ヴォーヌ・ロマネの村名格畑オー・ラヴィオルで造るヴォーヌ・ロマネのヴィラージュ・ワイン
[ヴォーヌ・ロマネ]
最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[ヴォーヌ・ロマネ2021]
フィリップとヴァンサンのレシュノー兄弟が運営する1986年創業のドメーヌ・レシュノーは、瞬く間に高評価を得て成長し、現在では父フェルナンが二人に残した僅か3ha弱の葡萄畑を、コート・ドールの18アペラシオン、約10haの規模にまで拡大させています。
レシュノーが一躍その名を世界に高めたのは、著名なワイン評論家ロバート・パーカー氏が、DRCやルロワ等の圧倒的な知名度と実力を誇る数少ない造り手のみに与える最高評価5ツ星を与え、2002年ヴィンテージの[特級クロ・ ド・ ラ・ ロッシュ]にパーカーポイント100点を付け、レシュノーを高く評価したことがきっかけでしょう。
レシュノーは、ニュイ・サン・ジョルジュを拠点とするドメーヌですが、その所有畑は、マルサネ、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネ、ショレ・レ・ボーヌ、そしてオート・コートと、18アペラシオンに及んでおり、同じ造り手により、ブルゴーニュの異なるテロワールを楽しめることが魅力です。また、レシュノーのワインは果実味豊かで丸いタンニンで、若いうちから楽しめる心地よさが人気の秘訣です。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品のヴィラージュ・ワイン「ヴォーヌ・ロマネ2021」です。
レシュノーのヴォーヌ・ロマネは、ヴォーヌ・ロマネ南端でニュイ・サン・ジョルジュとの村境にある[オー・ラヴィオル(Aux Ravioles)]という泥岩質と粘土質が混じる白亜土壌の区画の葡萄から造られます。
オー・ラヴィオルはニュイ・サン・ジョルジュの村名格畑オー・ラヴィエールと地続きのため、ヴォーヌ・ロマネ村の中では豊かな果実味としっかりとした骨格をもったスタイルのワインを生むことが特徴です。ドメーヌ・ジャック・カシューが単独でオー・ラヴィオルを造っている他、ジャン・グリヴォのACヴォーヌ・ロマネの一部にもなっています。
また、最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの霜害はないものの、天候不順により、やはり収量は減少しています。
ドメーヌ・トロ・ボーのナタリー・トロ女史が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は、『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。
この収量減の影響で、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、著名生産者のワインはお早目の購入をお薦めいたします。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ヴォーヌ・ロマネ2021
仏語名:2021 Vosne-Romanee
生産者:ドメーヌ・レシュノー
(Domaine Lecheneaut)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン