メオ・カミュゼの造る極上のエシェゾー2014
上部の小区画「レ・ルージュ・デュ・バ」の僅か0.44haの畑の古樹から造る稀少品
ドメーヌ・メオ・カミュゼは、ブルゴーニュ屈指の名門ドメーヌですが、2006年に没したブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ氏とは深いつながりがあります。
メオ・カミュゼの歴史は、1900年代初頭のエティエンヌ・カミュゼ氏から始まりますが、ブルゴーニュの象徴として有名なクロ・ド・ヴージョ城がかつてはメオ家の所有であったことでもわかるように、今日のブルゴーニュの隆盛に尽力した名士であり、多くの葡萄畑を所有する資産家でした。
ドメーヌ元詰めを始めたのは1985年からで、それまでは、畑は折半耕作の形で小作人に任せ、出来上がったワインは樽のままネゴシアンに売っていました。
メオ・カミュゼは、単なる大地主に過ぎなかったのです。
メオ・カミュゼがドメーヌ元詰めを始めた背景には1980年代に多くの畑のメタヤージュ契約が切れ、小作人も引退の時期を迎えたことと、1989年にジャン・メオ氏の子息で現当主のジャン・ニコラ・メオ氏が24才の若さで生まれ育ったパリからブルゴーニュに移り、ドメーヌを託されたことがあげられます。
この時の小作人の一人でドメーヌのワインを手がけていたのが、2006年に没したブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ氏です。
彼は、リシュブールを始めとする銘醸畑をメタヤージュしてきましたが、1989年の契約切れ後も若いジャン・ニコラ・メオ氏にワイン造りを教え、その後もコンサルタントとして関わり、ドメーヌ・メオ・カミュゼの今日の名声に寄与してきました。
ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエに育てられ、その薫陶を今に受け継ぐ名門ドメーヌ、それがメオ・カミュゼなのです。
エシェゾーは、フラジェ・エシェゾー村の特級畑ですが、この村は単独のアペラシオンを持たないため、ヴォーヌ・ロマネ特級となります。
特級畑とは言え、エシェゾーの面積は37.69haと広く、所有者も46人いることから、品質・価格に大きくバラツキがあり、まさに玉石混交で、11の小区画(リューディ)の位置と生産者が非常に重要です。
メオ・カミュゼの所有するエシェゾーの畑は“レ・ルージュ・デュ・バ”と呼ばれるエシェゾーの中でも上部の斜面にある、東から南東向きの極めて日当たりの良い区画です。
メオ・カミュゼのエシェゾーは、この僅か約0.44haの面積の、樹齢50年を超える古樹からとれる葡萄を使って造られる極上の希少プレミアムワインなのです。
こちらはエノテカ那須レンタルセラー保管商品となりますが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
【商品内容】
商品名:特級 エシェゾー レ・ルージュ・デュ・バ2014
仏語名:2014 Echezeaux Les Rouges du Bas Grand Cru
生産者:ドメーヌ・メオ・カミュゼ
(Domaine Meo Camuzet)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン