”知る人ぞ知る”超優良シャトー・レグリーズ・クリネ
春先の霜害という厳しい自然条件を乗り越えた、極めて高品質で、パーカー・ポイント「98点」を獲得した2017年の稀少品
蔵元及び輸入元倉庫の好環境下での7年の熟成の時を経て、2024年10月入荷のバック・ヴィンテージ
[シャトー・レグリーズ・クリネ 2017]
生産量が1.2万〜1.5万本程度で非常に少ないため、目にする機会も少なく、日本ではあまり知られていませんが、実は「知る人ぞ知る」高品質の超優良シャトーです。
このシャトーの平均樹齢の高さと厳しい選果等、品質に対する姿勢は特筆すべきものがあります。「レグリーズ」とは“教会”という意味で、その名の通り、ポムロールの教会の北側部分に5.5haの畑を持っています。
ポムロールは生産量が少ない、小さなシャトーが多い地区ですが、シャトー・ペトリュスを始めとするワイン愛好家垂涎のシャトーがひしめく銘醸地です。その中でもシャトー・レグリーズ・クリネは典型的なポムロールのスタイルを実現する隠れた名シャトーとして知られており、著名なワイン評論家ロバート・パーカー氏はレグリーズ・クリネについて、『ワインは称賛に値する造りであり、伝統的に造られているが、生産量が非常に少ないため、滅多に味わえない。』と述べています。
シャトー・レグリーズ・クリネの品質の高さは、非常に高い樹齢と厳しい葡萄の選果にあります。シャトー・レグリーズ・クリネの平均樹齢は40年〜50年の古樹ですが、その中には樹齢100年を超える葡萄樹もあり、古樹ならではの重厚な複雑さを与えています。
こちらの商品は、蔵元及び輸入元倉庫の好環境下での7年間の熟成の時を経て、2024年6月入荷のシャトー蔵出し品のバック・ヴィンテージ[シャトー・レグリーズ・クリネ2017]です。
ボルドーの2017年は、春先に快晴が続き、例年より10日前後成長が早かったことで、4月21日と4月27日の二度にわたる霜による被害が甚大なものとなりました。これは1956年、あるいは1991年におきた霜害を喚起させる(あるいはそれをも上回るほどの)厳しさで、収量は前年2016年に対して約40%減少しました。
幸いにも高台に位置するポムロール地区は霜害の被害は他の地区ほどではなく損失は最小限にとどめられたようで、その後収穫期までの天候に恵まれ、収量は少ないながら、高品質の葡萄を収穫することができました。
[シャトー・レグリーズ・クリネ2017]のセパージュは、メルロー90%、カベルネ・フラン10%で、パーカー・ポイント「98点」の高得点。飲み頃は2024年から2054年と予想されており、そろそろ飲み頃の入り口にさしかかった頃です。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のシャトー蔵出し品で、エイジングワインセラー保管商品です。セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
商品名:シャトー・レグリーズ・クリネ 2017
(2017 Chateau l'Eglise Clinet)
AOC:ポムロール
容量750ml 赤ワイン