コート・ド・ボーヌ唯一の赤のグラン・クリュ
重厚感溢れ、壮大で高貴なトロ・ボーのコルトン
質・量とも豊作の最新ヴィンテージ2022年に復活したドメーヌのトップキュヴェ
[特級コルトン 2022]
白ワイン中心のコート・ド・ボーヌにおいては、ここコルトン丘陵においてのみ、赤のグラン・クリュが認められています。ピノ・ノワールの赤が特級コルトンを名乗れる畑の大部分がシャルドネを植えて白を造れば特級コルトン・シャルルマーニュを名乗ることができますが、日照と土壌の関係からか、コルトン丘陵の東から南斜面で赤ワイン、南から西斜面で白ワインが主に造られています。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2022年の[特級コルトン2022]です。
前年2021年ヴィンテージは、霜害と病害により収量が激減したことから、ドメーヌの赤のトップキュヴェ[特級コルトン・ブレッサンド]と[特級コルトン]をそれぞれを単独で仕立てることができず、この2つをアッサンブラージュし、ドメーヌ史上初めてブレンド版の[特級コルトン2021]をリリースすることとなりましたが、質・量とも豊作の最新ヴィンテージ2022年は、これまで通り、[特級コルトン・ブレッサンド]と[特級コルトン]が復活しました。
ドメーヌ・トロ・ボーで、単にコルトンとだけ記されるのは、コルトンの丘の麓、南向きの緩やかな斜面をもつ面積0.60haのコンブの畑のものでピノ・ノワールに適した鉄分を多く含む赤土に覆われています。また、植えられている葡萄は1930年と1985年に植樹された古樹です。
コルトン・ブレッサンドに比べると緻密さの点で少しだけ劣るものの、南向き斜面がもたらす日射のおかげで、柔らかな果実味をもつコルトンに仕上がっています。
コルトンは、ブルゴーニュの中でも堅牢さが際立つと言われていますが、トロ・ボーのコルトンは、肉厚な果実味と厳格な雰囲気を併せ持ったスタイルが特徴です。
2022年ヴィンテージのブルゴーニュは霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年~2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。
また、ブルゴーニュ・ワイン委員会のヴィンテージ・レポートでも、『2022年のブルゴーニュは、質量とも豊作で、将来が楽しみなヴィンテージ(un millesime genereux et prometteur)』と報告されており、お薦めです。
こちらの【秘蔵】マーク商品は、エノテカ様経由当店が購入後、直ちに環境と設備の優れた同社のワイン専用倉庫のエノテカ那須エイジングワインセラーに搬入し、現在も保管を委託中のものです。
また、セラー契約で一旦倉庫外に出たワインの再入庫はできないことから、商品写真もエノテカ施設内で撮影したもので、搬入後から現在まで、一切倉庫外には出ておらず、この間、動かされることなく、良好なコンディション下で熟成のための眠りについている稀少プレミアムワインです。
当店では、このように買付から現在の保管に至るまで一度もエノテカ(株)の管理下から外れたことのないワインを【秘蔵】と定義し、これに該当するワインにのみ【秘蔵】マークを付けています。
こちらのエノテカ那須エイジングワインセラー保管商品については、「良コンディションの維持」、「配送期間の短縮」及び「配送に伴うリスク軽減」のためエノテカ那須エイジングワインセラーからお客様の元へクール宅急便で直送いたします。
また、エノテカ那須エイジングワインセラー保管商品と店舗内保管セラー商品を同時にご購入になった場合には、原則として、エノテカ那須及び当店からそれぞれを個別に配送いたしますが、その場合の追加の配送料はいただきません。
*エノテカ㈱と、当店及び当ホームページとは、業務上及び営業上の関係は一切ございません。
【商品内容】
商品名:特級コルトン2022
仏語名:2022 Corton Grand Cru
生産者:ドメーヌ・トロ・ボー
(Domaine Tollot-Beaut)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン