ロマネ・コンティの共同経営者がメルキュレで造る
ラ・ディゴワーヌと双璧をなす人気赤ワイン
2016年ヴィンテージの村名格ワイン
メルキュレ レ・モント2016
ドメーヌ ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者であるオベール・ド・ヴィレーヌ氏が1971年に設立したドメーヌ・ド・ヴィレーヌは、ブーズロンの地でアリゴテの魅力を世界に知らしめたことで有名ですか、アリゴテ以外にもブルゴーニュワインの指定品種であるピノノワールとシャルドネを使い、DRCの経営者として、ロマネ・コンティの畑で行っていることを実践しており、ブーズロンの南にあるメルキュレにも畑を所有し、秀逸なワインを造っています。
メルキュレという名は貿易と商業を司る神「メルクリウス(英語名はマーキュリー)」を祀ったローマ時代の寺院に由来するもので、ヴァロワ・ブルゴーニュ家の時代にそのワインの素晴らしさが評判になりました。メルキュレは85%が赤ワインで、生産量も多く、とりわけ「深く堅牢で濃密なものとなる素質を備えている」としてコート・シャロネーズ地域の中でも一段格上の村とみられています。
メルキュレの村名格畑レ・モントは、メルキュレの北端にあるJ.フェヴレのモノポール一級畑クロ・デ・ミグランヌの西隣に拓かれた畑で、その一部は周囲よりも日当たりが良くなっています。
レ・モントは硬い石灰岩と沖積土が混在した鉄分を含んだ赤土の土壌で、ドメーヌ・ド・ヴィレーヌはこの南南東向きの日当たりの良い斜面上方と下方に二区画、合わせて1.86haの畑を所有しており、この二区画から採れた葡萄をブレンドして秀逸なレ・モントを造っています。
植えられた葡萄は樹齢が80年に及ぶ樹もありますが、優れたクローンではないとのことで、現在ニュイ・サン・ジョルジュで圃場選抜した苗木に植え替え中のようです。
ドメーヌ・ド・ヴィレーヌの造るメルキュレ レ・モントは、力強く、複雑で、グラン・ヴァンの域に達したメルキュレと評価は高く、タンニンは存在感があり余韻は長く、パワフルな印象を与える長熟ワインで、ブーズロンで造るラ・ディゴワーヌと並んで人気のある赤ワインです。
こちらの商品のインポーターはラックコーポレーションのドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管です。
【商品内容】
商品名:メルキュレ レ・モント2016
仏語名:2016 Mercurey Les Montots
生産者:ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ
(Domaine de Villane)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン