地勢的には偉大なル・モンラッシェと連続し万人が認めるサン・トーバン最高の一級畑アン・レミリー
実家マルク・コランから分割相続した中核をなす一本
最新ヴィンテー2021年のドメーヌ蔵出し正規品
「サン・トーバン一級アン・レミリー2021」
ドメーヌ・ジョゼフ・コランは、サン・トーバンで最も偉大なドメーヌのひとつであるマルク・コランの次男、ジョゼフが2017年に独立し、同じくサン・トーバンでスタートさせたドメーヌです。
2000年代前半の父マルク・コランの引退後、ドメーヌ・マルク・コランでは、長男、三男、長女と、兄妹揃ってワイン造りに従事してきましたが、長男ピエール・イヴ・コランは2005年に独立し、シャサーニュ・モンラッシェでピエール・イヴ・コラン・モレを立ち上げ、今やブルゴーニュで最も高い人気を誇るドメーヌの一つとなっていることは皆様ご承知の通りです。
そして、次男ジョゼフ・コランも2017年にドメーヌ・マルク・コランから独立し、ドメーヌ・ジョゼフ・コランを起ち上げました。この結果、実家のドメーヌ・マルク・コランは、三男のダミアンと長女カロリーヌが運営することとなり、マルク・コラン家は三つのドメーヌに分かれ、所有する畑もそれぞれのドメーヌに分割相続されることとなりました。
ジョゼフ・コランでは主に実家から受け継いだ6.5ヘクタールの畑で仕事をし、サン・トーバン、シャサーニュ、ピュリニーのヴィラージュ、1級、特級を合わせた19のアペラシオンのワインを造っていますが、畑には除草剤や化学肥料は使用しておりません。
ジョゼフのワインは、はっきりとした果実味の中に酸とミネラルのコントラストが感じられるのが特徴で、そこにはドメーヌ・マルク・コランでの25年以上にも渡る経験と知識が反映されています。
ドメーヌでは赤も造りますが、やはり「シャルドネの聖地サン・トーバン」に本拠を置くドメーヌだけに白が特に秀逸です。また、実家マルク・コランから畑を相続しているため、ジョゼフ・コランのワインのラインナップは、三男と長女の運営するドメーヌ・マルク・コラン、そして長兄の運営するドメーヌ・ピエール・イヴ・コラン・モレとも似通っており、同じ畑で兄弟の造るワインの飲み比べも楽しみです。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品[サン・トーバン一級アン・レミリー2021]です。
モンラッシェの山とシャサーニュの背後に控える「シャルドネの聖地サン・トーバン」の一級畑群は三つの区域に分かれており、最良の区域はシャサーニュ・モンラッシェ村から国道6号線を北上した右にある南向き、または南西向き斜面で、ここにアン・レミリー、ダン・ド・シャン、ラ・シャトニエール、レ・シャンプロ等が並んでおり、国道左にあるレ・コンブと共に、これらの畑が産み出すサン・トーバンの上質の白ワインはピュリニー風の鋼鉄の強さを備え、熟成で真価を発揮します。下にブルゴーニュワイン委員会作成のサン・トーバンのAOC地図を掲載していますので、各畑の位置をご確認ください。

面積29.72haのサン・トーバン一級アン・レミリーは、シャサーニュ・モンラッシェの同名畑アン・レミリーと接しており、地勢的には偉大な特級ル・モンラッシェと連続している立地であることからミネラル豊かな白ワインが産まれ、万人が認めるサン・トーバン最高の一級畑です。ジョゼフ・コランの畑は、マルク・コランが所有する面積1.90haのアン・レミリーから分割相続されたもので、ドメーヌのラインナップの中核をなすワインです。
また、最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。
この影響で、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、著名生産者のワインはお早目の購入をお薦めいたします。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:サン・トーバン一級アン・レミリー2021
仏語名:2021 St-Aubin En Remilly 1er Cru
生産者:ドメーヌ・ジョゼフ・コラン
(Domaine Joseph Colin)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン