蔵出し正規品の「シャンボール・ミュジニー2019」と
モノポールの稀少な白「ニュイ・サン・ジョルジュ一級クロ・ド・ラ・マレシャル ブラン2019」の2本セット
ドメーヌ・ジャック・フレデリック・ミュニエは、フランスで最も権威あるバイヤーズガイド「メイユール・ヴァン・ド・フランス」で「最高の3ツ星生産者」、「シャンボールのエレガントさを存分に体現する由緒正しきドメーヌ」、 「熱烈ファンを持ち、あまり市場に出回らない入手困難な希少ワインの生産者」等々、シャンボールで最高の造り手の一人として称賛されており、今や世界のワイン愛好家が探し求めるワインの一つです。
しかし、ミュニエの所有する畑は、ミュジニー、ボンヌ・マール、レ・ザムルーズとブルゴーニュ屈指であるものの、生産量は少なく市場に出回らない希少プレミアムワインのため高価かつ入手困難で、一般人がその素晴らしさを味わう機会も限られています。
確かに、ミュニエの所有する畑は、特級ミュジニー1.13ha、ボンヌ・マール 0.36ha、一級レ・ザムルーズ0.53ha、フュエ 0.7ha 、ヴィラージュでも1.33haしかないため、生産量が少なく、毎年瞬く間に完売してしまうのです。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2019年のシャンボール・ミュジニーとニュイ・サン・ジョルジュ一級クロ・ド・ラ・マレシャル ブランの2本セットで、各ワインの説明は次の通りです。
1.シャンボール・ミュジニー2019
ジャック・フレデリック・ミュニエの造る村名シャンボール・ミュジニーは、ヴィラージュと言えども10年は寝かせた方が良いと言われるほどの洗練された高品質でお値打ち物のヴィラージュ・ワインで、リリース後すぐに完売となる人気ワインです。
実は、ミュニエのシャンボール・ミュジニーは、単なる村名ワインではなく、一級畑レ・プラントを格下げ(デクラセ)し、更には区画名付き村名格畑コンブ・ドルヴォーをブレンドして造る豪華な村名ワインです。
一級畑レ・プラントは面積2.57haの小さな一級畑で、この最大の所有者がミュニエなのですが、ここに1967年に植樹された古樹の葡萄とコンブ・ドルヴォーに1950年代と1990年代に植えられた区画の葡萄をブレンドして、ACシャンボール・ミュジニーを造る習わしになっています。ミュニエ氏によれば、一級畑レ・プラントはがっしりした良いワインだが、単独で仕立てるより二つの区画の葡萄をブレンドした方が、よりシャンボールらしい繊細さやエレガンスを引き出すことができるので、あえてブレンドしているとのことです。
2.ニュイ・サン・ジョルジュ一級・クロ・ド・ラ・マレシャル ブラン2019
ニュイ・サンジョルジュ一級クロ・ド・ラ・マレシャルは、1950年から2003年までフェヴレ社に貸していた畑で、2004年にミュニエ家に帰ってきた、ブルゴーニュ最大の面積9.55haのモノポール畑です。この貸し出していた畑は50年間フェヴレ社のフラッグシップだった素晴らしい畑でしたが、2004年からミュニエのモノポールとして栽培・醸造を開始し、フェヴレ時代をはるかに上回るエレガントなワインと評判になっています。
面積9.55haというコート・ド・ニュイ最大面積のモノポールであるクロ・ド・ラ・マレシャルにはピノ・ノワールを植えていますが、畑の上部右隅(北側)のほんの0.6haの区画にシャルドネを植えており、ここから2,500本程度の生産本数しかない白の「クロ・ド・ラ・マレシャル ブラン」を造っています。
2005年が初ヴィンテージとなるこの白ワインは、樹齢25年のピノ・ノワールの根にシャルドネの穂木を接ぎ木したもので、今では約6千株を植えています。ちょうど、コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエが特級ミュジニーの畑の中に、僅かに白のミュジニー・ブランの区画を持っているのと同様に考えていただければ良いと思います。
こちらの商品はラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、2022年3月にリーファー・トラック便で到着後直ちにエノテカ那須レンタルセラーに移送し保管しておりましたが、今回の販売にあたり、2022年6月に店舗内セラーに移しました。
【セット内容のご紹介(下の銘柄各1本ずつ)】
☆シャンボール・ミュジニー2019
2019 Chambolle-Musigny
☆ニュイ・サン・ジョルジュ一級
クロ・ド・ラ・マレシャル ブラン 2019
2019 Nuits Saint Georges 1er Cru
Clos de la Marechale Blanc
生産者:ドメーヌ ジャック・フレデリック・ミュニエ
(Domaine Jacques Frederic Mugnier)
容量:750ml x 2
タイプ:赤ワインx1、白ワインx1