ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン2019 [ボランジェ]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 22,880円(税込)
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アンリ4世が愛飲し、フランス宮廷の食卓を飾った「アイ村のルージュ」の流れを汲む至高の赤

前回の2016年ヴィンテージから3年ぶりにリリースされたボランジェのモノポール畑「ラ・コート・オー・ザンファン」のピノ・ノワールで造る稀少赤ワイン
[ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン2019]


*最新ヴィンテージ2019年のメゾン蔵出し正規品で、限定品のため、日本への輸入も少なく、輸入元様からの割当品となります。

 ボランジェは、ジャック・ボランジェによって1829年に創設された、名門シャンパーニュ・メゾンです。シャンパーニュ生産に必要な葡萄の70%を160haもの自社畑で賄い、オーク樽での発酵やカーヴでの長期熟成などによる品質の高さにより、世界的な名声を博しており、1884年から英国王室御用達(ロイヤル・ワラント)の栄誉を授かるメゾンで、ボランジェのシャンパーニュのエチケットには、その証として、認定者の「エリザベス女王の紋章」が印刷されています。

 老舗シャンパーニュ・メゾン「ボランジェ」は、「R.D」や「ラ・グラン・ダネ」等の素晴らしいプレスティージュ・シャンパーニュで有名ですが、実は隠し玉とも言えるピノ・ノワール100%で造る非発泡性のAOCコトー・シャンプノワの赤ワインがあります。

 それが優良年にのみアイ村のグラン・クリュの自社畑「ラ・コート・オー・ザンファン」のピノ・ノワール100%で仕立てる[ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン]で、この赤ワインはシャンパーニュ「ラ・グラン・ダネ ロゼ」を造る時に5〜10%ブレンドされることでも知られています。



[ラ・コート・オー・ザンファン(幼児達の丘)]の畑は、アイ村の中心から少し離れた急斜面の丘にあります。この畑は、1944年にLouis Larmatが出版したフランスのワイン図鑑には、「コート・オー・アンフェール(地獄の丘)」と記されています。「幼児たち」という意味の単語が「地獄」に置き換えられていました。
 一説には、嵐によって流れ出した土を運ぶ重い籠を抱えてこの斜面を登った女性たちが、この名前をつけたと言われています。また、葡萄畑が急斜面に位置しているため、収穫には子供の敏捷さと柔軟さが必要であったからとも言われます。この奇妙な名前の本当の由来は誰も知りません。

 3代目当主ジャック・ボランジェが、点在していた50もの小さな区画を、数十年の歳月をかけて根気強く買い集め、現在の4haの「モノポール(単一所有畑)」を完成させました 。わずか4haの畑のうち、さらに条件の良い2haの葡萄のみを厳選し、ブルゴーニュの伝統的な醸造法を用いて造り上げられ、優良ヴィンテージにしか生産されない完全限定品となっています。

 美しいガーネット色を湛え、チェリーやブラックベリーのアロマに、リコリスやバニラのスパイスが重なり、 口に含めば、熟した黒い果実やスミレ、そしてトリュフや森の土の香りが複雑に広がる官能的な味わいで、シルクのようなタンニンが優雅な余韻へと導くフルボディの傑作です。

 こちらの商品は、最新ヴィンテージ2019年のメゾン蔵出し正規品[ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン 2019]です。ラ・コート・オー・ザンファンは、優良年のみに造られますが、前回のリリースは2016年ヴィンテージであったため、3年ぶりのリリースとなります。
 
 また、完全限定品のため、日本への輸入も少なく、輸入元様からの割当品となっており、市場であまり見かけることのない稀少ワインです。




 1680年頃に発泡性のシャンパーニュが考案されるまで、シャンパーニュ地方の赤ワインは、ランスでの歴代の国王戴冠式等で振舞われ、王侯貴族を魅了し、フランス王室御用達ワインの座をブルゴーニュと競うほどの秀逸なものでした。その後発泡性のシャンパーニュの登場により、非発泡性のワインの生産は激減しますが、1974年にAOC「コトー・シャンプノワ(Coteaux Champenois」として赤、白、ロゼが認証され、現在もシャンパーニュの稀少なスティル・ワインとして珍重されており、その中で最も有名な赤ワインがこちらの「ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン」です。

