サヴィニー・レ・ボーヌ一級レ・ナルバントン2018 [ドメーヌ・モンジャール・ミュニレ]

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販売価格 8,800円(税込)
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コストパフォーマンスに優れたワインの宝庫
サヴィニ・レ・ボーヌの秀逸な一級畑レ・ナルバントン



1.37haの畑に植えられた樹齢53年の古樹から造られる
コストパフォーマンスに優れた一級ワイン
サヴィニ・レ・ボーヌ一級レ・ナルバントン2018


*2023年4月入荷の蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ

 モンジャール家のワイン造りは1620年から始まり、現当主のヴァンサン・モンジャール氏が8代目当主という由緒ある造り手ですが、現在の名称のドメーヌは、1945年にウジェーヌ・モンジャールとエドメ・ミュニレとの婚姻により創設されました。現当主ヴァンサン・モンジャール氏の父でヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャン・モンジャール氏の活躍した1970年代から1980年代にかけて高い名声を築きました。

 現当主のヴァンサン氏は、父の世代に比べ、やや樽香を抑えた洗練されたワインを造るようになり、テロワールの特徴を活かした濃縮した果実味と、樽香、フィネスを兼ね備えたワインを作り、時代と共にドメーヌの名声さらに高めてきました。

 ヴァンサン氏が「エシェゾーとグラン・ゼシェゾーは我が家の起源であり、最も大切なクリマ」と語っているように、ドメーヌ・モンジャール・ミュニレは、エシェゾーのスペシャリストとして知られていますが、上述したようにヴォーヌ・ロマネ村の村長を務めたほどの名家で、ヴォーヌ・ロマネの入り口にある「ル・リシュブール」というホテルレストランも経営している程の資産家でもありますので、エシェゾーとグラン・ゼシェゾー以外にもリシュブールとクロ・ド・ヴージョ等にも好立地区画を所有しています。

 こちらの商品は、2018年のドメーヌ蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ「サヴィニ・レ・ボーヌ一級レ・ナルバントン2018」です。

 ヴォーヌ・ロマネにドメーヌの本拠を置くモンジャール・ミュニレですが、このサヴィニ・レ・ボーヌ一級レ・ナルバントンにも1.37haの畑を所有しており、ここに植えられた平均樹齢53年の古樹からコストパフォーマンスに優れたワインを造っています。

 シモン・ビーズの本拠地として知られるサヴィニー・レ・ボーヌは、下のブルゴーニュワイン委員会作成の地図の通り、コート・ボーヌの北に位置し、葡萄畑は村の中央を流れるロワン川が造った扇状地の左右に広がっており、アペラシオン全体の地形は東に向かって大きく開けた半円形の劇場のような形をしています。川に近い位置や平坦な場所が「村名」畑で、丘の中腹が「一級」畑となっています。右岸の一級畑レ・ナルバントンの位置をご確認下さい



 スイス人作家マルセル・ルッフが、サヴィニー・レ・ボーヌのワインを「香り高く、うつろいやすい魂を持った情熱あふれるワイン」と表現したように、サヴィニー・レ・ボーヌは立地の良さや質の高さで最初に名前が挙がる地域ではありませんが、しばしば「難しいアペラシオン」あるいは「謎の多いアペラシオン」とも言われ、”ブルゴーニュ通”にとっては「コストパフォーマンスに優れたワインの宝庫」です。



 サヴィニー・レ・ボーヌがAOCに認定されたのは1937年、赤・白とも認められていますが、白ワインの生産は1割程度で、赤ワイン中心のアペラシオンと言うことができます。

 ロワン川は一級畑を右岸のボーヌ側と左岸のペルナン・ヴェルジュレス側とに二分し、ペルナン・ヴェルジュレス側の斜面に渡るとオー・ヴェルジュレスやセルパンティエールに代表されるテロワール固有の風味が感じられるサヴィニとなり、その一方、反対側のボーヌ側の斜面にあるナルバントン等からは豊作年では村名格のヴォーヌ・ロマネや上等のポマールを飲んでいるような濃厚・濃密なワインが造られます。

 また、「ブルゴーニュワイン大全」の著者ジャスパー・モリス氏は、その著書のサヴィニー・レ・ボーヌの説明の中で、次の言葉を引用し、サヴィニーのワインの秀逸さを紹介しています。



『大昔は、サヴィニーの大愛好家がいて、シャトー・ド・サヴィニーの玄関には[Les Vins de Savigny sont theologiques,nourrissants et morbifuges(和訳:サヴィニーの葡萄酒は神々の飲み物にして、滋養に富み、身体の優れざる時も飲むべし]との一文が刻んである。』



 サヴィニーの両岸の丘の一級畑のワインは若いうちでも楽しめますが、優れた生産者のワインは少なくとも10年はもつようにできていて、その間ずっと複雑さを増し、ブーケを深めていくとされていますので、良い造り手が良い畑で造るワインは大変お買い得で、コストパフォーマンスの良さではブルゴーニュでも有数のもので、お薦めです。

 また、2018年は、2017年と同様に暑く乾燥した夏と収穫期の温暖な気候のおかげで、「豊作で葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」と報告されており、ドメーヌの当主ヴァンサン氏は、「醸造は100%除梗した葡萄を4〜5日間低温浸漬し、アルコール発酵は、酵母が最も力を発揮するようタンクを28度〜30度にして行い、いかにワインのバランスを保つかという点に気を配った」とコメントしています。


 こちらのインポーターはラックコーポレーションの蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。


【商品内容】
商品名:サヴィニー・レ・ボーヌ一級
    レ・ナルバントン2018 

仏語名:2018 Savigny-les-Beaune 1er Cru
     Les Narbantons

生産者:ドメーヌ・モンジャール・ミュニレ
    (Domaine Mongeard-Mugneret)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン

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