唯一のモレ・サン・ドニ側のボンヌ・マール所有者
ブリュノ・クレールの「特級ボンヌ・マール2020」
2023年1月入荷の最新ヴィンテージ2020年の蔵出し正規品
珍しいモレ側の「特級ボンヌ・マール2020」
ボンヌ・マールはシャンボール・ミュジニーにある特級畑と紹介されることが多いのですが、実際にはシャンボール・ミュジニーとモレ・サン・ドニに跨って位置しており、畑の全体面積15.06haの内、13.54haはシャンボールに、1.52haはモレに属しています。
元々モレ側の区画はもう少し広かったのですが、クロ・ド・タールの石垣の内側にあった、同一所有者モメサンの0.278ha分が1965年にクロ・ド・タールに編入されたため、モレ側のボンヌ・マールの面積は1.52haとなっています。
実は、モメサン家の前にクロ・ド・タールを所有していたマレ・モンジェ家が19世紀にクロ・ド・タールに隣接する自家所有の0.278haのボンヌ・マールの畑も一緒に石垣で囲んでしまっており、このボンヌ・マールのはみ出し分が1965年にクロ・ド・タールに併合された訳です。下にボンヌ・マールの区画図を掲載しましたので、ご確認下さい。

ここで注目されるのが、モレ・サン・ドニ側のボンヌ・マールです。
元々このモレ側の1.52haの区画は、マルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユの所有分を、子ベルナールが相続したものです。しかし創業者ジョセフ・クレールの死後、相続を巡る家庭争議もあり、ジョセフの子ベルナールの引退時にクレール・ダユで働いたこともあり、家族付き合いもしていたフージェレイ・ド・ボークレールがフェルマージュ契約でボンヌ・マールの長期の賃借契約を結びます。この結果、フージェレイ・ド・ボークレールがボンヌ・マールの上位三番目の所有者となっていました。
しかし、1980年代半ばにベルナールの子で、クレール・ダユ創業者ジョセフ・クレールの孫にあたるブリュノ・クレールがドメーヌ・ブリュノ・クレールを興し、一族の蔵と畑を再建の上、舵取りをし、ドメーヌは大発展を遂げ、現在に至っています。それに伴い、フージェレイ・ド・ボークレールに貸していたボンヌ・マールを契約期限が切れた区画から順次取り戻すこととなり、まず、2006年に0.42ha、2012年に0.22ha、そして2016年に残りの全ての区画が返還されたため、現在モレ・サン・ドニ側のボンヌ・マールの1.52haは全てドメーヌ・ブリュノ・クレールの所有(上図�┘�レンジ色区画)となり、「稀少なモレ側ボンヌ・マールの唯一の生産者」となっています。
このブリュノ・クレールが所有するモレ側のボンヌ・マールはクリマ南端に位置する最大の所有者コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエの区画とは対極のクリマ北端に位置しており、また特級クロ・ド・タールに隣接していることからもシャンボール側のボンヌ・マールとはかなり味わいが異なると言われています。
現在ここに植えられている葡萄は半分が1946年、残り半分が1972年植樹の古樹ですが、ここ数年で戻ってきた畑の土壌や葡萄樹の剪定・栽培に手を加え、ブリュノ・クレールのボンヌ・マールは質量ともにドメーヌの看板ワインの一つとなっています。
こちらの商品は、2023年1月入荷の最新ヴィンテージ2020年の「特級ボンヌ・マール2020」です。
ブルゴーニュの2020年のヴィンテージ評価については、フランス農務省等の資料によれば、『2020年は、冬の暖冬で、極めて芽吹き、そして開花も早く、収穫は8月に行われる等、最近では最も葡萄の成長サイクルの早いヴィンテージ』であったようで、遅霜の被害も免れ、収穫量は2019年を少し上回り、質量とも素晴らしい葡萄が収穫できたようです。
また、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。
こちらの商品は、ラックコーポレーション輸入の蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品です。セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
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【商品内容】
商品名:特級ボンヌ・マール2020
仏語名:2020 Bonnes- Mares Grand Cru
生産者:ドメーヌ・ブリュノ・クレール
(Domaine Bruno Clair)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン