シャンボール・ミュジニー一級レ・ボード2019[ドメーヌ・ユベール・リニエ]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 22,660円(税込)
在庫数 1本
購入数

ユベール・リニエが僅か0.18haの所有畑に1960年に植えられた古樹から造る稀少ワイン
「シャンボール・ミュジニー一級レ・ボード2019」


ボンヌ・マール直下でモレ・サン・ドニとの村境付近に位置し、モレ・サン・ドニの性格も有する高評価の一級畑
「シャンボール・ミュジニー一級レ・ボード2019」


 2003年、若くして天才醸造家との名声を得ていたロマン・リニエ氏の死後、ドメーヌは相続を巡る確執があり、ドメーヌに名を残す、彼の父で引退を撤回・復帰した老匠ユベール・リニエ氏と彼の妻で未亡人となったケレン・リニエ氏のリュシー・エ・オーギュスト・リニエの二つに分かれ、2005年までは別々のエチケットが存在しました。

 現在、ドメーヌ・ユベール・リニエはユベールの長男であり、ボーヌの大手ネゴシアンのアルベール・ビショで働いていたローランが五代目当主としてドメーヌを運営しています。2007年からは、収穫後の葡萄をユベールが受け取り、発酵醸造もユベールとローランが行っています。

 ロマン氏の死後、紆余曲折を経て、ユベール・リニエでは、以前と同じラベルでワイン造りが継続されることになり、世界的に有名なブランドであるユベール・リニエの名前とラベルは、老夫婦と長兄が守ることになったのです。

 ドメーヌが所有する畑の総面積は約8.4haで、うち約6haは変わらずユベールの所有で、社名変更したEARL Lucie et Auguste Lignierにメテイヤージュ賃貸(収穫の3分の1相当分をユベールに地代として現物返済する契約)しています。

 しかしこの折半耕作契約も2014年に解消され、看板ワインの特級クロ・ド・ラ・ロッシュと一級オー・コンボットは返還され、栽培から醸造までドメーヌ・ユベール・リニエによって造られるようになっており、名門ドメーヌも完全復活の状態に戻りました。

 こちらの商品は2022年9月入荷の最新ヴィンテージ2019年の蔵出し正規品「シャンボール・ミュジニー一級レ・ボード2019」です。

 一級畑レ・ボードは、特級畑ボンヌ・マールの真下に位置する面積3.42haの一級畑ですが、ユベール・リニエがこのレ・ボードに所有する区画面積は、僅か0.18haの区画で、1960年に植樹された樹齢約60年の古樹から少量のレ・ボードを造っています。下にシャンボール・ミュジニーの葡萄畑地図を掲載していますので、レ・ボードの位置をご確認下さい。



 上の地図の通り、レ・ボードは、ボンヌ・マール直下で、シャンボール・ミュジニーの北方に位置し、隣村のモレ・サン・ドニとの村境に位置する最北端のレ・サンティエの手前にある畑であることから、モレ・サン・ドニの性格も帯び、シャンボールにしては、堅いスタイルのワインとなり、特級ボンヌ・マールをやや軽めにした味わいです。

 ユベール・リニエのレ・ボードは、生産量は少ないものの、ブルゴーニュワイン大全の中で、このクリマを代表するワインの一つとして挙げられており、20年以上の長期熟成に耐えるポテンシャルを持っています。

 また、 2019年ヴィンテージの評価については、各種ヴィンテージ・レポートによれば、『2019年は4月の気温低下による霜害、初夏の天候不順に伴う花ぶるいや結実不良、更に、夏の酷暑と水不足により、収量は2018年より25%〜35%減少するものの、陽射しに恵まれて、収穫された葡萄の熟度は高く、酸も豊かであることから品質は極めて良好で、年号末尾に「9」の付く年は優良年というジンクスは守られる』とのことで、お薦めです。
 


 こちらの商品のインポーターはラックコーポレーションのドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品となりますが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。

【商品内容】
商品名:シャンボール・ミュジニー
    一級レ・ボード2019

仏語名:2019 Chambolle- Musigny
    1er Cru Les Baudes

生産者:ドメーヌ・ユベール・リニエ
    (Domaine Hubert Lignier)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン




Your recent history

Category

Recommended