ラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユ2017 [シャトー・デュクリュ・ボーカイユ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 6,930円(税込)
在庫数 1本
購入数

デュクリュのスタイルを素直に踏襲したエレガントな”ボーカイユの王冠”
[ラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユ]


2024年6月入荷のシャトー蔵出しのバック・ヴィンテージ
[ラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユ2017]


 サンジュリアン村に位置するシャトー・デュクリュ・ボーカイユは、格付け2級の中でもスーパーセカンドと高く評価されるトップクラスのシャトーで、美しいシャトーを描いた山吹色のエチケットでも有名です。

 ラ・クロワ・ド・デュクリュ・ボーカイユは、ボルドー格付け2級のシャトー・デュクリュ・ボーカイユのセカンドワインで、1995年がファースト・ヴィンテージです。またその時の名称は、ラ・クロワ・ド・ボーカイユで、意味は「ボーカイユの王冠」です。

 使われる葡萄はデュクリュ・ボーカイユと同じ畑から栽培されている10年未満の樹齢のもの、あるいはファーストの選抜から漏れたものからのアッサンブラージュですが、デュクリュ・ボーカイユ同様、念入りにセレクションされており、スタイルはデュクリュのそれを素直に踏襲したものとなっています。

 こちらの商品は、2024年6月入荷のシャトー・デュクリュ・ボーカイユのセカンドワイン[ラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユ2017]です。

 ラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユをシャトー・デュクリュ・ボーカイユのセカンドワインとご紹介しておりますが、近年このワインは名称も、エチケットも大きく変化が続いており、単なるセカンドワインから、独立したキュヴェの道を歩き始めた感があります。

 当初の名前はラ・クロワ・ボーカイユで、2010年ヴィンテージから、エチケットが変更となり、この「ボーカイユの王冠」 のラベルデザインを任されたのが、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーの娘で有名ジュエリー・デザイナーのジェイド・ジャガーであることも話題になりました。

 その後、ワインの名称が、2016年からラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユとなり、エチケットも手直しされ、2020年には更に新たなものに代わりました。また、これまで兄弟シャトーの位置づけにあったシャトー・ラランド・ボリーが新たにル・プティ・カイユと改称され、価格面からもシャトー・デュクリュ・ボーカイユのサードワインのような位置づけに見えます。

 しかし、近年ラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユは、グラン・ヴァンで使われなかった葡萄ではなく、別の単一畑の葡萄で造られてきており、従来のセカンドワインの地位をル・プティ・カイユに譲り、単独のキュヴェとして取り扱っているような感じを受けます。

 これは、シャトー・レオヴィル・ラスカーズのかつてのセカンドワインであったマルキ・ド・ラスカーズが、セカンドワインの座をル・プティ・リオン・ド・ラスカーズに譲り、単独のキュヴェとなったことに似ています。 それほどテロワールが優れており、単なるセカンドワインではないという意思表示のように思えます。

 また、ボルドーの2017年は、春先に快晴が続き、例年より10日前後成長が早かったことで、4月21日と4月27日の二度にわたる霜による被害が甚大なものとなりました。 

 ボルドー地区では地上の空気攪拌のためにヘリコプターを飛ばしたり、畑でのキャンドル点火(焚火)等、懸命な霜対策を講じました。これは1956年、あるいは1991年におきた霜害を喚起させる(あるいはそれをも上回るほどの)厳しさで、その結果、収量は前年2016年に対して約40%減少しました。

 しかし、収量と品質は別で、霜害後は、晴天に恵まれ、7月を除いては2016年を上回る日照時間が確保でき、収量こそ少ないものの、極めて高品質な葡萄が収穫された優良ヴィンテージとなっています。

 ファーストのグラン・ヴァン[シャトー・デュクリュ・ボーカイユ2017]の飲み頃は、もうしばらく先ですが、こちらの[ラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユ2017]は、蔵元及び輸入元倉庫の好環境下で7年の熟成の時を経て、そろそろ飲み頃に入っており、価格面でもお薦めです。

 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のシャトー蔵出し品で、店舗内セラー保管商品です。


【商品内容】
商品名:ラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユ2017

仏語名:2017 La Croix Ducru Beaucaille

生産者:シャトー・デクリュ・ボーカイユ
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン



Category

Recommended