ムルソー一級シャルム キュヴェ・アルベール・グリヴォ オスピス・ド・ボーヌ2016 [モレ・ブラン]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 28,820円(税込)
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1904年にアルベール・グリヴォがオスピス・ド・ボーヌに寄進したムルソー一級シャルムの上部区画シャルム・ドゥスュの0.54haの区画から造られる稀少キュヴェ
[ムルソー一級シャルム キュヴェ・アルベール・グリヴォ オスピス・ド・ボーヌ2016]


白の名手ピエール・モレがオスピス・ド・ボーヌのチャリティー・オークションで樽買い後、熟成・瓶詰めし、モレ・ブラン名で初めてリリースした飲み頃も近い蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ

*売切れ中でしたが、2025年4月再入荷。なお、こちらの商品は、「ピエール・モレ&モレ・ブラン」のカテゴリーにも重複掲載をしており、在庫本数は1本のみです。

  オスピス・ド・ボーヌ(L'Hotel -Dieu=神の家)は、中世の病人や貧しい人々のための慈善施療院で、時の財務長官ニコラ・ロランによって1443年に創設され、その運営費は寄進された葡萄畑から造られるワインの販売によって賄われていました。言わば「ワインを造る病院」です。

 1457年にギユメット・ルヴェルニエが最初に葡萄畑の寄進をして以来、5世紀にわたってこの伝統は続き、現在、ピノ・ノワール50ha、シャルドネ10haの合計60haの葡萄畑を所有し、支配人が選考した22人の生産者に栽培を委託しています。

 特筆されることは、所有畑のうち、85%がプルミエクリュとグランクリュで、立地条件が良く、醸造設備も最新なものが導入されて、オスピス・ド・ボーヌの名に恥じない高品質のワインが造られるということでしょう。



 病院としての機能は1971年に終え、現在その建物は博物館となっていますが、ゴシック・フラボワイヨン様式の建築と鮮やかな幾何学模様の瓦屋根はフランスで最も権威ある歴史的建築物の一つで、ブルゴーニュ観光のハイライトとなっています。

 同時に、ワイン競売会が開催される場所としても有名で、ワインの収益は福祉に利用され、創設当時の精神は引き継がれています。1859年からはワインの販売は今日のオークション形式に代わり、自ら醸造したワインは毎年11月第3日曜日に競売会にかけられます。

 この競売会を含む11月第3土曜日からの3日間は、「栄光の3日間(Les Trois Glorieuses)」と呼ばれるブルゴーニュ最大のワインの祭典で、1日目のクロ・ド・ヴージョで行われるワイン騎士団の入団式と晩餐会で開幕し、2日目がオスピス・ド・ボーヌでのワイン・オークションとなり、これを目当てに世界各地からワイン関係者が集まります。

 このワイン・オークションの仕切りは2005年以降クリスティーズに委託され、世界で最も有名なワインのオークションになり、1樽単位でも購入できると共に個人にもオークションの門戸を開くこととなりました。(2021年からは、サザビーが主催しています)

 これにより、今日のオスピス・ド・ボーヌは、慈善事業だけでなく、ブルゴーニュのその年の品質を見極め、新ヴィンテージの動向を占う非常に重要な役目も担っています。

 更に、オークションでの落札価格はその年のブルゴーニュワイン全体の取引価格に大きな影響を与えるといわれています。また、通常のボトル売買とは異なり、樽単位でワインが売買されるのが特長のひとつで、落札された樽は、落札者や委託を受けたネゴシアンによって樽熟成から瓶詰めまで管理されます。

 オスピス・ド・ボーヌのワインの畑名の後にはキュヴェ名として、葡萄畑の寄進者や500年以上の歴史があるオスピスの有名人の名前が付けられるのが常ですが、こちらのムルソー一級シャルムに付けられたキュヴェ名の「アルベール・グリヴォ」は、ムルソー最良の一級畑レ・ペリエールの最大の地主で、石垣に囲まれたクロ・デ・ペリエールを単独所有することで知られる「アルベール・グリヴォ」の名を冠したもので、1904年にドメーヌ初代のアルベール・グリヴォ夫妻がオスピス・ド・ボーヌに寄進しました。
 
