マコン・ヴェルゼ2023 [ドメーヌ・ルフレ−ヴ]

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販売価格 6,820円(税込)
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”ピュリニーの至宝”ルフレーヴが2004年からマコネの地でビオディナミで造るAOCマコネのレジオナル白ワイン
[マコン・ヴェルゼ]


2年連続で質・量共に豊作の優良年、最新ヴィンテージ2023年のコスパ抜群のドメーヌ蔵出し正規品のお買い得人気白ワイン
[マコン・ヴェルゼ2023]


  ドメーヌ・ルフレーヴといえば、透明感とミネラル感あふれるワイン造りで、ブルゴーニュの白ワインの最高峰と言える存在です。
 ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haもの葡萄畑を所有し、しかも、その大部分を特級畑と一級畑が占めている大ドメーヌで、”ピュリニーの至宝”とも称えられる珠玉のドメーヌです。

 ルフレーヴ家は1580年から続く名家で、1717年よりピュリニィでワイン造りを開始しました。創設者はジョセフ・ルフレーヴ氏で、その後代々ルフレーヴ一族の経営が続き、現当主のアンヌ・クロード氏が一人で運営をするようになったのは1994年のことです。

 アンヌ・クロード氏が加わり、1997年のビオディナミ農法への移行等種々の改革を次々に実施し、ドメーヌは一気にトップの座へ浮上します。
 2006年に英デカンタ誌で専門家により世界で最も優秀な白ワイン生産者に選ばれ、2014年にはマスター・オブ・ワイン協会の「ワインメーカーズ・ワインメーカー」に選ばれました。
 
 しかしながら、ルフレーヴのワインは村名クラスであっても価格的になかなか手が出ないのが現実です。当主アンヌ・クロード氏もこの点を気にしており、そこで目を付けたのが、マコンの地で、このテロワールなら、「自分たちのスタイルを貫きつつ、気軽にルフレーヴのスタイルのワインを沢山の人に楽しんでもらえる」と2004年マコン地区ヴェルゼ村に9.33haの畑を取得し、2004年ヴィンテージからマコン・ヴェルゼとして醸造を始めました。ピュリニー物と同様にヴィオディナミ農法で育てられた葡萄で造るマコン・ヴェルゼは、入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的 生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっています。

 こちらの商品は、最新ヴィンテージ2023年のドメーヌ蔵出し正規品[マコン・ヴェルゼ2023]です。

 ルフレーヴのマコン・ヴェルゼは、マコン地区ヴェルゼ村の5区画(Les Chenes,Le Monte,En Perret,Escolles,Les Muses)合計9.33haのビオディナミ農法で育てられた葡萄をアッサンブラージュして造られます。

 AOCマコネの格付けにおいて、一番下位にあるのがマコンとマコン・ヴィラージュで、これがマコネの地域名(レジオナル)ワインとなり、20の特定生産区域は、マコンの後にコミューン名を付けることができます。こちらのマコン・ヴェルゼやマコン・イジェ、マコン・ヴェルジッソン等がそれにあたります。ルフレーヴは、このマコン・ヴェルゼに加え、2017年からマコン・ヴェルゼの単一区画名付きのキュヴェ[マコン・ヴェルゼ レ・シェーヌ]と[マコン・ヴェルゼ ル・モンテ]をリリースしています。

 ご参考までに、その上のクラスがマコネの村名(ヴィラージュ)ワインで、プイィ・フュイッセ、プイイ・ロシェ、プイィ・ヴァンゼル、サン・ヴェラン、ヴィレ・クレッセの5つがあり、その中の筆頭にあげられるのがプイィ・フュイッセです。次いで、サン・ヴェランでしょうか。

 ドメーヌ・ルフレーヴは、このAOCプイィ・フュイッセでも2017年からヴィラージュのプイィ・フュイッセに加え、単一区画キュヴェ[アン・ヴィニュレ(2020年からは一級に昇格)]と[ラ・シャノー]をリリースする等、マコネでのワイン造りに力を注いでおり、特に[プイィ・フュイッセ一級アン・ヴィニュレ]を始めとするプイィ・フュイッセの銘柄は、ピュリニー物に引けをとらない秀逸な白ワインとして高い人気を誇ります。

 ルフレーヴの素晴らしさは、本来熟成によって初めて発揮されますが、マコンは柔らかい果実味があり、比較的若いうちから楽しめます。クリーンで上品な果実味と、それを締める酸味が絶妙なバランスで、マコンならではの華やかさがあります。

 2025年1月下旬に、輸入元主催のルフレーヴ・ワインセミナーが開催され、来日された当主ブリス・ド・ラ・モランディエール氏から[マコン・ヴェルゼ2022]のティスティングと共にお話をうかがう機会がありました。


 マコン地区は地質学的にピュリニー・モンラッシェに近く、その味わいもルフレーヴお得意のキリっとしたミネラルが感じられ、高貴な白い花やかすかな蜜の香り、グレープフルーツのような清々しさを持つ、清らかな味わいでお買得としか言いようがありません。ご家庭での普段飲み用やワイン会・食事会用に常に常備しておきたい、お薦めの一本です。 

 ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は2023年12月19日、2023年ヴィンテージについて、『平年より穏やかな冬から始まり、ジェットコースター のような春を迎えて、芽吹きは平年より遅くなり、ほとんどの葡萄の樹は春の霜を免れた。生育は2022年の大豊作の後の再成長もあり、ややバラバラに進んだが、5月は生育に好条件となり、月末から気温が上昇し開花に向けた急速な進展を促した。6月と7月は不安定で、7月は交互に雷雨があり、最高気温は35-36度、湿度は高かった。7月11日と15日に雹が降り、マコネ南部、コート・シャロネーズ北部、ムルソー、ディジョン周辺に局地的な被害をもたらしたが、全体的には無傷だった。8月は雨が降ることもあったが、その後は季節外れの高温と日照が続き、多くのワイン生産者は葡萄の鮮度を保つために夜間や早朝に収穫を行った。その結果、近年、ブルゴーニュでは豊作の年が連続することはなかったが、優れたヴィンテージだった2022年に続き、2023年も品質の高い葡萄が収穫できた。』というレポートを発表しています。

 また、ドメーヌ・ルフレーヴも『2023年ヴィンテージは、量的にも質的にも優れた2022年に続く、恵まれた年』と発表しており、優良年として期待できます。その一方で、ルフレーヴでは2023年の収穫は8月29日に開始しましたが、収穫期に熱波に襲われ、初めて午後2時に収穫作業を終えることになったようで、このまま地球温暖化が進めば収穫遅れのリスクや人手不足等の影響が出てくるのではとの懸念もあります。

 特に次の2024年ヴィンテージは、天候不順による収量不足(ルフレーヴの発表では対2023年比で収量50%減)が懸念されているだけに、質・量共に豊作な優良年2023年ヴィンテージはお薦めです。


 ご参考までに(雑学豆知識):登記の関係から、こちらのマコン・ヴェルゼ等マコネ地区で造られるドメーヌ・ルフレーヴの仏語表記はピュリニーの銘柄と異なり、「Domaines Leflaive」(ドメーヌにSが付いています)となっています。マコンの葡萄も搾汁の後、マストはピュリニーに運ばれ、そこで醸造、熟成、瓶詰されますが、ピュリニー物と区別するためにそのように登記をしたようです。

 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
  

【商品内容】
商品名:マコン・ヴェルゼ2023
    
仏語名:2023 Macon-Verze
    
生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
    (Domaines Leflaive)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン
 

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