シャブリ特級レ・プルーズ 2017 [メゾン・ド・モンティーユ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 10,450円(税込)
在庫数 1本
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ドメーヌ・ド・モンティーユのネゴシアン部門メゾン・ド・モンティーユが造るシャブリ・グラン・クリュ
「シャブリ特級レ・プルーズ2017」


他の特級畑より標高が高く、女王と称されるほどの気品のあるミネラルを持つシャブリ特級畑
2022年11月入荷の蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ



 ヴォルネイに本拠を持つドメーヌ・ド・モンティーユは、現当主エティエンヌが経営にあたるようになってからというものは、ドメーヌの所有する葡萄畑の拡大は凄まじく、次々に畑を購入して事業を拡大していきます。

 1993年にはすでに、ピュリニー・モンラッシェ1級カイユレをジャン・シャルトロンから買い取り、2004年にボーヌ1級レ・ゼグロ(白)、赤の特級コルトン・クロ・デュ・ロワ、コルトン・レ・プージョ、白のコルトン・シャルルマーニュを入手します。

 次いで、2005年にドメーヌ・デュジャックと共同でトマ・モワイヤールを買収し、コート・ド・ニュイにも進出します。この時にヴォーヌ・ロマネ一級マルコンソール、ニュイ・サン・ジョルジュ一級オー・トレイ、特級クロ・ド・ヴージョをラインナップに加えています。更に2012年、エティエンヌが経営を任されていたシャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェを金融機関から買い取り、新たにオーナーになります。

 このようにエティエンヌ氏の率いるドメーヌ・ド・モンティーユは本拠地のヴォルネイからコルトンへ、更にコート・ド・ニュイにも進出し、今やブルゴーニュきっての大ドメーヌに発展したのです。 

 その一方で、ドメーヌが所有していないアペラシオンの充実を図るため、2003年にネゴシアン部門メゾン・ド・モンティーユを設立し、シャブリからコート・シャロネーズまで幅広いラインナップを揃えています。

 こちらの商品は、メゾン・ド・モンティーユが造るシャブリのラインナップの中で唯一のグラン・クリュ「シャブリ特級レ・プルーズ2017」です。

  シャブリの7つの特級中で最大かつ最良の畑が面積26.96haのシャブリの王「レ・クロ」であることは衆目の一致するところですが、このレ・プルーズは、シャブリの女王と称されるほどの気品のあるミネラルを持つ面積11.81haの特級畑です。レ・プルーズの最大の所有者は3.30haを持つラ・シャブリジェンヌで、ウィリアム・フェヴレが2.55haでこれに次ぎ、この二生産者でほぼ半分を占めています。

 レ・プルーズは、7つの特級畑群の西から二番目の位置にあり、標高の高い比較的緩やかな斜面に位置し、他の特級畑よりも表土は厚いものの、岩が砕けてできた組成のため、大変水はけに優れています。

 下にシャブリ全景の航空写真と共に中心部の葡萄畑の概略地図を掲載しましたので併せてご覧下さい。この地図は当店店長がブルゴーニュ大全等の資料を基にエクセルで描画したものなので、縮尺(畑の広さ)は正確ではありませんが、畑の位置関係や方位等シャブリについて理解する参考になると思います。



 ご参考までに、この[プルーズ]の名称の由来は、「石ころだらけ」を意味する[ピエルーズ( Pierreuse)]が、時とともに転訛していき、[ピエルーズ (Pierreuse )]になり、そして[プルーズ ( Preuse)]になったとも言われています。

 レ・プルーズの特徴は、「重さを伴わない肉付き」と言われ、比較的ライトなボディで、極めて優れた熟成を見せます。

 なお、シャブリの2017年ヴィンテージは、3月の大雨、4月の寒波、5月の旱魃といった不安定な天候の影響、特に葡萄樹の芽吹き時の霜が10日連続続き、歴史に残るほどの霜害と言われた前年の2016年をも下回る収量となりました。幸いなことに9月の天候回復により、優れた葡萄が収穫されたものの、二年連続で生産量の大幅な減少は避けられず、特に生産量の限られるグラン・クリュの品不足と価格上昇が顕著となっています。

 こちらの商品は、2022年11月に入荷したラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
 


【商品内容】
商品名:シャブリ特級レ・プルーズ2017

仏語名:2017 Chablis Grand Cru Les Preuses

生産者:メゾン・ド・モンティーユ
    (Maison de Montille)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン



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