コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2019 [ドメーヌ・ドニ・バシュレ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 5,830円(税込)
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ブロション村のクー・ド・アレン区画の古樹の葡萄で造られる「準村名とも言える堂々たるヴィラージュワイン」

2023年4月入荷のドメーヌ蔵出し正規品
「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2019 」


 30年前、祖父母からドメーヌを受け継いだ時、ドニ・バシュレは、僅か1.8haの葡萄畑しか所有していない小さな造り手でした、そして現在その規模は2倍以上になりましたが、それでも4.73haの葡萄畑を所有するに過ぎない小規模生産者です。従って、所有するアペラシオンもワイン生産量も少ないため、日本においては知名度がやや低い造り手かもしれません。

 しかし、このドメーヌで特筆すべきは樹齢の高さです。村名ジュヴレ・シャンベルタンが平均樹齢80年、1級コルヴォーで90年以上、 特級シャルム・シャンベルタンに至っては100年を超えており、この高い樹齢が凝縮味に溢れ、緻密な構造をもつワインの源泉となっており、まさに「知る人ぞ知るジュヴレの秀逸な造り手」です。

 こちらの商品は、ドニ・バシュレの2019年ヴィンテージの蔵出し正規品「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2019」です。

「コート・ド・ニュィ・ヴィラージュ」は、コート・ドニュイ北部のブロション村及びフィサンの村の一部と南部のコルゴロアン村とコンプランシアン村がこのアペラシオンを名乗れます。1964年からヴィラージュを名乗れるだけあって、素晴らしいテロワールを持っています

 コート・ドールの村々のほとんどは村名アペラシオンを名乗れますが、全ての村が単独のアペラシオンを持っている訳ではなく、上述の地域の葡萄を使って造る場合には、このコート・ド・ニュイ・ヴィラージュを名乗ることができます。よく似たアペラシオンにレジオナルの「オート・コート・ド・ニュイ」がありますが、全く別物で、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュは「準村名とも言える堂々たるヴィラージュワイン」です。

 単独のアペラシオンを持たないブロション村は、ジュヴレ・シャンベルタン側の南半分はAOCジュヴレ・シャンベルタンを名乗ることができ、一級並みのポテンシャルを持つ有名な村名格畑レ・ゼヴォセルもブロション村にあります。一方、フィサン側に位置する北半分は、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュを名乗ることとなります。

 ドニ・バシュレのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュは、ブロション村の畑クー・ド・アレン[Qucue de Hareng]の区画の葡萄から造られますが、この畑は、同じブロション村にあるジュヴレ・シャンベルタン レ・ゼヴォセルの北に隣接する位置にあります。下に、ブロション村の葡萄畑地図を掲載しておりますので、その位置をご確認下さい。地図中の黄色の区域がコート・ド・ニュイ・ヴィラージュとなります。
(*地図を見てお分かりの通り、クー・ド・アレンの畑はレ・ゼヴォセルとフィサンの一級畑ラ・ペリエールの間にあります。ジュヴレ・シャンベルタンとフィサンでは、クロ・サン・ジャック等の銘醸一級畑が集まるコート・サン・ジャックの丘陵に連なり、県道122号線(通称グラン・クリュ街道)の西側に位置する標高の高い上斜面が評価の高い栽培区域となっています。)


 ドニ・バシュレは、このクー・ド・アレンに0.95haの区画を所有しており、ここに植えられたピノ・ノワールは1952年植樹のもので、ヴィエイユ・ヴィーニュの表記はしていないものの樹齢60年を超える古木で、新樽率15%、樽熟成期間16〜18ヶ月で造られます。

 輸入元資料では、『高い標高からミネラリティが感じられ、無駄のない筋肉。コート・ド・ニュイ・ヴィラージュというとプレモー以南のソフトなワインが多い中、これは別格のクオリティだ。』とコメントされています。

 また、2019年のヴィンテージ評価は、『2019年は4月の気温低下による霜害、初夏の天候不順に伴う花ぶるいや結実不良、更に、夏の酷暑と水不足により、収量は2018年より25%〜35%減少するものの、陽射しに恵まれて、収穫された葡萄の熟度は高く、酸も豊かであることから品質は極めて良好で、年号末尾に「9」の付く年は優良年というジンクスは守られる』とのことで、お薦めです。


 こちらの商品はラックコーポレーション輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。


【商品内容】
商品名:コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2019

仏語名:2019 Cote de Nuits Villages

生産者:ドメーヌ・ドニ・バシュレ
    (Domaine Denis Bachelet)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン

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