ヴォルネイ一級 クロ・デ・シェーヌ2020<ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュ>

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 25,850円(税込)
在庫数 1本
購入数

ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュの名声を高めたフラッグ・シップ・ワイン
ヴォルネイで最も長熟の一級畑クロ・デ・シェーヌ



衛生状態の良い葡萄が収穫でき、長期熟成向きの偉大なヴィンテージ2020年のドメーヌ蔵出し正規品
[ヴォルネイ一級クロ・デ・シェーヌ2020]

*残り僅かです。

  クロ・デ・シェーヌは、県道を挟んでレ・カイユレとシャンパンの上部に位置する面積15.41haの一級畑です。全体的に南東を向いた斜面ですが、上部と下部では大きな違いがあり、水はけが良く、ジュラ紀の石灰岩の基岩の上を褐色度が覆う下部が最良の区画となっています。

 下に、当店店長がエクセルで描いたヴォルネイの葡萄畑概略図を掲載していますので、その位置をご確認下さい。



 この畑が記録に初めて登場するのはヴォルネイとしては遅く1476年で、当初はあまり評価が高くはありませんでしたが、今日ではヴォルネイのトップクラスの畑として評価されています。このように評価が上がった理由は、ミシェル・ラファルジュが造ったクロ・デ・シェーヌが名声を勝ち得たことが大きいと言えます。

 ドメーヌでの試飲でも、ヴォルネイのラインナップの最後に出てくるワインがこのクロ・デ・シェーヌで、男性的でタンニンもがっちりしているが、きめが細かくエレガントとされ、ヴォルネイでは最も長熟成が高い畑です。

 ミシェル・ラファルジュがこのクロ・デ・シェーヌに所有する面積は0.90haですが、ミシェル・ラファルジュのクロ・デ・シェーヌはこの畑の真価を表した逸品とされ、同時にドメーヌの名声を大きく高めました。

 クロ・デ・シェーヌは非常に長熟のワインで、10年〜15年を経て成熟期に入ります。しばしばミシェル・ラファルジュが所有するモノポールのクロ・デュ・シャトー・デ・デュックとその美味しさについて意見が分かれますが、クロ・デ・シェーヌは長期熟成の点で、遥かに勝ります。

 こちらの商品は、2024年5月に輸入元のラックコーポレーション様から入荷した、最新ヴィンテージ2020年のドメーヌ蔵出し正規品[ヴォルネイ一級クロ・デ・シェーヌ 2020]です。

 ブルゴーニュの2020年について、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。

 しかしながら、次の2021年ヴィンテージは、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。ピノ・ノワールは、シャルドネほどではないものの、やはり収量は大きく減少しています。

 実際に、現当主フレデリック氏の娘クロチルド女史は、2021年ヴィンテージについて、『葡萄のできは大変良かったものの、収穫量がとても少なく、ドメーヌでは初めてヴォルネイの全てのプルミエ・クリュの葡萄を一つの木製発酵槽に入れて醸造した。結果はどうなるかわからないが、このようなことは二度とないように望む』とインタビューに答えています。従って、2021年はヴォルネイの一級ワインは畑毎に仕立てられなかったようで、2020年ヴィンテージのヴォルネイの単独仕立てのプルミエ・クリュは大変貴重です。

 2021年は、収量減による蔵出し価格の上昇に加え、ユーロ高、更に紅海におけるフーシ派の外国船舶への攻撃を回避するためのアフリカ喜望峰迂回運送ルートの影響もあり、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、2020年ヴィンテージを是非ご検討下さい。

 
 こちらの商品はラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管ですが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。

【商品内容】
商品名:ヴォルネイ一級
    クロ・デ・シェーヌ2020

仏語名:2020 Volnay 1er Cru
     Clos de Chenes
    
生産者:ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュ
   (Domaine Michel Lafarge)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン





Your recent history

Category

Recommended