シャブリ一級ラ・フルショーム ラ・ピエス・オー・コント2022[ベッサン・トランブレイ]

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販売価格 10,890円(税込)
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1889年にトランブレイ家初代がマリニー伯爵家から譲り受けた由緒ある区画で優良年にのみ造られる特別キュヴェ
[シャブリ一級ラ・フルショーム ラ・ピエス・オー・コント]


2年ぶりのリリースとなった質・量とも豊作の最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品
[シャブリ一級ラ・フルショーム ラ・ピエス・オー・コント2022]

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 建築家としてパリのエコール・デ・ボザールで学んだジャン・クロード・ベッサンでしたが、トランブレイ家の3代目に跡取りがいないため、その娘エヴリーヌの夫ジャン・クロードベッサンが、協同組合のメンバーであった義父から家族経営の葡萄畑を引き継ぐ機会を申し出られ、1992年に4代目当主として[特級畑ヴァルミュール]や由緒ある歴史を持つ[一級畑ラ・フルショーム ラ・ピエス・オー・コント]等12haの葡萄畑を受け継ぐこととなりました。 

 ジャン・クロードは自身の目指すワインのスタイルを「フィネス、フローラルさ、ミネラル感」と言っており、事実、どのキュヴェもシャブリのエッセンスが詰まった、フローラルな香りとミネラルを感じさせる、繊細なスタイルが表現されており、シャブリのトップ生産者としての評価を得ています。

 2015年、ジャン・クロードに息子のロマンが加わり、2017年にはビオディナミ農法を導入するなどドメーヌに新風を吹き込んでいます。息子ロマンの参画に伴い、ドメーヌ名は「ジャン・クロード・エ・ロマン・ベッサン」となりましたが、2020年ヴィンテージからこのドメーヌ名を更に変更し、新たに「ベッサン・トランブレイ」となりました。

 2022年末、4代目当主ジャン・クロード・ベッサンは引退し、ロマンが5代目当主に就任。そして、それまで北米で薬理学の研究者を務めていた、もう一人の息子アントワーヌが、兄ロマンに協力するために実家に戻り、現在はドメーヌを兄弟で運営していますが、フランスで最も影響力のあるワインガイド「ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス 2023版」にて、3ツ星に昇格し、ドーヴィサやラヴノーといった数少ない伝説的な造り手の仲間入りを果たしました。

 ドメーヌの規模は比較的小さいものの、ベッサン・トランブレイのワインは今や最も人気のあるシャブリの一つで、ワインアドヴォケイトのウィリアム・ケリー氏は『このドメーヌは、シャブリのトップ6のドメーヌの1つであるため、もっと話題になるに値する。ベッサンはシャブリの酸味と緊張感を愛し、それをワインにて表現するという哲学で、切れ味と凝縮感、質感、立体感を備えたワインを見事に実践している。偉大なシャブリに求められるすべての要素を備えている。』と絶賛しており、今後ますます注目が高まる生産者の一人です。

 こちらの商品は、最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品[シャブリ一級ラ・フルショーム ラ・ピエス・オー・コント2022]です。
 
 シャブリ一級畑フルショームは、スラン川右岸に並ぶ特級畑群を北に延ばした場所に位置しており、最高クラスの一級畑と評価されています。ベッサン・トランブレイは、このラ・フルショームに0.8haの「ラ・ピエス・オー・コント」と通常のラ・フルショーム区画1.15haを所有しており、それぞれの畑から2種類のキュヴェを造っています。

 下に、シャブリ中心部の葡萄畑地図を掲載していますので、その位置をご確認下さい。

 
 トランブレイ家の初代ヴァランタン・トランブレイは、1889 年に、フルショームの中心に位置する区画「ラ・ピエス・オー・コント(La Piece au Comte)」を購入します。「ラ・ピエス・オー・コント」は、「コント=Comte(伯爵)」の名の通りシャトー・ド・マリニーの伯爵家が所有していた区画ですが、こちらも跡取りがいなかったため、シャトーで働いていたトランブレイ家の先代がマリニー伯爵夫人から譲り受けたものです。

 この「ラ・ピエス・オー・コント」の区画で造る[シャブリ一級ラ・フルショーム ラ・ピエス・オー・コント]は、最も古い1934年植樹の葡萄樹は、2014年に引き抜かれたものの、1950年代〜1960年代に植えられた平均樹齢68年の古樹の葡萄で年産2500本造られる、ドメーヌにとって、宝石とも言える特別キュヴェで、通常版のシャブリ一級ラ・フルショームとは別に2005年ヴィンテージから正式にこの名でリリースされていますが、優良年のみに造られるため、これまで2012年、2016年、2017年、2021年の各ヴィンテージは造られておりません。

 直近では、霜害と病害により収量が激減した2021年は通常版のシャブリ一級ラ・フルショームにアッサンブラージュされ、単独で仕立てることはできませんでしたが、最新ヴィンテージ2022年は下に記載の通り、質・量とも豊作であったため、[シャブリ一級ラ・フルショーム ラ・ピエス・オー・コント2022]は、2年ぶりにリリースされました。

 シャブリ地区の2022年ヴィンテージについて、ブルゴーニュワイン委員会(VIVB)[シャブリ委員会]は、次のように公式発表(要約)していますので、参考になさって下さい。
『複雑なヴィンテージとなった2021年の後、生産者たちは、霜や熱波、乾燥にもかかわらず、品質と数量がそろう2022ヴィテージに再び笑みを取り戻している。春は異例なほどに暑く、2022ヴィンテージは早熟と予想された。5月19日、ヨンヌ県が乾燥警戒下に置かれる。雨が降らず、病気もなく、畑の衛生状態は申し分ないものだった。ワインは、熟した果実、洋ナシ、モモのニュアンスを感じさせ、爽やかさを保っている。豊かでコクがあり、良いバランスが見られる。このため、品質は約束されており、正に待ち望まれたヴィンテージである。』


 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。 


【商品内容】
商品名:シャブリ一級ラ・フルショーム
    ラ・ピエス・オー・コント2022

仏語名:2022 Chablis Grand 1Cru La Fourchaume
     La Piece au Comte
    
生産者:ベッサン・トランブレイ
    (Bessin Tremblay)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン





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