プイィ・フィッセ 2022 [ドメーヌ・ルフレ−ヴ]

型番 店舗内セラー保管
販売価格 12,650円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT
”ピュリニーの至宝”ドメーヌ・ルフレーヴが2013年からマコネ地区の別格のアペラシオン「プイィ・フイッセ」で造る秀逸な白ワイン


糖度と酸度のバランスに優れ、質量共に健全な葡萄が収穫できた最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品
[プイィ・フイッセ2022]


   ドメーヌ・ルフレーヴといえば、透明感とミネラル感あふれるワイン造りで、ブルゴーニュの白ワインの最高峰と言える存在です。
 ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haもの葡萄畑を所有し、しかも、その大部分を特級畑と一級畑が占めている大ドメーヌで、”ピュリニーの至宝”とも称えられる珠玉のドメーヌです。

 ルフレーヴ家は1580年から続く名家で、1717年よりピュリニィでワイン造りを開始しました。創設者はジョセフ・ルフレーヴ氏で、その後代々ルフレーヴ一族の経営が続き、現当主のアンヌ・クロード氏が一人で運営をするようになったのは1994年のことです。

 アンヌ・クロード氏が加わり、1997年のビオディナミ農法への移行等種々の改革を次々に実施し、ドメーヌは一気にトップの座へ浮上します。
 2006年に英デカンタ誌で専門家により世界で最も優秀な白ワイン生産者に選ばれ、2014年にはマスター・オブ・ワイン協会の「ワインメーカーズ・ワインメーカー」に選ばれました。
 
 シュヴァリエ・モンラッシェを始めとする特級・一級ワインの出来はヴィンテージを問わず素晴らしく、是非ともお薦めしたいのですが、ただ一つの難点は、近年のブルゴーニュの価格高騰により、ルフレーヴのワインは村名クラスであっても価格的になかなか手が出ないのが現状です。

 前当主アンヌ・クロード氏もピュリニー各銘柄の価格高騰を気にしており、そこで目を付けたのが、コート・ドールから約100km南のマコネの地で、このテロワールなら、「自分たちのスタイルを貫きつつ、気軽にルフレーヴのスタイルのワインを沢山の人に楽しんでもらえる」と、2004年にマコネ地区ヴェルゼ村に9.33haの畑を取得し、2004年ヴィンテージからマコン・ヴェルゼ、更に2013年からはマコネの最良アペラシオンであるプイィ・フイッセの醸造を始めました。

 これらマコネ地区でもピュリニー・モンラッシェの本家同様にビオディナミ農法が採用されており、世界最高峰の白ワインと讃えられるルフレーヴのスピリットを受け継いだコストパフォーマンスに優れたワインがマコネの地で生み出されており、入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的 生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっています。

 マコネ地区にはルフレーヴと同じく白ワインの世界最高峰生産者と称賛されるドメーヌ・デ・コント・ラフォンも進出しており、コート・ドールと全く同じウミユリ石灰岩を基盤とするこの地がシャルドネの生育に適していることを示しています。

 中でもマコネ地区の中において別格とされるAOCプイィ・フイッセはこれまで村名格ワインのみでしたが、2020年ヴィンテージからは一級も認められることとなっており、特に注目されていることから、ドメーヌ・ルフレーヴでは2017年ヴィンテージからは、これまでの村名プイィ・フイッセの他に二つの単一畑「プイィ・フイッセ ラ・シェノー」と「プイィ・フイッセ アン・ヴィニュレ」の銘柄を加えるなど更に力を注いでいます。

 こちらは最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品[プイィ・フイッセ 2022]です。

 ルフレーヴのプイィ・フイッセは、ソルトレ岩塊周辺の南東から南西向きに位置する12区画、合計2.16haに植えられた葡萄のアッサンブラージュにより造られます。


 プイィ・フュイッセの気候はヴェルゼよりも雨が少なく、夏は非常に暑く、太陽光を十分に浴びる葡萄樹は早く熟すことから、収穫は通常ピュリニーよりも2日〜4日早く始まり、10km北のヴェルゼよりも10日〜13日ほど早いそうです。

 プイィ・フュイッセに植えられた葡萄の樹勢は強く、平均樹齢は50年です。また、土壌は色々なタイプの粘土石灰質から成り、12区画の畑の向きや傾斜は様々です。
 
 最新ヴィンテージ2022年のブルゴーニュは霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年〜2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。

 ブルゴーニュ・ワイン委員会のヴィンテージ・レポートでも、『2022年のブルゴーニュは、質量とも豊作で、将来が楽しみなヴィンテージ(un millesime genereux et prometteur)』と報告されています。

 また、ドメーヌ・ルフレーヴの当主ブリス・ド・モランディエール氏も2022年について、『何度も熱波に見舞われ、太陽を多く浴びたとても暑い年でしたが、葡萄の健康状態も良く、質・量とも豊作で、葡萄の糖度も高すぎず、酸味とのバランスがとても良く、出来上がるワインがとても楽しみなヴィンテージ』と語っており、お薦めのヴィンテージです。 


 ご参考までに(雑学豆知識):登記の関係から、こちらのマコン・ヴェルゼ等マコネ地区で造られるドメーヌ・ルフレーヴの仏語表記はピュリニーの銘柄と異なり、「Domaines Leflaive」(ドメーヌにSが付いています)となっています。マコンの葡萄も搾汁の後、マストはピュリニーに運ばれ、そこで醸造、熟成、瓶詰されますが、ピュリニー物と区別するためにそのように登記をしたようです。

 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。  

【商品内容】
商品名:プイィ・フイッセ 2022
    
仏語名:2022 Pouilly-Fuisse     
 
生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
    (Domaines Leflaive)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン

 

Category

Recommended