二コル・ラマルシュが造る最新ヴィンテージ2021年の[特級エシェゾー2021 マグナムボトル]
二コル・ラマルシュが三つの小区画、合計1.32haの畑の葡萄をアッセンブラージュして造る完成度の高いエシェゾー
長期熟成に適した1500mlの稀少なマグナムボトル
[特級エシェゾー2021マグナムボトル]
ロマネ・コンティとラ・ターシュに挟まれた稀有な立地を誇る特級畑ラ・グランド・リュを始めとする名だたる特級・一級畑を所有することで知られるのがドメーヌ・二コル・ラマルシュ(旧フランソワ・ラマルシュ)です。
現在このドメーヌを取り仕切るのは2003年にドメーヌに参画した長女のニコル・ラマルシュ女史で、彼女は2006年から父フランソワ氏の手を借りずにワインを造っています。
以前から「よいワインではあるが、どこか粗削りな部分や物足りなさが感じられる」との評価であったドメーヌ・フランソワ・ラマルシュのワインですが、上述したように2003年に醸造にフランソワの長女ニコルがつき、販売に姪のナタリーが加わり、大きく世代交代を果たします。
この世代交代を機に、葡萄畑での作業がより丁寧になっただけでなく、樽の吟味も徹底、同時に葡萄畑の改革も進め、2010年には所有する畑すべてがビオロジック農法で栽培されるようになっており、世代交代したドメーヌ・フランソワ・ラマルシュはトップ・ドメーヌの座を揺るぎないものにしています。
そして2013年にフランソワ氏が亡くなって以降もフランソワ・ラマルシュ名でワインをリリースしてきましたが、2018年ヴィンテージからドメーヌ名を自分の名前を冠した「ニコル・ラマルシュ」に変え、名実ともに新たなラマルシュ家をスタートさせました。
こちらの商品はドメーヌ・二コル・ラマルシュの最新ヴィンテージ2021年の[特級エシェゾー2021 マグナムボトル]です。1500ml容量のマグナムボトルは、ワインと空気との接触面が少ないため、長期熟成に適しており、また生産量が少なく大変稀少かつ貴重です。
マグナムボトルだけの単体写真では大きさがよく分からないため、通常の750mlのブティーユボトルと比較した写真を下に掲載いたしましたので、ご覧下さい。なお、下の写真は、マグナムボトルの大きさを比較・確認いただくためのもので、2本セットでの販売ではございません。

特級畑エシェゾーは、13世紀にシトー派修道院が入植した時に始まりますが、その時の元来のクリマは、面積3.55haの小区画エシェゾー・デュ・ドゥスュ(Echezeaux du Dessus)だけでした。しかし、AOC制定時に周辺の小区画にまで拡大・格付けされたため、現在の11小区画、面積37.69haもの特級畑が誕生することとなりました。
11の小区画は斜面の向き、標高、傾斜、土壌まで様々で、これに46の生産者の栽培・醸造の技量が加わるので、まさに玉石混淆の特級畑となっています。しかし、逆に言えば、良い生産者と小区画を選べばグラン・クリュにふさわしいエシェゾーに巡り合うことができますので、最もブルゴーニュらしいワインの一つと言えるのではないでしょうか。
ドメーヌ・二コル・ラマルシュがエシェゾーに所有する小区画は、シャン・トラヴェルサン(0.24ha)、クリュオ(0.63ha)、クロ・サン・ドニ(0.45ha)の三区画にある合計1.32haのまとまった面積の畑で、ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュの時代から、これら三区画の葡萄を使った極めて完成度の高いエシェゾーとして知られています。
フラジェ・エシェゾー村にはもう一つの特級畑グラン・ゼシェゾーがあり、両者は常に比較されますが、エシェゾーの前に「グラン(Grands)」が付いており、実際にDRCの価格を見ても、グラン・ゼシェゾーの方がエシェゾーより高価なので、エシェゾーより格上と思われがちです。
この理由として、グラン・ゼシェゾーはエシェゾーに比べ畑面積が小さく、しかも単一リュー・ディで土質が均一であることやヴィンテージによる品質差が少ないこと、更に所有者数・生産者数が格段に少ないことから、全体的にグラン・ゼシェゾーの方が優れたワインを産み出しているため、玉石混淆のエシェゾーより格上・高品質の印象を持たれています。
