マコン・ヴェルゼ レ・シェーヌ2023[ドメーヌ・ルフレ−ヴ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 8,690円(税込)
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”ピュリニーの至宝”ルフレーヴがマコネの地で造る区画名付の白ワイン[マコン・ヴェルゼ レ・シェーヌ]

2017年初ヴィンテージのコスパ抜群のお買い得白ワイン
最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品
[マコン・ヴェルゼ レ・シェーヌ 2022]


  ドメーヌ・ルフレーヴといえば、透明感とミネラル感あふれるワイン造りで、ブルゴーニュの白ワインの最高峰と言える存在です。
 ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haもの葡萄畑を所有し、しかも、その大部分を特級畑と一級畑が占めている大ドメーヌで、”ピュリニーの至宝”とも称えられる珠玉のドメーヌです。

 ルフレーヴ家は1580年から続く名家で、1717年よりピュリニィでワイン造りを開始しました。創設者はジョセフ・ルフレーヴ氏で、その後代々ルフレーヴ一族の経営が続き、現当主のアンヌ・クロード氏が一人で運営をするようになったのは1994年のことです。

 アンヌ・クロード氏が加わり、1997年のビオディナミ農法への移行等種々の改革を次々に実施し、ドメーヌは一気にトップの座へ浮上します。
 2006年に英デカンタ誌で専門家により世界で最も優秀な白ワイン生産者に選ばれ、2014年にはマスター・オブ・ワイン協会の「ワインメーカーズ・ワインメーカー」に選ばれました。
 
 しかしながら、ルフレーヴのワインは村名クラスであっても価格的になかなか手が出ないのが現実です。当主アンヌ・クロード氏もこの点を気にしており、そこで目を付けたのが、マコンの地で、このテロワールなら、「自分たちのスタイルを貫きつつ、気軽にルフレーヴのスタイルのワインを沢山の人に楽しんでもらえる」と2004年マコン地区ヴェルゼ村に9.33haの畑を取得し、2004年ヴィンテージからマコン・ヴェルゼ、更に2013年からはマコネの最良アペラシオンであるプイィ・フイッセの醸造を始めました。これらマコネ地区で造るワインは入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的 生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっています。

 そして2017年ヴィンテージからは、これまでのプイィ・フイッセとマコン・ヴェルゼに各二つずつ、合わせて4つの区画名付きの銘柄を加えるなど更に力を注いでいます。

 具体的にはプィイ・フュイッセには新たに「プイィ・フュッセ ラ・シェノー」と「プイィ・フュイッセ アン・ヴィニュレ」が、またマコン・ヴェルゼには、「マコン・ヴェルゼ ル・モンテ」と「マコン・ヴェルゼ レ・シェーヌ」がラインナップに新たに加わりました。これらのワインはピュリニーの銘柄と同じくビオディナミ農法により育てられ、手摘みで収穫された葡萄で丁寧に造られており、コストパフォーマンスに優れた注目の銘柄です。

  こちらの商品は、最新ヴィンテージ2023年のドメーヌ蔵出し正規品[マコン・ヴェルゼ レ・シェーヌ2023]です。

 マコン・ヴェルゼ レ・シェーヌの初ヴィンテージは2017年で、区画名のレ・シェーヌ[les Chenes(オーク樫に由来)]は、ヴェルゼの谷間の中間に位置する南西向きの二つの区画の約3.43haの畑の葡萄をアッサンブラージュして造ったものです。


 レ・シェーヌの区画の最下部は標高285mで、頂上の321m地点まで急斜面が続いており、農作業には困難が伴いますが、傾斜地は日当たりも良く、冬でも水捌けが良く、夏には葡萄樹が水分を求めて地下深くまで根を伸ばさざるを得ない状況を造ることから葡萄栽培には適しているそうです。

 また、手摘みで収穫された葡萄はすぐにエスコール集落にある小さなセラーで圧縮され、そのマスト(果汁)は、翌日ピュリニー・モンラッシェに運ばれ、専用のセラーでドメーヌ・ルフレーヴのチームによって醸造されます。

 2025年1月下旬に、輸入元主催のルフレーヴ・ワインセミナーが開催された折、来日された当主ブリス・ド・ラ・モランディエール氏からご提供いただいたマコネ地区のルフレーヴの所有畑を示した地図を下に掲載しておりますので、マコン・ヴェルゼ レ・シェーヌ等の位置をご確認下さい。



 ルフレーヴの素晴らしさは、本来熟成によって初めて発揮されますが、マコンは柔らかい果実味があり、比較的若いうちから楽しめます。クリーンで上品な果実味と、それを締める酸味が絶妙なバランスで、マコンならではの華やかさがあります。

 勿論その味わいもルフレーヴお得意のキリっとしたミネラルが感じられ、高貴な白い花やかすかな蜜の香り、グレープフルーツのような清々しさを持つ、清らかな味わいでお買得としか言いようがありません。

 ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は2023年12月19日、2023年ヴィンテージについて、『平年より穏やかな冬から始まり、ジェットコースター のような春を迎えて、芽吹きは平年より遅くなり、ほとんどの葡萄の樹は春の霜を免れた。生育は2022年の大豊作の後の再成長もあり、ややバラバラに進んだが、5月は生育に好条件となり、月末から気温が上昇し開花に向けた急速な進展を促した。6月と7月は不安定で、7月は交互に雷雨があり、最高気温は35-36度、湿度は高かった。7月11日と15日に雹が降り、マコネ南部、コート・シャロネーズ北部、ムルソー、ディジョン周辺に局地的な被害をもたらしたが、全体的には無傷だった。8月は雨が降ることもあったが、その後は季節外れの高温と日照が続き、多くのワイン生産者は葡萄の鮮度を保つために夜間や早朝に収穫を行った。その結果、近年、ブルゴーニュでは豊作の年が連続することはなかったが、優れたヴィンテージだった2022年に続き、2023年も品質の高い葡萄が収穫できた。』というレポートを発表しています。

 また、ドメーヌ・ルフレーヴも『2023年ヴィンテージは、量的にも質的にも優れた2022年に続く、恵まれた年』と発表しており、優良年として期待できます。その一方で、ルフレーヴでは2023年の収穫は8月29日に開始しましたが、収穫期に熱波に襲われ、初めて午後2時に収穫作業を終えることになったようで、このまま地球温暖化が進めば収穫遅れのリスクや人手不足等の影響が出てくるのではとの懸念もあります。

 特に次の2024年ヴィンテージは、天候不順による収量不足(ルフレーヴの発表では対2023年比で収量50%減)が懸念されているだけに、質・量共に豊作な優良年2023年ヴィンテージはお薦めです。


 ご参考までに(雑学豆知識):登記の関係から、こちらのマコン・ヴェルゼ等マコネ地区で造られるドメーヌ・ルフレーヴの仏語表記はピュリニーの銘柄と異なり、「Domaines Leflaive」(ドメーヌにSが付いています)となっています。マコンの葡萄も搾汁の後、マストはピュリニーに運ばれ、そこで醸造、熟成、瓶詰されますが、ピュリニー物と区別するためにそのように登記をしたようです。

 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
  

【商品内容】
商品名:マコン・ヴェルゼ レ・シェーヌ2023
    
仏語名:2023 Macon-Verze
    les Chenes
    
生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
    (Domaines Leflaive)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン

 

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