従来のマコン・ヴェルジッソンとブレンドした[マコン・ヴィラージュ アルモニ]から単独仕立てとした区画名付きのレジオナル白ワイン
[マコン・フュイッセ レ・シャイエ]
最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品
[マコン・フュイッセ レ・シャイエ2022]
ドメーヌ・バローはプイイ・フュイッセのヴェルジソン村に1890年から続く歴史あるドメーヌで、奇岩ヴェルジソン山の麓に居を構えています。祖父のジョゼフは1939年にはすでにワインの一部を元詰めしており、四代目当主のダニエル自身は、1982年からワイン造りを始め、1995年に畑を受け継ぎ、現在は2006年にドメーヌ入りした息子のジュリアンと共に働いています。
ブルゴーニュ・ブランとして大量のワインを生産するマコネ地区では作業面で楽で、コストのかからない機械収穫をする農家が大半ですが、ドメーヌ・バローは、完全に手摘みで、他の生産者とは一線を画しており、高い意識を持って個々のテロワールの美質を発揮させると共に畑や醸造所でも細心周到な仕事に徹しています。
このようにして生まれるドメーヌ・バローのワインは、どのワインも期待にたがわぬ重量感を備え、ワイン毎に異なる精緻な味わいが感じられ、秀逸なアペラシオン「プイイ・フュイッセ」の中でも傑出したドメーヌです。
また、ドメーヌ・バローの全ラインナップ商品の価格帯は3000円〜9000円台で、ほとんどがディリーワインの範疇ですが、アン・ビュラン、シュール・ラ・ロッシュ、レ・クレ、レ・ヴェルシェール、アン・フランス等の区画名付きの上級キュヴェは、「コート・ド・ボーヌの最も優れたワインに匹敵するほどの品質で、数年の熟成を待つべし」とされるほどの高品質のもので、近年のブルゴーニュワインの価格高騰の中にあって、お手頃な価格で、これほど秀逸なシャルドネを提供するドメーヌは他に見当たらず、まさに「カリテ・プリ(Qualite Prix=価格以上の価値のある品質)の筆頭」として挙げられるお薦めのドメーヌです。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品[マコン・フュイッセ レ・シャイエ2022]です。ドメーヌのラインナップの中でもお手頃価格で人気のマコン・ヴィラージュの区画名付きキュヴェです。
AOCマコネの格付けにおいて、一番下位にあるのがマコンとマコン・ヴィラージュで、これがマコネの地域名(レジオナル)ワインとなり、20の特定生産区域は、マコンの後にコミューン名を付けることができます。こちらのマコン・フュイッセ、マコン・ヴェルジッソンやマコン・シャントレ、マコン・ヴェルゼ等がそれにあたります。
その上がマコネの村名(ヴィラージュ)ワインで、プイィ・フュイッセ、プイイ・ロシェ、プイィ・ヴァンゼル、サン・ヴェラン、ヴィレ・クレッセの5つがあり、その中の筆頭にあげられるのがプイィ・フュイッセです。プイィ・フュイッセに続くのが、サン・ヴェランでしょうか。
マコン・フュイッセは2021年まではマコン・ヴェルジッソンとブレンドして、[マコン・ヴィラージュ アルモニ]をリリースしていましたが、2022年は単独仕立てで、この[マコン・フュイッセ レ・シャイエ2022]を造ったようです。ドメーヌの公式HPを見ても、マコン・ヴィラージュのリリース銘柄は[マコン・フュイッセ]、[マコン・ヴェルジッソン ラ・ロッシュ]、[マコン・シャントレ レ・ピエール・ポリ]の3銘柄となっていますので、この区画名付きの[マコン・フュイッセ レ・シャイエ]は、2022年が初ヴィンテージの筈です。
ブルゴーニュの2022年ヴィンテージのワインの評価はまだ出揃っておりませんが、2022年のブルゴーニュは霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年〜2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。
また、ブルゴーニュ・ワイン委員会のヴィンテージ・レポートでも、『2022年のブルゴーニュは、質量とも豊作で、将来が楽しみなヴィンテージ(un millesime genereux et prometteur)』と報告されており、お薦めのヴィンテージです。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:マコン・フュイッセ レ・シャイエ 2022
仏語名:2022 Macon Fuisse Les Chailles
生産者:ドメーヌ・バロー
(Domaine Barraud)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン