名手ラモネの最もお値打ちで珍しい白
ブルゴーニュ・アリゴテ2016
シャサーニュ村に本拠地を置き、世界中から高い評価を受け、シャサーニュのみならず、ブルゴーニュで3本の指に入る白ワインの名手とも言われるドメーヌ・ラモネ。
現在では誰もが認めるトップ・ドメーヌは1920年にピエール・ラモネ氏が設立したもので、それ以後畑の購入を続け、現在は、シャルドネの畑10ha、ピノ・ノワールの畑7haの合計17haを所有。
しかも全畑の7割が特級・一級という豪華なランナップで、名実共にブルゴーニュのトップ・ドメーヌの地位を確固たるものにしています。
世界の三ッ星レストランが、喉から手が出るほど欲しいと言われるドメーヌ・ラモネのワイン。世界中のワインラヴァーが探し求め、入手困難な造り手としても知られています。
実はこちらのブルゴーニュ・アリゴテは、ラモネの白で最もお値打ちなのに、生産量は特級ワインよりも はるかに少ないもので、ラモネの中でも特に希少なワインのひとつなのです。
ブルゴーニュにおいては、葡萄畑にすべき場所は、ピノ・ノワールとシャルドネに独占されていますが、実はもう一つ多く栽培されている葡萄品種があり、それがブルゴーニュ原産の品種アリゴテです。
もともと樹勢の強いアリゴテは、肥沃な沖積平野に植えられており、そこでは放置しておけば、100hl/haという巨大収量を産み出すことから、安価な地酒用品種と思っておられる方も少なくありません。
しかし、白ワインはシャルドネだけでなく、ブルゴーニュのテロワールを反映する伝統品種アリゴテの白ワインも忘れ去られるべきではありません。事実、ラモネだけでなく、他にもブルゴーニュの最高峰生産者であるコシュ・デュリ、ルロワ、ポンソ、ルーロなど錚々たる名手もアリゴテのワインをリリースしています。
アリゴテを多収量で安ワインの原料品種のように思わせてしまったのは、人間の無見識の問題であって、決してアリゴテの責任ではないのです。
一般的には酸味の非常に強いアリゴテですが、名手ラモネの手にかかると酸とミネラルはもちろん、果実の凝縮感が秀逸な、アリゴテの常識を覆す驚きの逸品となっています。
また、ラモネのブルゴーニュ・アリゴテは樽でネゴシアンに売っていた時代に、そのクオリティの高さに驚嘆した「厨房のダ・ヴィンチ」と呼ばれた伝説の料理人、故アラン・シャペル氏が、先代のアンドレ・ラモネ氏に元詰を懇願したことが契機となって販売をはじめたという逸話もあります。
こちらは店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ブルゴーニュ・アリゴテ2016
仏語名:2016 Bougogne Aligote
生産者:ドメーヌ・ラモネ
(Domaine Ramonet)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン