シャブリ一級ヴァイヨン2020(ドメーヌ・ビョー・シモン)

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販売価格 5,940円(税込)
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創業1815年のシャブリ有数の歴史を誇る名家
ドメーヌ・ビョー・シモンが2.95haの区画で造る
「シャブリ一級ヴァイヨン2020」


スラン川左岸に位置するトップ・グループの一級畑群の一つで柔らかく女性的とされるクリマ「ヴァイヨン」

 ドメーヌ・ビョー・シモンは、1815年にシャルル・ルイ・ノエル・ビョーによって創設されたドメーヌで、それ以降今日まで200年以上続くシャブリ有数の長い歴史を誇るドメーヌです。創業者の曽孫にあたるジャン・ビョーがルネ・シモンとの婚姻に伴い、両家の名前をとり、ビョー・シモンという現在のドメーヌ名となり、この時に母方のシモン家から多くの畑がもたらされ、レ・クロ等4つの特級畑、モン・テ・ド・トネル等4つの一級畑を含む20haもの葡萄畑を所有する大ドメーヌとなりました。

 現在の当主は創業者の玄孫(ジャン氏の子息)にあたる1945年生まれのベルナール・ビョー氏で、パリの企業で働いていましたが、1991年に父の後を継ぎ、旧態依然のままであったドメーヌの体制を刷新。最新の醸造設備や温度調節機能の付いたステンレスタンク、空気式圧搾機を導入。各畑には、地下と地表にセンサーを備えて温度と湿度を計り、病害に備えるなど、品質向上に努め、緻密な研究家としても知られています。また、このドメーヌをシャブリ最高の品質にまで押し上げたのは、コンサルタントのジャン・ピエール・レデ氏の知識とワイン造りを任されていた彼の甥サミュエル氏の技もありました。

 ドメーヌ・ビョー・シモンの造りの特徴は、平均樹齢50年の古木の収穫をできる限り遅め、時間をかけてゆっくりと葡萄を成熟させることにあり、丁寧な畑仕事からテロワールの魅力を最大限に引き出すワイン造りを行っており、エレガントでミネラルの凝縮感のあるピュアな味わいは、シャブリのお手本としてフランス内外から高い評価を受けています。

 こちらの商品は、最新ヴィンテージ2020年のドメーヌ蔵出し正規品「シャブリ一級ヴァイヨン2020」です。

 シャブリ地区には40もの一級畑(リューディー数は71)があり、スラン川の右岸と左岸、あるいは日照と畑の傾斜度によって評価が異なってきますが、歴史的には、スラン川右岸の特級畑群と同じ斜面の延長線上にあるモンテ・ド・トネル、モン・ド・ミリュー、フルショームが最上位グループの一級畑と評価されていますが、こちらのヴァイヨンは、左岸の一級畑が持つ魅力が十分に発揮されており、トップ・グループの一級畑とされています。クリマ名は[小さな谷=petite vallee]が変形したもので、『谷間のような二つの高い所の間に横に広がる一帯』という意味が語源です。

 
 下に、シャブリ中心部の葡萄畑地図を掲載していますので、その位置をご確認下さい。


 また、ヴァイヨンは、単独では15haながら下位区画としてブニョン、エピノット、セシェ、レ・リス等8つのサブ・クリマを擁し、それらを含めると総面積は120ha近くになるシャブリ最大の一級畑で、ビョー・シモンは、このヴァイヨンに2.95haのまとまった畑を所有しています。

 輸入元資料では、『並外れて芳香なリッチさ。口に含むと魅惑的な広がりと生き生きとしたアタックを感じる。洗練されたアロマティックな余韻が秀逸で、後には果実味とかすかに酸が残る』とコメントされています。

 また、最新ヴィンテージ2020年のシャブリについて、ブルゴーニュワイン委員会(VIVB)[シャブリ委員会]は、次のように公式発表(要約)していますので、参考になさって下さい。
『ヴィンテージ2020は、その早熟さが特徴で、収穫は8月に始まった。乾燥した夏で、水不足や果房の焼けや葉焼けが起こり、収量は抑えられたものの葡萄畑の衛生状態は素晴らしかった。オーソドックスであることでも際立ち、とてもバランスが良く、シャブリのワインに特徴的な爽やかさを持っている。果汁の糖度は例年並みで過度ではなく、リンゴ酸は少ないが、バランスと爽やかさを保つための十分な酒石酸があり、それがシャブリのワインの魅力を引き立てることが予想され、品質が約束されている。』

 こちらの商品はラックコーポレーション輸入の蔵出し正規品で店舗内セラー保管商品です。

【商品内容】
商品名:シャブリ一級ヴァイヨン2020

仏語名:2020 Chablis 1er Cru
    Vaillons

生産者:ドメーヌ・ビョー・シモン
    (Domaine Billaud-Simon)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン





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