 畑名がワインの名になっている点はブルゴーニュのワインと同じで、蘊蓄を語る意味でも正に知る人ぞ知る面白い存在の稀少ワインです。ご参考までに、この同じラ・コート・オー・ザンファンのピノ・ノワールを使って造る同名のヴィンテージ・シャンパーニュ「ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン」がありますが、今回ご案内する商品はシャンパーニュではなく、AOCコトー・シャンプノワの赤ワインです。

 赤のコトー・シャンプノワは、偉大な三つの特級村のモンターニュ・ド・ランス地区のブジー村とアンボネイ村、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のアイ村のピノ・ノワールで造られ、ラベルにはコトー・シャンプノワと共に、ブジー・ルージュ(Bouzy Rouge)、アンボネイ・ルージュ(Ambonnay Rouge)、アイ・ルージュ(Ay Rouge)の様に村名が表記されます。

 このラ・コート・オー・ザンファンは、アンリ4世が「アイ村のルージュ(Ay Rouges)」として愛飲し、その豪華な宮廷の食卓を飾っていたワインの流れを汲む由緒ある歴史を有するもので、ブルゴーニュ愛好家の方には是非ブルゴーニュと飲み比べていただきたい赤ワインです。

 シャンパーニュ地区はフランスの葡萄生産地の北限であり、この地で育ったピノ・ノワールがブルゴーニュとどう違うのか、あるいは中世のフランス宮廷で、ブルゴーニュとトップの座を争った「アイ村のルージュ(Ay Rouges)」とはどのようなものであったのかを知るためにも大変興味深いワインです。

 ちなみに、ワイン評論家のティスティング・コメントを読むと、ラ・コート・オー・ザンファンは、ヴォルネイの赤に似たものを感じる方が多いようです。歴史的に見ても、ヴォルネイはブルゴーニュ公が11世紀始めに城郭を建て、この城がフランス歴代の王をもてなす迎賓館であったこともあり、フランス王室とは深いつながりがありました。ヴォルネイに「クロ」が付く単独所有畑があるのは、王侯貴族がこぞって葡萄畑を開墾したためで、このような歴史的背景からも共通点があるのかもしれません。

 また、2016年から3年ぶりにリリースされた「ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン2019」の2019年ヴィンテージについて、シャンパーニュ委員会は次のレポートを発表しており、ラ・コート・オー・ザンファンを造るのにふさわしい優れたヴィンテージであったことがうかがえます。
『シャンパーニュ地方も地球温暖化の現実に直面しており、平均気温は30年で 1.1°C上昇しています。これまで も温暖化はシャンパーニュの品質に貢献してきましたが、今年も例外ではありません。春は霜に見舞われ芽の一 部を失い、今年は特に6月、7月の猛暑により収穫の10%以上にあたるぶどうが焼けてしまうという側面があ りました。その上、シャンパーニュでは、7月25日に42.9度という記録的高温を経験しました。しかし8 月と9月は、日中は太陽に恵まれ温暖な陽気、そして夜は冷涼という収穫に適した天候となりました。このタイ ミングで葡萄は力強く異例の成熟をなし、酸と糖のバランスがとれた、アロマの凝縮度が高い果汁をつくり、 素晴らしいミレジメになる兆候を備えています。』


 こちらの商品はメゾン蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品となりますが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。また、これまでリリースされた正規品は、木箱入りでしたが、今回は木箱入りではございません。

【商品内容】
商品名:ラ・コート・オー・ザンファン2019
    
仏語名:2019 La Cote aux Enfants

生産者:ボランジェ
   (Bollinger)
容量 :750ml
タイプ :赤ワイン(AOCコトー・シャンプノワ)


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