2016年に賃借契約で新たに取得した区画のため、アルノー・モルテ名義でリリースするもう一つのドメーヌ物のラヴォー・サン・ジャック
三区画の合計0.3haの平均樹齢70年の古樹の葡萄をアッサンブラージュした生産量1200本の稀少キュヴェ
霜害と病害により収量が激減した最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[ジュヴレ・シャンベルタン一級ラヴォー・サン・ジャック2021]
ジュヴレ・シャンベルタンの秀逸な一級畑群は、9つの特級畑とは離れたコート・ド・サン・ジャックと呼ばれる集落の北の標高290m〜350mの丘陵にあります。ラヴォー・サン・ジャックは、この丘陵にあり、ブルゴーニュ最高の一級畑クロ・サン・ジャックに隣接する面積9.53haの一級畑です。
一級畑ラヴォー・サン・ジャックは、冷たい風が吹き抜けるラヴォー小渓谷にある冷涼な畑であることから、ミネラル風味が強く、冷涼な斜面という立地を反映した仕上がりとなっており、ドニ・モルテ・スタイルの典型とされるドメーヌの看板ワインです。
こちらの商品は、アルノー・モルテ名義でリリースする最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品のジュヴレ・シャンベルタンを代表する銘醸畑[ジュヴレ・シャンベルタン一級ラヴォー・サン・ジャック2021]です。このアルノー・モルテのラヴォー・サン・ジャックには少し説明が必要です。
ドメーヌ・ドニ・モルテは、従来からこのラヴォー・サン・ジャックに1.2haのかなりまとまった畑を所有しており、ここに植えられた平均樹齢60年の古樹から赤系果実の風味あふれる豪華で高品質のラヴォー・サン・ジャックを造ってきています。
この従来から保有してきた畑に加え、2016年に借地契約により、同じラヴォー・サン・ジャックに三区画合計0.3haの畑を取得することになりましたが、ドメーヌではこれを従来の畑の葡萄とアッサンブラージュすることなく、単独仕立てをし、区別をするために当主アルノー・モルテ名義でリリースしているもので、同じドメーヌ物のラヴォー・サン・ジャックです。
2016年に新たに自社畑に加わったラヴォー・サン・ジャック畑は、取得以降アルノー・モルテにより手が入れられ、丹念にケアーされた平均樹齢70年の古樹から造られるアルノー・モルテ名義のラヴォー・サン・ジャックは、いよいよその本領を発揮し始めています。生産本数は1200本で、ドニ・モルテの本家ラヴォー・サン・ジャックとの飲み比べはブルゴーニュ愛好家にとって非常に興味があります。
最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。
ドメーヌ・ドニ・モルテの公式HPには、2021年ヴィンテージについて次のコメントが掲載されていますので、ポイントを抜粋し、ご紹介します。どの生産者にとっても共通するヴィンテージ情報ですので、参考になさってください。
『2021年3月末には気温が27℃まで上がり、これにより、多くの区画で早期の芽吹きが発生し、これに続く、4月の最初の数日の高温により爆発的に成長しました。
しかし、 4 月上旬に 3 回の霜が降り、気温は -8°C まで下がり、更に降雪により、葡萄畑は深刻な影響を受けました。
6月8日と9日には、雹を伴う嵐が発生し、45分間で50ミリから80ミリという多量の降水が、葉や枝に強い影響を与え、収量の可能性を大幅に低下させました。
8月は悪天候のため、ヴェレゾンの開始が遅れ、4月の霜のせいで、成熟度は不均一でしたが、9月の最初の2週間は夏が戻ってきて、葡萄はよく成熟しました。
収穫の開始は、9月17日に始まり、収穫量は半分に減りましたが、葡萄は健全に熟しました。シーズン中に私たちのチームが行った多大な努力のおかげで、2021 ヴィンテージは救われたのです。』

また、ドメーヌの当主アルノー・モルテ氏は2021年ヴィンテージのワインについて次のように語っています。
『2021年は非常に難しい年で、収量は15〜20hl/haと激減したものの、非常に小さく、凝縮度の高い実をつけた葡萄から、気品、優雅さ、そして何よりもブルゴーニュのピノ・ノワールらしいフレッシュさのあるワインを造ることができ、ブルゴーニュの偉大なヴィンテージの一つだと考えています。近年のブルゴーニュは気温が高く太陽がより強く影響して、私たちも忘れかけていましたが、これが本来のブルゴーニュワインです。
また、数年来行ってきた「ペディセル(Pedicelle)を取り除く」手法を2021年では多く実践しましたが、その結果は素晴らしいものでした。「ペディセル」とは、「葡萄を付けている茎の小さな枝」のことですが、手摘みで茎から葡萄の粒のみを収穫する、言わば手作業による除梗作業で、これにより70%程度の除梗ができ、全房発酵が持つアロマの複雑さとエレガントな特徴を残しつつ、酸が欠けるデメリットも回避し、素晴らしい酸のバランスとフレッシュさを持ったワインを造ることができました。(全房発酵の欠点は、カリウムを豊富に含む梗が葡萄の酸を奪ってしまうことだそうです)』
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品ですが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
*エノテカ�蠅函�当店及び当ホームページとは、業務上及び営業上の関係は一切ございません。
【商品内容】
商品名:ジュヴレ・シャンベルタン一級
ラヴォー・サン・ジャック2021
仏語名:2021 Gevrey-Chambertin 1er Cru
Lavaux St-Jacques
生産者:アルノー・モルテ
(Arnaud Mortet)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン