コストパフォーマンスの圧倒的な良さで、ボルドー愛好家から高い支持を受ける老舗シャトー
格付け第5級「シャトー・グラン-ピュイ・ラコスト2013」
1855年のメドック格付けで、第5級に位置付けられたシャトー・グランーピュイ・ラコストの畑はポイヤックの最も高台にあることから、グラン・ピュィ(大きな丘)という名前をシャトー名に冠しています。また、1855年の格付け認定時に所有していた畑を現在まで保有し続けている稀有なシャトーの一つです。
シャトー・グラン-ピュイ・ラコストの魅力は、何と言ってもコストパフォーマンスの高さにあり、正統派ポイヤックらしい豊かで力強い味わいで、しかも常に安定した高い品質を誇る一方で、価格は極めてリーズナブルなことが、ボルドー愛好家に長く愛され続けている理由です。
現在のオーナーは、シャトー・デュクリュ・ボーカイユを所有するポリー・ファミリーのクサヴィエ・ポリー氏で、デュクリュ・ボーカイユのオーナー、ブルーノ・ポリー氏の実兄にあたります。
2013年のボルドーは天候に悩まされた難しいヴィンテージでした。春の生育期は雨と高い湿度に悩まされ、開花期にも雨による花ぶるいや結実不良が起き、更に冷涼な夏で、雹の被害もあり、収穫期にも雨と高湿度によるカビの病害が発生しました。従って、2013年はヴィンテージ・チャート上は「オフ・ヴィンテージ」とされています。
しかし、優良な生産者は、このような厳しい年にこそ、その本領を発揮し、必死でワイン造りをしますので、「オフ・ヴィンテージ=ダメなワイン」では決してございません。むしろ「難しい年に生産者が必死の思いで造った農産物であるワインを比較的お手頃な価格で楽しめる良い機会」と言えるのではないでしょうか。
シャトー・グラン-ピュイ・ラコスト2013のセパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン80%、メルロー20%で、パーカーポイントは85-87点、ちょうど今が飲み頃です。
こちらの商品はラックコーポレーション様輸入のシャトー蔵出し品で、店舗内セラー保管商品です。
商品名:シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト 2013
[メドック格付け第5級]
仏語名:2013 Chateau Grand-Puy Lacoste
[Cinquimes Grands Cru Classes Du Medox]
容量750ml 赤ワイン