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シャトー・リューセック2013［シャトー・リューセック（Chateau Rieussec）］

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 12,650円(税込)
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ソーテルヌ格付け第一級で、ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルドの威信をかけてシャトー・ディケムを猛追する「シャトー・リューセック」

世界最高峰の貴腐ワインの生産者への飛躍を遂げた、優良年2013年の稀少品「シャトー・リューセック2013」

2022年8月下旬に輸入元のラックコーポレーション様から入荷した好コンディションのバック・ヴィンテージ

　世界最高の甘口ワインの産地として知られるソーテルヌとバルサックは、ボルドー地方の南東ガロンヌ川の左岸に位置し、その支流のシロン川を挟むように広がっている地域です。

　世界三大貴腐ワインの一つとして有名なソーテルヌは、セミヨンなどの葡萄果皮にボトリティス・シネリア菌が付着することで。果汁の成分が凝縮される「貴腐」と呼ばれる現象が起こり、黄金色をした極甘口の白ワインが生まれます。

　1855年にパリ万博を開催したナポレオン3世は、これを機にボルドーワインの格付けを行いました。この時同時に制定されたのが、甘口白ワインのソーテルヌの格付けで、この格付けで、シャトー・ディケムを別格として唯一つ「Premier Grand Cru（特別第1級）」に格付けし、続いて「Premier Cru（第1級）」として11シャトー、「Deuxiemes Cru（第2級）」として15シャトーが格付けされたのです。

　“貴腐ワインの王”とも言える存在のシャトー・ディケムの東隣にあるのが、ソーテルヌ地区の第1級格付けのシャトー・リューセックです。シャトー・ディケムとは畑も隣接しているため、土壌の構成もよく似ていて、特に1984年にメドック地区の最高峰シャトー・ラフィット・ロートシルトに買収されたことでも有名になり、多額の設備投資や畑の改良により、その後を猛追している貴腐ワインのトップ生産者です。　



　シャトー・リューセックでは、葡萄の木の剪定も、シャトー・ディケムと同様に非常に短くし、収量制限のため、1枝に2つの芽しか残しません。栽培品種は、92％がセミヨン、5％がソーヴィニヨン・ブラン、3％がミュスカデルの3品種で、この点がシャトー・ディケムがセミヨンとソーヴィニョン・ブランの2品種であるのと比べて相違点となっています。

　1855年の格付け以降、シャトー・リューセックの所有者は度々代わりながらも常に高い評価を保ってきましたが、1984年にシャトー・ラフィット・ロートシルトを擁する世界最高峰のワイナリーグループ「ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド」の経営下に入った後は、その威信をかけて、シャトーの資質をより強化するため、新しい貯蔵庫の建設等の多額な設備投資の他、上質のワインを生み出すための選果や樽発酵に厳しい管理がなされるようになりました。

　その結果、1990年代のシャトー・リューセックの生産量は非常に少なくなり、難しい年には生産を行わず、近年では1993年、2012年には生産が行われていません。

　シャトー・リューセックでは、ディケムに比べ1つ多く3種の葡萄品種をブレンドすることで、蜂蜜のような濃密さと芳醇な風味を持ち、味わいに深みが感じられることが特長で、この深みこそがリューセックの最大の魅力と申せます。ソーテルヌらしい力強い貴腐ワインを飲みたい方に、是非ともお勧めのワインです。

　こちらの商品は、2022年8月下旬に入荷した優良年2013年の貴重なバック・ヴィンテージの「シャトー・リューセック2013」です。

　各種ヴィンテージ・チャートによれば、2013年のソーテルヌは優良年の評価で、［5段階評価の4］、パーカーポイントでは［92］の評価のヴィンテージでした。ご参考までに、シャトー・リューセックが造られなかった前年の2012年の評価は［5段階評価の1〜2］、パーカーポイントは［88］でした。
　

　こちらは2022年8月下旬にラックコーポレーション様から入荷した好コンディションの貴重なバック・ヴィンテージで、エノテカ那須レンタルセラー保管商品ですが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。




商品名：シャトー・リューセック2013
　　　　 (2013 Chateau Rieussec)

容量：750ml 　白ワイン（貴腐ワイン）


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