1985年に枯れ死したピノ・ノワールをシャルドネに植え替えたことで誕生したデュジャック初の村名白ワイン
0.65haの畑で造る「モレ・サン・ドニ ブラン2020」
モレ・サン・ドニ村は赤ワイン中心のアペラシオンで、ドメーヌ・デュジャックも二枚看板ワインのクロ・ド・ラ・ロッシュとクロ・サン・ドニなどの秀逸な赤ワインを造る最高峰生産者ですが、デュジャックはコート・ド・ニュイには珍しい白ワインの造り手でもあります。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2020年のドメーヌ蔵出し正規品[モレ・サン・ドニ ブラン2020]です。
現在ドメーヌ・デュジャックがリリースしている白ワインは、「モレ・サン・ドニ ブラン」以外に、「モレ・サン・ドニ一級モンリュィザン・ブラン」と「ピュリニー・モンラッシェ一級レ・フォラティエール」がありますが、ドメーヌが造った最初の白ワインが、こちらの「モレ・サン・ドニ ブラン」です。
デュジャックが白ワインを造り始めたのは、1985年の霜害で村名モレ・サン・ドニの畑の一部が枯れ死したことがきっかけで、試みにシャルドネに植え替えたところ大成功し、モレ・サン・ドニ ブランとしてリリースしたことに始まります。
1985年に村名格畑レ・ポロー(Les Pourroux)の0.65haの面積に植えられた葡萄畑ではビオロジック農法が採用されており、手摘みで収穫された葡萄は除梗なしで醸造され、酸が生き生きとして力強く、口の中で広がるリッチなスタイルに特長があります。
最新ヴィンテージ2020年について、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。
しかしながら、次の2021年ヴィンテージは、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。
この影響もあり、2020年ヴィンテージは大幅な価格高騰かつ日本への輸入量も減少し、入手困難となっていますが、来年リリースの2021年ヴィンテージのワインは、更なる価格高騰と品薄が必至ですので、2020年ヴィンテージを是非ご検討下さいませ。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:モレ・サン・ドニ ブラン2020
仏語名:2020 Morey-Saint-Denis Blanc
生産者:ドメーヌ・デュジャック
(Domaine Dujac)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン