チャーチル元英国首相を虜にした、ポル・ロジェの看板
シャンパーニュ ブリュット・ヴィンテージ
厳しい気候変化に耐え、逞しく育ったピノ・ノワールとシャルドネのアッサンブラージュによる2013年のヴィンテージ・シャンパーニュ
「ポル・ロジェ ブリュット・ヴィンテージ2013」
ポル・ロジェ社は、1849年に設立された家族経営のシャンパーニュ・メゾンで、「気品と優美」を哲学とし、格調高いシャンパーニュを造り続けており、2004年に英国王室御用達の栄誉も授かり、2011年のウィリアム王子と2018年のハリー王子のロイヤル・ウエディングでも採用されるなど、世界的な名声を博しています。
また、鉄の宰相と呼ばれ、政治家として大活躍しただけでなく、1953年にノーベル文学賞をも受賞した元イギリス首相チャーチル氏がポル・ロジェを愛飲していたことはとても有名で、自分の所有する競走馬に「ポル・ロジェ」の名前を付けた他、2018年公開の映画「ウィンストン・チャーチル」の中では、「ポル・ロジェ ブリュット・ヴィンテージ1928」が登場し、首相就任後、記者に「今の予定は?」と聞かれ、「予定? とりあえず、一杯のポル・ロジェだ」と答えているシーンも描かれています。
チャーチル氏が初めてポル・ロジェのシャンパーニュを味わったのは、1908年、氏が34歳の時で、この時飲んだのは「ブリュット・ヴィンテージ1895」だそうです。チャーチル氏は、黒葡萄のきいた力強いシャンパーニュが好みだったようで、これ以降ピノ・ノワールの比率が高いブリュット・ヴィンテージを愛飲しています。
ちなみに、ポル・ロジェ社が誇る最高のプレスティージュ・シャンパーニュが、「キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル」ですが、このキュベはポル・ロジェ社が、1965年に死去したチャーチル氏への哀悼と敬意を込めて1985年に初リリースしたものですから、生前のチャーチル氏が飲むことはありませんでしたが、チャーチル氏好みの芳醇で、力強いシャンパーニュとなっています。(アッサンブラージュの比率は門外不出で非公表)
こちらの商品は「ポル・ロジェ ブリュット・ヴィンテージ2013」です。シャンパーニュ地方の2013年は、雪と霜の長い冬、湿った遅い春、激しい雷雨を伴う非常に暑い夏という激しい気候変化に見舞われ、決して恵まれたヴィンテージではありませんでした。しかしながら、夏以降は幸い記録的に長い日射時 間に恵まれた上、降雨も少なく、ピノ・ノワールとシャルドネ の成熟に非常に適した気候となりました。2013年のアッサンブラージュは「ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%」で、第二次瓶内発酵はエペルネにある同社の地下33m、室温9度という冷涼なセラーで行われ、7年間の熟成後にデゴルジュマンされています。
こちらの商品のインポーターは正規代理店のジェロボームで、エノテカ那須レンタルセラー保管商品ですが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
【商品内容】
商品名:ポル・ロジェ
ブリュット・ヴィンテージ2013(Gift Box付)
仏語名:Pol Roger
2013 Brut Vintage
生産者:ポル・ロジェ
(Pol Roger)
容量 :750ml
タイプ :シャンパーニュ