ヴォルネイ一級クロ・ドーディニャック2015 <ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール>

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販売価格 11,770円(税込)
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ドメーヌのエチケットにも描かれた、ドメーヌの邸宅の前に広がる一級畑クロ・ドーディニャック


プス・ドールが所有する三つ目のモノポール一級畑
ヴォルネイ一級クロ・ドーディニャック2015


2023年4月再入荷の飲み頃も近く、価格面でもお得な、超優良年2015年の正規品のバック・ヴィンテージ


 元はブルゴーニュ公とフランス王家が所有し、またDRCの創業者ジャック・マリー・デュヴォ・プロシェがオーナーだったこともあるヴォルネイの名門ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールは、1964年から1997年まで名醸造家ジェラール・ポテル(ニコラ・ポテルの父)が運営してきましたが、ポテルの急逝に伴いパトリック・ランダンジェ氏が新たな所有者となります。

 新オーナーのランダンジュ氏は医療器械のビジネスで成功し、ブルゴーニュに別荘を持っており、いつかドメーヌを所有したいと思っていた実業家でしたが、このドメーヌを手に入れるや否や、200万〜300万ユーロの資金を投じて、醸造施設や発酵用の木桶、他の設備も一新します。

 ランダンジェ氏が投資したのはこうした設備だけに止まらず、葡萄畑の拡張も意欲的で、1998年にコルトン・クロ・デュ・ロワとコルトン・ブレッサンドを取得、その後も2004年にピュリニー・モンラッシェ1級カイユレ、更に2008年にはドメーヌ・モワンヌ・ユドロも買収し、新たにボンヌ・マールやレ・ザムルーズを始めとするシャンボール・ミュジニーの銘柄も加わり、今やドメーヌ・プス・ドールは、コート・ド・ボーヌからコート・ド・ニュイに及ぶ大ドメーヌに発展しています。

 ヴォルネイの集落は、11世紀の初め、既にこの地に畑を所有していたカペー朝ブルゴーニュ伯爵家のシャトー周辺に築かれたのが始まりで、コート・ドールの中で歴史的意義が最も大きい村です。そして、ブルゴーニュ公のユーグ4世とその息子のロベール2世の統治下にあった1250年から1305年までの間におびただしい数の葡萄畑が開墾されました。ヴォルネイに「クロ」の名がつく単独所有畑が多いのはこの理由によります。

 この歴史あるドメーヌ・プス・ドールにも、甲乙つけがたい有名なモノポール畑クロ・ド・ラ・ブス・ドールとクロ・デ・ソワサント・ウーヴレの二つの一級畑があります。
 そして、この二つのモノポール畑の陰に少し隠れていますが、三つ目のモノポール一級畑があり、それがこちらの「ヴォルネイ一級クロ・ドーディニャック」です。

 クロ・ドーディニャックのクリマ名は、1793年から税務長官の任にあったフランソワ・ドーディニャックにちなむもので、ドーディニャックは、威容を誇るプス・ドールの領主邸を所有していました。クロ・ドーディニャックは、下の写真の通り、この領主邸宅の前庭のように広がる0.8haの畑で、プス・ドールのボトルに貼られている全てのエチケットに邸宅と共に描かれています。ドメーヌ・プス・ドール周辺のヴォルネイの葡萄畑の航空写真も掲載しておりますので、併せてその位置をご確認下さい。




 クロ・ドーディニャックは、褐色の表土に多数の小石が混じり、白亜質の泥灰岩層を覆う土壌で、輸入元資料によれば、『ドメーヌの邸宅の前のとても日当たりの良い畑であることから、繊細さ、優雅さが特に際立つワイン』となります。ただ、ドメーヌが所有する他の二つのモノポール畑(クロ・ド・ラ・ブス・ドールとクロ・デ・ソワサント・ウーヴレ)が南東向きの緩斜面であるのに対し、クロ・ドーディニャックは、北東向きの急斜面であるため、日中の日当たりは申し分ないものの、午後には日が早く陰ることから、少し日照時間が短いことが両者に比べやや評価が低い原因となっているようです。

 また、ブルゴーニュの2015年はグレート・ヴィンテージと呼ばれる超優良年で、長期熟成にも適していることから、お勧めのワインです。 


こちらの商品は、ラックコーポレーション輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。

【商品内容】
商品名:ヴォルネイ一級クロ・ドーディニャック2015
    
仏語名:2015 Volnay 1er Cru Clos d’Audignac
 
生産者:ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール
    (Domaine de La Pousse d'Or)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン

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