【熟成ボルドー特集】シャトー・ポンテ・カネ2013 [ポイヤック/Pauillac]

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販売価格 11,550円(税込)
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メドック格付第5級の中で一級をも脅かす革新的シャトー
シャトー・ポンテ・カネ2013


左岸で初めてビオディナミの認定を受け、2年連続パーカーポイント満点を獲得した「シャトー・ポンテ・カネ」


 ボルドー・ポイヤック地区は、五大シャトーのシャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ラトゥール、シャトー・ムートン・ロートシルトの他、多くの格付けシャトーが集まるボルドー最高の銘醸地ですが、シャトー・ポンテ・カネの畑はシャトー・ムートン・ロートシルトの向いという絶好の場所に位置しています。

 1855年のメドック格付けでは、5級に位置付けられたシャトー・ポンテ・カネですが、1975年に現在の所有者であるテスロン家の手に渡ってからは、大規模な設備投資やセカンドワインのリリースで、葡萄の選別を厳しくするなどの改革を行い、1994年以降、ワインの品質が飛躍的に向上しました。

 中でも世界的な影響があるワイン専門誌ワインアドヴォケイトにおいて、2009年、2010年と連続でパーカーポイント100点の評価を得て、格付け5級の域を超えていると高く評価されるなど、今やボルドーの格付けを脅かす存在となっています。

 シャトー・ポンテ・カネがここまで評価が高まった理由は、設備投資だけでなく、「メルローの魔術師」の異名を持ち、主にボルドー右岸のシャトーを手掛けている著名なコンサルタント、ミシェル・ロラン氏の指導の下で、畑を踏み固めないよう馬での耕作の開始や新樽比率の減少、2004年には格付けシャトーで最初にビオディナミ農法を導入した他、2010年にはビオディヴァン、エコセールの二つの認証を得た唯一の格付けシャトーになるなど、革新的な改革の成果と申せます。

 2013年のボルドーは天候に悩まされた難しいヴィンテージでした。春の生育期は雨と高い湿度に悩まされ、開花期にも雨による花ぶるいや結実不良が起き、更に冷涼な夏で、雹の被害もあり、収穫期にも雨と高湿度によるカビの病害が発生しました。従って、2013年はヴィンテージ・チャート上は「オフ・ヴィンテージ」とされています。

 しかし、優良な生産者は、このような厳しい年にこそ、その本領を発揮し、必死でワイン造りをしますので、「オフ・ヴィンテージ=ダメなワイン」では決してございません。むしろ「難しい年に生産者が必死の思いで造った農産物であるワインを比較的お手頃な価格で楽しめる良い機会」と言えるのではないでしょうか。

 シャトー・ポンテ・カネ2013のセパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロー30%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド1%で、パーカーポイントは90-92点、そろそろ飲み頃に入った頃です。


こちらは2021年2月下旬に当店に入庫したラックコーポレーション輸入のシャトー蔵出し品で、店舗内セラー保管商品となります。



商品名:シャトー・ポンテ・カネ 2013
    [メドック格付け第5級]
仏語名:2013 Chateau Pontet Canet
    [Cinquimes Grands Cru Classes Du Mdox]

容量750ml  赤ワイン


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