特級と一級の若木の葡萄を使ったお買い得な
モレ・サン・ドニのヴィラージュ・ワイン
生産量は減少したものの、霜害を乗り越え逞しく育った葡萄で、ローラン・ポンソ氏が造った最後のヴィンテージ
「モレ・サン・ドニ キュベ・デ・グリーヴ 2016」
*売切れ中でしたが、2022年5月下旬再入荷!!
モレ・サン・ドニの村名ワインの名称「グリーヴ」とは、小鳥の「ツグミ」の意味で、一級のアルーエットと同様に畑の名称ではありません。
ポンソはモレ・サン・ドニの一級、村名の名前には小鳥の名前を愛称として使っています。参考までに、シャンボールの一級ワインは「アルーエット(ヒバリ)」、村名ワインは「シガール(蝉)」、また、ジュヴレ・シャンベルタンの村名ワインは「ラベイユ(ミツバチ)」と名付けています。
グリーヴスに使われる葡萄は、特級クロ・ド・ラ・ロッシュと一級モン・リュイザンの若木という贅沢さで、モレ・サン・ドニのテロワールを十分味わえるお得ワインとして人気です。
しかし、ポンソの所有するヴィラージュ畑の面積は0.62haに過ぎず、多くの需要を満たすには足りません。
ポンソが所有する畑の特徴は、大部分が特級畑であるため、必然的に、特級以外の一級、ヴィラージュ、レジオナルのワインは生産量が少なく、比較的手頃な価格でポンソの素晴らしさを味わえるとあって引く手あまたで、毎年リリースと同時に直ぐに完売となります。
ドメーヌ・ポンソはモレ・サン・ドニ村で、ドメーヌ・デュジャックと並んで高く評価されるドメーヌです。
デュジャックは1968年創設の新興勢力とも言うべきドメーヌですが、これに対しポンソは1872年にウィリアム・ポンソによって創設された歴史ある老舗名門ドメーヌと、対極の存在です。
2014年版のレ・メイユール・ヴァン・ド・フランスではポンソは新たに三ツ星生産者に昇格しており、DRC、アルマン・ルソー、ジョルジュ・ルーミエ、ルロワ等と並ぶブルゴーニュの超一流生産者として認められています。
こちらのモレ・サン・ドニ キュベ・デ・グリーヴ 2016は、春にブルゴーニュ全域を襲った霜害により生産量が激減したヴィンテージですが、その後収穫までの天候回復により、逞しく育った葡萄が収穫できた優良年となっています。また、これまで4代目当主としてドメーヌ・ポンソを率いてきたローラン・ポンソ氏が自身のネゴシアン設立のため、2017年2月に妹に後を譲り、ドメーヌを去ったため、ローラン・ポンソ氏が栽培から醸造まで手掛けた最後のヴィンテージでもあります。
こちらの商品は、2022年5月下旬に再入荷したラックコーポレーション輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:モレ・サン・ドニ
キュベ・デ・グリーヴ 2016
仏語名:2016 Morey-Saint-Denis
Cuvee des Grives
生産者:ドメーヌ・ポンソ(Domaine Ponsot)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン