DRCの共同経営者ド・ヴィレーヌ氏が本当の魅力を引き出した黄金のアリゴテ
「アリゴテ・ドール(金のアリゴテ」)を唯一の使用品種として認める村名アペラシオン
最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[ブーズロン2021]
コート・シャロネーズ地区の最北端の村ブーズロンで植えられるアリゴテは、果皮が薄く小さな実をつけ、収穫期には独特の黄金色に色づくため、「Aligote d’Or(金のアリゴテ)」と呼ばれ、他の土地に植えられる「Aligote Vert(緑のアリゴテ)」とは全くの別物で、透明な果実感とリッチなミネラル、豊かなボディの白ワインとなります。
このアリゴテの魅力を世界に知らしめたのが、あのブルゴーニュきっての名門、ドメーヌ ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者であるオベール・ド・ヴィレーヌ氏がDRCの経営を継ぐ前の1971年に設立したドメーヌ・ド・ヴィレーヌです。
コート・ドールでは、シャルドネよりも格下にとらえられがちなアリゴテですが、ブーズロンは中世からアリゴテの産地として名高く、1998年にはアリゴテを唯一の品種として認める村名ブーズロンAOCが誕生しました。そして、この新アペラシオンの制定をINAOに強く働きかけたのがオベール・ド・ヴィレーヌ氏なのです。
ドメーヌ・ド・ヴィレーヌは、ブーズロン村の最北部にある日当たりの良い斜面に21haの畑を持ち、この内9haがブーズロンのアリゴテで、ドメーヌを代表するキュヴェです。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品[ブーズロン2021]です。これからの暑い季節にキリッと冷えた、すっきりとした酸味のアリゴテは、シーフード全般から和食にも相性が良く、お薦めです。
ド・ヴィレーヌでは、健全で高品質な葡萄を得るために、いち早く農薬・除草剤・化学肥料を一切使用しない有機栽培(ビオロジック)による栽培を実践。1986年には、厳格な基準を設けることで知られるオーガニック認定機関カリテ・フランスの認証を受けています。また、芽かきやグリーンハーヴェストを行うことで厳しく選定し、収量をAOCの規定より20%も低く抑えることにより、凝縮感と厚みを持つワインが生み出しています。
ドメーヌ・ド・ヴィレーヌは、DRCの経営者として、ロマネ・コンティの畑で行っていることを、ここブーズロンにおいてアリゴテを用いて行っており、両者のワインの価格差は数百倍ありますが、どちらもテロワールを尊重した丁寧な造りのワインなのです。
現在、ド・ヴィレーヌ氏はドメーヌのオーナーで、実際に切り盛りしているのは、甥のピエール・ド・ブノワ氏で、ドメーヌの後継者として活躍しています。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ブーズロン 2021
仏語名:2021 Bouzeron
生産者:ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ
(Domaine de Villane)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン