて良好で、年号末尾に「9」の付く年は優良年というジンクスは守られる』とのことです。しかし、残念なことに、11月恒例開催のオスピス・ド・ボーヌの競売会で顕著だったように、『2019年産のワインの品質は優れているものの、生産量が減少していることから、価格は2018年より高めとなる』旨も報告されています。


 こちらのインポーターはラックコーポレーションで、エノテカ那須レンタルセラー保管商品となりますが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。


【商品内容】
商品名:ジュヴレ・シャンベルタン一級
    オー・コンボット2019
  
仏語名:2019 Gevrey-Chambertin 1er Cru
     Aux Combottes

生産者:ドメーヌ・デュジャック(Domaine Dujac)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン

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