 この[ムルソー一級シャルム キュヴェ・アルベール・グリヴォ オスピス・ド・ボーヌ]は、ドメーヌ・アルベール・グリヴォが単独所有するクロ・デ・ペリエールの下に広がるムルソー一級シャルムの上部区画シャルム・ドゥスュの0.54haの区画から造られます。この区画の葡萄樹の38%が1958年、30%が1985年、32%が1997年それぞれ植樹のもので、手摘みで収穫、醸造後11月第三日曜日のチャリティー・オークションで樽単位で落札されます。落札者は自社のセラーで熟成後、瓶詰めし、下の写真の通り、オスピス・ド・ボーヌと落札者の名前が記載されたラベルを貼ってリリースされます。


 ムルソー一級シャルムは、特級畑のないムルソーにおいて、ペリエール、ジュヌヴリエールと共にムルソー三大一級畑と呼ばれる秀逸な畑ですが、面積は31.1haもある大きな畑で、上部のシャルム・ドゥスュ(Charmes -Dessus)と下部のシャルム・ドゥスー(Charmes-Dessous)の二つに分かれ、上部区画の方がより優れているとされ、上部区画に畑を持つ生産者はラベルにその名を記載する人が多いようです。下にムルソー一級畑群の地図を掲載しておりますので、その位置をご確認下さい。ドメーヌ・アルベール・グリヴォは、ペリエール最大の地主であることから、ペリエール下に地続きで広がるシャルムの上部区画を所有しており、これを寄進したものです。(従って、現在ドメーヌ・アルベール・グリヴォはシャルムには自社の畑を所有しておりません)


 ご参考までに、オスピス・ド・ボーヌのシャルムには、もう一つの銘柄、「キュヴェ・ド・バエズル・ド・ランレイ」があり、こちらは、シャルムの上部区画シャルム・ドゥスュ0.48haと下部のシャルム・ドゥスー0.41haのブレンドで造るキュヴェで、1884年にルイ・ド・バエズル・ド・ランレイ(電信回線の検査技師で、ニュイ・サン・ジョルジュにはド・ランレイ名の通りもあります)が遺贈したものです。

 こちらの商品は、白の名手ピエール・モレがオスピス・ド・ボーヌのオークションで樽で落札・購入して、熟成後、瓶詰し、ネゴシアンラベルのモレ・ブラン名でリリースした[ムルソー一級シャルム キュヴェ・アルベール・グリヴォ オスピス・ド・ボーヌ2016]で、2025年4月にラックコーポレーション様から蔵出し正規品のレイトリリースとして再入荷したものです。好環境下で9年の熟成の時を経て、飲み頃も近く、価格面でもお薦めです。

 ピエール・モレの公式HPを確認すると、モレ・ブランとして[ムルソー一級シャルム キュヴェ・アルベール・グリヴォ オスピス・ド・ボーヌ]を造ったのは、こちらの2016年の1ヴィンテージだけで、オークションのため、毎年造れるわけではなく、大変珍しいキュヴェです。

 また、こちらの商品のヴィンテージは2016年ですが、2016年は春先にブルゴーニュ全域を襲った二度の霜害により、成長の早いシャルドネは特に大きな被害を受け、収量は激減しました。しかし、その後収穫までの天候回復により、厳しい気象条件を乗り越え、逞しく育った葡萄で造られたワインは、生産量は少ないものの優良ヴィンテージと評価されています。 


 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入の蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品ですが、セラー契約上、お客様への直送はできず、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。

*エノテカ�蠅函�当店及び当ホームページとは、業務上及び営業上の関係は一切ございません。
 


【商品内容】
商品名:ムルソー一級シャルム
    キュヴェ・アルベール・グリヴォ
    オスピス・ド・ボーヌ2016
    
仏語名:2016 Muersault 1 Cru Charmes
    Cuvee Albert Grivault Hospices de Beaune
    
生産者:モレ・ブラン
    (Morey-Blanc)
容量 :750m
タイプ:白ワイン



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