オーセイ・デュレス ブラン 2020 [ルフレ−ヴ・エ・アソシエ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 8,910円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT
ルフレーヴ・エ・アソシエがビオディナミ農法で育てた買い葡萄で造る高コスパの「オーセイ・デュレス ブラン」

ムルソーと接する北向き斜面の1.29haの区画のシャルドネで造るお値打ちヴィラージュ・ワイン
「オーセイ・デュレス ブラン 2020」


*売切れ中でしたが、2022年10月下旬再入荷

  ドメーヌ・ルフレーヴといえば、透明感とミネラル感あふれるワイン造りで、ブルゴーニュの白ワインの最高峰と言える存在です。ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haもの葡萄畑を所有し、しかも、その大部分を特級畑と一級畑が占めている大ドメーヌで、”ピュリニーの至宝”とも称えられる珠玉のドメーヌです。

 ルフレーヴ家は1580年から続く名家で、1717年よりピュリニィでワイン造りを開始しました。創設者はジョセフ・ルフレーヴ氏で、その後代々ルフレーヴ一族の経営が続き、現当主のアンヌ・クロード氏が一人で運営をするようになったのは1994年のことです。

 アンヌ・クロード氏が加わり、1997年のビオディナミ農法への移行等種々の改革を次々に実施し、ドメーヌは一気にトップの座へ浮上します。
 2006年に英デカンタ誌で専門家により世界で最も優秀な白ワイン生産者に選ばれ、2014年にはマスター・オブ・ワイン協会の「ワインメーカーズ・ワインメーカー」に選ばれました。
 
 シュヴァリエ・モンラッシェを始めとする特級・一級ワインの出来はヴィンテージを問わず素晴らしく、是非ともお薦めしたいのですが、ただ一つの難点は、近年のブルゴーニュの価格高騰により、ルフレーヴのワインは村名クラスであっても価格的になかなか手が出ないのが現状です。

 前当主アンヌ・クロード氏もピュリニー各銘柄の価格高騰を気にしており、そこで目を付けたのが、コート・ドールから約100km南のマコネの地で、このテロワールなら、「自分たちのスタイルを貫きつつ、気軽にルフレーヴのスタイルのワインを沢山の人に楽しんでもらえる」と、2004年にマコネ地区ヴェルゼ村に9.33haの畑を取得し、2004年ヴィンテージからマコン・ヴェルゼ、更に2013年からはマコネの最良アペラシオンであるプイィ・フイッセの醸造を始めました。これらマコネ地区で造るワインは入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的 生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっています。

  このマコネ進出とは別のプロジェクトとして、2009年から「ルフレーヴ・エ・アソシエ」の名前のもとで、買い葡萄による少量のワイン生産を始めました。買い葡萄とは言え、葡萄栽培からドメーヌ・ルフレーヴのスタッフが加わり、栽培方法もドメーヌ・ルフレーヴ同様にビオディナミ農法がとられています。
 
 ルフレーヴ・エ・アソシエでは、白3銘柄と赤の特級シャルム・シャンベルタンをリリースしていますが、やはり白の世界最高峰生産者であるだけに、「ブルゴーニュ・シャルドネ」、「オーセイ・デュレス ブラン」、「リュリー プルミエ・クリュ」の白ワイン3銘柄に人気が集まっています。

 こちらの商品は、最新ヴィンテージ2020年の蔵出し正規品の「オーセイ・デュレス ブラン 2020」です。

 オーセイ・デュレスは、ムルソーとモンテリーの背後に広がる赤主体のアペラシオンで、葡萄の栽培区域は、アヴァン・ドーヌ渓谷によって東西に大きく二分されています。造られるワインの75%が赤ワインですが、ムルソーの秀逸な村名格畑「メ・シャヴォー」や「レ・ルシェ」等ムルソーと接する谷の右岸の北斜面にシャルドネが多く植えられおり、この「オーセイ・デュレス ブラン」もこの北斜面にある1.29haの畑で採れたシャルドネを用い、ドメーヌ・ルフレーヴ同様のテクニックで造られています。

 1937年にAOCに認定された「オーセイ・デュレス」自体はあまり知名度の高いアペラシオンではありませんが、この村のワイン造りの歴史は古く、紀元前2世紀には栽培が始まり、ケルトやガロア・ロマン時代には葡萄の聖地で、11世紀にはクリュニー修道院が進出し、その支配下に入っています。

 しかし、何と言ってもオーセイ・デュレスを有名にしているのは、「ブルゴーニュの女神 ラルー・ビーズ・ルロワ女史」の存在で、メゾン・ルロワ、ドメーヌ・ドーヴネ、そしてルロワ女史の邸宅がオーセイ・デュレスにあります。ルロワ女史の個人所有のドメーヌ・ドーヴネも、ムルソーに接する北斜面に位置する[Les Macabree]と[ Les Boutonniers]に畑を所有し、素晴らしい白ワインを造っていますので、白の銘醸地ムルソーから連なる丘陵で造られるオーセイ・デュレスの白ワインの水準は非常に高いと申せます。

 下に、オーセイ・デュレスの葡萄畑地図を掲載しておりますので、ご確認下さい。


 2020年のヴィンテージ評価については、まだ出揃っておりませんが、フランス農務省等の資料によれば、『2020年は、冬の暖冬で、極めて芽吹き、そして開花も早く、収穫は8月に行われる等、最近では最も葡萄の成長サイクルの早いヴィンテージ』であったようで、遅霜の被害も免れ、収穫量は2019年を少し上回り、質量とも素晴らしい葡萄が収穫できたようです。

 また、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。

 こちらの商品のインポーターはラックコーポレーションのドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。  

【商品内容】
商品名:オーセイ・デュレス ブラン2020

仏語名:2020 Auxey-Duresses Blanc
    
生産者:ルフレーヴ・エ・アソシエ
    (Leflaive et Associes)

容量 :750ml
タイプ:白ワイン

 



 





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