数少ないピュリニー・モンラッシェの区画名付きの村名格ワイン
ピュリニー・モンラッシェ ル・トレザン2018
ACピュリニーの中で唯一丘陵上部にある7.96haの秀逸な村名格畑ル・トレザン
「知る人ぞ知るシャルドネの聖地」サントーバンで最も偉大なドメーヌがドメーヌ・マルク・コランです。1970年の設立当初はサントーバンとシャサーニュ・モンラッシェに6haの畑をもつのみでしたが、80年代から90年代にかけて畑を広げ、20ha、30のアペラシオンを手がけるまでに成長しました。
また、30のアペラシオンの内、25が白ワインであることから、マルク・コランは白の造り手として有名で、「もしサントーバンのクリマの特徴を知りたければ、このドメーヌの一級畑を並べて試すとよい」とも言われています。
しかし、何と言ってもマルク・コランを有名にしているのは、白ワインの最高峰モンラッシェの16人の所有者の内の一人であることでしょう。マルク・コランのモンラッシェ区画はシャサーニュ側の最上部にある「ダン・ド・シャン(犬の歯)」と呼ばれる僅か0.1068haの極小区画で、ここから毎年2樽のモンラッシェを造っており、凝縮感があり、余韻も長くフィネスを感じるモンラッシェとして高く評価されています。
サン・トーバンに本拠を置くマルク・コランですが、モンラッシェを始めとしてピュリニー・モンラッシェやシャサーニュ・モンラッシェにも多くの優れた畑を所有しています。
こちらのピュリニー・モンラッシェ ル・トレザンは、ACピュリニーの中で唯一丘陵最上部に位置する面積7.96haの村名格畑です。下にピュリニー・モンラッシェの葡萄畑地図を掲載していますので、その位置をご確認下さい。

ピュリニー・モンラッシェの特級はブルゴーニュ白の王者であり、一級もまた素晴らしいものですが、不思議なことに村名格ワインで上質なものは多くはありません。この理由は上の葡萄畑地図から明らかな通り、多くの村名格畑は斜面下部にあるため、地下水面に近く、名前が付くほど優れた小区画が少ないためで、区画名の付いたACピュリニーを見つけることは稀なことです。
このような中にあって、ル・トレザンは数少ない区画名付きの秀逸な村名格ワインで、ピュリニーの村名格畑の中で唯一丘陵最上部に位置し、長期熟成に耐えるワインとなります。
最新ヴィンテージとなる2018年の評価はまだ出揃っておりませんが、2017年と同様に暑く乾燥した夏と収穫期の温暖な気候のおかげで、「豊作で葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」と報告されています。
【ご参考までに:雑学豆知識】
上のピュリニー・モンラッシェ葡萄畑地図から、ほとんどのピュリニーの村名格畑は斜面下部にあり、ル・トレザンが唯一丘陵最上部にある村名格畑であることがお分かりいただけます。しかし、丘陵中腹部に位置する一級畑群(橙色の区画)の中に、��レ・フォラティエールの中の2区画と�哀譟Ε轡礇螢絅癲爾涼罎�1区画の村名格畑(黄色の区画)があることにお気付きになり、不思議に思われた方もあると存じます。実は、この3区画ともかつては一級畑でしたが、他所から表層土を運び込んだ事実が発覚し、土壌が変ったとして一級格付けを剥奪されたものです。ブルゴーニュではテロワールを如何に重視しているかを示す例です。
こちらのインポーターはラックコーポレーションの蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ピュリニー・モンラッシェ ル・トレザン2018
仏語名:2018 Puligny-Montrachet Le Trezin
生産者:ドメーヌ・マルク・コラン
(Domaine Marc Colin)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン