ヴォーヌ・ロマネ一級オー・レニョ2013 [ドメーヌ・アルヌー・ラショー]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 26,950円(税込)
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特級ラ・ロマネの斜面上、ラ・ロマネ・コンティの50m上に位置する稀有な一級畑オー・レニョ



特級ラ・ロマネに接し、リシュブールのDRC区画にも近接する0.2haの極小区画を所有



現当主シャルル・ラショーの初ヴィンテージとなる
ヴォーヌ・ロマネ一級オー・レニョ2013
飲み頃も近く価格もお得なバックヴィンテージ


 ドメーヌ・アルヌー・ラショーは、1858年創設のヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌです。旧ドメーヌ名ロベール・アルヌーに名を残す先々代のロベール氏は1957年に当主となり、一気にドメーヌの名声を高め、その規模を拡大した偉大な人物で、ブルゴーニュのグラン・ヴァン・テイスティング(ブラインド試飲)では、しばしばDRC等のトップ・ドメーヌと肩を並べる評価を受け、著名なワイン評論家ロバート・パーカー氏から「プティDRC]と称賛されました。

 ロベール氏には3人の娘がいましたが、跡取りとなる男子がいなかったことから、末娘のフローランスが婿をとり、ドメーヌを継ぐことになります。その婿婿が五代目となるパスカル・ラショー、そしてその息子が六代目現当主のシャルル・ラショーです。

 1995年に義父のロベールが他界して以降はパスカルとフローランスのふたりでドメーヌを切り盛りし、カーヴの拡張、醸造施設の改装、そして畑もさらに増やしていきます。そして2008年にこれまでの「ドメーヌ・ロベール・アルヌー」の名称を自分の名前を入れて、「ドメーヌ・アルヌー・ラショー」へと改称し、2012年ヴィンテージまでヴォーヌ・ロマネの著名生産者の一人として活躍しました。

 ドメーヌはヴォーヌ・ロマネが本拠地だけに、ヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュを中心に素晴らしい数々のクリマを所有し、畑の総面積は13ヘクタールを超えています。特級畑はロマネ・サン・ヴィヴァン、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョ、それにラトリシエール・シャンベルタンとじつに豪華ですが、一級畑にも素晴らしい畑を所有しています。

 ドメーヌ自慢のヴォーヌ・ロマネ一級オー・レニョはコント・リジェ・ベレールのモノポール特級畑ラ・ロマネの上にある面積1.62haの小さな畑で、ラ・ロマネを間に挟んでロマネ・コンティからは直線距離で約50メートル上の斜面にあります。下にグーグルアースの航空写真をお借りして一級畑オー・レニョ付近の畑の地図を掲載しましたので、位置をご確認下さい。



 オー・レニョは小さな畑のため、所有者数とその所有面積も非常に少なく、ロベール・アルヌーが0.20haを所有する以外には、特級畑ラ・ロマネで有名なコント・リジェ・ベレールの0.73haが最大所有者で、シルヴァン・カティアール0.24ha、ジャン・グリヴォ0.07ha等が続きますが、オー・レニョの名前でリリースされるワイン自体が稀少な銘柄となっています。

 しかもドメーヌ・アルヌー・ラショーの所有する0.20haの区画位置は、ラ・ロマネと接し、リシュブールのDRC区画にも近いという好立地にある極小区画であるため、市場であまり見かけることのない非常に稀少なワインです。

 ドメーヌでの通常の新樽比率は村名で20〜25%、一級畑で30〜50%、特級は100%ですが、稀少ワインである一級オー・レニュには100%の新樽を用いています。

 こちらのヴォーヌ・ロマネ一級オー・レニョ2013は、2020年4月に入荷したドメーヌ蔵出し正規品のバック・ヴィンテージです。近年のブルゴーニュワインの価格高騰の中で、飲み頃も近く、価格的にも魅力がある正規品のバック・ヴィンテージは大変貴重です。

  ご参考までに、アルヌ・ラショーの最新ヴィンテージ2018年のヴォーヌ・ロマネ一級オー・レニュの輸入元希望小売価格は「税込187,000円」となっており、トップ・キュベのロマネ・サン・ヴィヴァンや一級レ・スショをも上回る価格となっています。面積が小さくもともと見かけることはあまりないワインですが、この価格は異常で、何かトラブルが起こり、ほとんど生産されなかったのかもしれません。現在輸入元のラックコーポレーション様に問合せをしていますが、現時点では不明です。

 2013年のブルゴーニュは天候に悩まされた年でした。 春は雨と高い湿度に悩まされ、全体的に生育が遅くなり、開花期にも雨が降り、花ぶるいや結実不良が起きてしまいます。更には比較的冷涼な夏となり、雹の被害を受けることにもなりました。多雨、低温、霜害、雹害、花ぶるいにベト病と、葡萄栽培には苦難の年でした。従って2013年は一般的にはヴィンテージチャートは平均年評価とされています。

 しかし、実際に蓋を開けてみると2013年ヴィンテージは綺麗でエレガントなミレジムとなり、「良いサプライズ」もしくは「化けたヴィンテージ」というのが現在の生産者の評価です。

 この理由は、収穫前の8月は晴天が続き、赤はタンニンの熟成をじっくりと待てる好機を得たので、多くの優良生産者は、完熟した葡萄を得るには収量をぎりぎりまで低くし、選果も厳しくしたため、凝縮感があり、各テロワールの特徴が際立っているヴィンテージとなったためです。

 もう一点、2013年はドメーヌ・アルヌー・ラショーにとって記念すべきヴィンテージです。現当主シャルル・ラショーの父パスカル・ラショーは、2012年ヴィンテージを最後に引退し、ドメーヌを息子シャルルに譲りました。従って、2013年ヴィンテージは現当主シャルル・ラショーの記念すべきファースト・ヴィンテージでした。
 

 こちらの商品のインポーターはラックコーポレーションの蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品となりますが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
 


【商品内容】
商品名:ヴォーヌ・ロマネ一級オー・レニョ2013
    
仏語名:2013 Vosne-Romanee
    1er Cru Aux Reignots

生産者:ドメーヌ・アルヌー・ラショー
    (Domaine Arnoux-Lachaux) 
容量 :750m
タイプ:赤ワイン



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