しかし、「グラン」の文字は品質が高いことを意味しているわけではありません。原産地呼称制度が施行されるまでは、エシェゾー心臓部の小区画エシェゾー・デュ・ドゥスュから造られたワインにしかエシェゾーの名前を使っておらず、この時点では面積9.14haの現グラン・ゼシェゾー(その当時は「エシェゾー・デュ・バ=斜面下部のエシェゾー」と呼ばれていました)の方がエシェゾー・デュ・ドゥスュを中心としたエシェゾー・デュ・オー(斜面上部のエシェゾー)よりも大きかったことから「グラン・ゼシェゾー(大きいエシェゾー)」と名付けられ、特級畑となります。
また、名前が良く似ていることを除くと両者には共通点がほとんどなく、味わいにも歴然とした差があるとも言われます。同一の優秀な造り手で比べるとこの味わいの違いは、好みの問題もありグラン・ゼシェゾーとエシェゾーとは甲乙つけがたいようです。
ドメーヌ・二コル・ラマルシュの場合、3つの小区画の葡萄をアッセンブラージュして造られるエシェゾーは、旧ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ時代から、葡萄畑本来の特質である細かく造りこまれた風味とエネルギー、力強さが備わった完成度の高いエシェゾーの一例とされ、同じドメーヌのグラン・ゼシェゾーと品質面で肩を並べるエシェゾーとして高く評価されています。
最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの霜害はないものの、天候不順により、やはり収量は減少しています。
ある著名な生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は、『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。
この収量減の影響で、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、著名生産者のワインはお早目の購入をお薦めいたします。
なお、エシェゾーの11の小区画の位置や特徴等の詳細は当店HPトップ画面のカテゴリー「ブルゴーニュ銘醸畑詳細と区画図【エシェゾー)】」をご参照下さい。
こちらの【秘蔵】マーク商品は、エノテカ様経由当店が購入し、直ちに環境と設備の優れた同社のワイン専用倉庫のエノテカ那須エイジングワインセラーに搬入し、現在も保管を委託中のものです。
また、セラー契約で一旦倉庫外に出たワインの再入庫はできないことから、商品写真もエノテカ施設内で撮影したもので、搬入後から現在まで、一切倉庫外には出ておらず、この間、動かされることなく、良好なコンディション下で熟成のための眠りについている稀少プレミアムワインです。
当店では、このように買付から現在の保管に至るまで一度もエノテカ(株)の管理下から外れたことのないワインを【秘蔵】と定義し、これに該当するワインにのみ【秘蔵】マークを付けています。
こちらのエノテカ那須エイジングワインセラー保管商品については、「良コンディションの維持」、「配送期間の短縮」及び「配送に伴うリスク軽減」のためエノテカ那須エイジングワインセラーからお客様の元へクール宅急便で直送いたします。
また、エノテカ那須エイジングワインセラー保管商品と店舗内保管セラー商品を同時にご購入になった場合には、原則として、エノテカ那須及び当店からそれぞれを個別に配送いたしますが、その場合の追加の配送料はいただきません。
*エノテカ�蠅函�当店及び当ホームページとは、業務上及び営業上の関係は一切ございません。
【商品内容】
商品名:特級エシェゾー 2021 マグナムボトル
仏語名:2021 Echezeaux Grand Cru Mg
生産者:ドメーヌ・二コル・ラマルシュ
(旧フランソワ・ラマルシュ)
(Domaine Nicole Lamarche)
容量 :1500ml
タイプ:赤ワイン