冷涼な気候がもたらすキレの良い酸とキンメリッジ土壌のミネラルを備えた「牡蠣とのマリアージュ」には最上の
畑名の付かない村名[シャブリ]
ラヴノーと並ぶシャブリ最高峰生産者ヴァンサン・ドーヴィサの最新ヴィンテージ2023年のドメーヌ蔵出し正規品
[シャブリ 2023]
早飲みタイプの白ワインというイメージのシャブリですが、実はムルソーやピュリニー・モンラッシェ以上に熟成可能なものが存在します。それがドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサとドメーヌ・フランソワ・ラヴノーの造るシャブリで、伝統的な樽醸造を守り続ける長熟シャブリの最高峰生産者です。両者の造りやワインのスタイルはよく似ていますが、それは両ドメーヌ現当主の父が義理の兄弟ということも関係しているかもしれません。
1970年代以降、シャブリではニュートラルで生産性のよいステンレスタンクを使った醸造が一般的になりましたが、現当主ヴァンサンの父、ルネは伝統的な小樽の使用を頑なに守り続けました。
樽のほとんどが何年も使用した古樽で、通常のピエス(228リットル)だけでなく、シャブリで昔から使われていたフイエット(132リットル)も見られ、その古典ぶりがうかがえます。ただし、当主のヴァンサンは、樽醸造はとりたててワインの品質を決める決定的要因ではなく、大切なのは畑だと主張しています。
現当主のヴァンサン・ドーヴィサは1957年生まれで、ディジョンの大学で醸造学を修了後父ルネと共にドメーヌに参画し、1998年に3haの区画で実験的にビディナミ農法を始め、その結果が良好なことから2002年にはすべての畑をビオディナミに転換した結果目に見えて土壌のバランスが改善され、病気が減り、腐敗果も少なくなったということです。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2023年のドメーヌ蔵出し正規品、村名[シャブリ 2023]です。
1級ラ・フォレに隣接する面積1.80haの区画の葡萄から造られるシャブリは、ワインの密度では1級、特級にかなわないとはいえ、人々が最高のシャブリに求める研ぎ澄まされたシャープネスとミネラル感はしっかり備えており、キンメリジャン土壌ゆえのヨード香も強く、生ガキと合わせるなら最上の1本です。
”生牡蠣にシャブリ”は、昔からワインと料理のマリアージュの定番として人口に膾炙していますが、実際には樽香で味わいや香りに厚みをだした特級・一級シャブリよりも酸味の強い村名シャブリの方が牡蠣にはお薦めです。このあたりの事情は人気漫画「神の雫」第3巻に掲載されていますので、ご存じの方も多いと思います。
しかし、ブルゴーニュのコート・ドール地区より更に緯度が高く、フランスの冷涼産地の象徴的存在であるシャブリ地区は、近年の気候変動による影響を強く受け、生産量が少なくなっており、特に人気最高峰生産者ヴァンサン・ドーヴィサの造る特級・一級のシャブリは入手困難で、こちらの畑名の付かないシャブリも以前よりはるかに入荷量が減少しています。
ブルゴーニュワイン・シャブリ委員会は、2024年2月1日に、2023年のシャブリ地区は、シーズンを通して、変わりやすく、ストレスの多い天候に見舞われたにもか かわらず、品質・数量ともに良好な状態を示している『思いがけないヴィンテージ 』と発表しています。
と言いますのは、シャブリ地区の春の水不足がシーズンを通して補完されることはなく、7月にな るとスラン川流域に乾燥特別警報が発せられ、9 月には乾燥問題はさらに深刻化し、スラン川の水位は 魚がやっと呼吸できるほどのレベルだったそうです。
このような乾ばつにもかかわらず、収穫量がそこそこあり、収穫期にまで暑さが続いたことにより、果房は最適な熟度に達し、素晴らしいシャルドネが運び込まれ、出来上がったワインは表情豊かで、今日、きれいな果実味の ニュアンスを見せており、『2023ヴィンテージが愛好家の心と舌を満たす日はそう遠 くないだろう。』とのことで大変期待できます。
特に次の2024年ヴィンテージのシャブリが川の氾濫、過剰な降雨、多湿による病害、霜、雹などの自然の猛威が葡萄に深刻な影響を与え、収量が激減しているだけに、2023年のシャブリは貴重で、お薦めです。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:シャブリ 2023
仏語名:2023 Chablis
生産者:ドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ
(Domaine Vincent Dauvissat)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン