アラン・ユドロ・ノエラを気軽に味わえる人気キュヴェ
「ブルゴーニュ パストゥーグラン2019」
ピノ・ノワールとガメイのブレンドで、普段飲みに最適の年産3000本の中々珍しいパストゥーグラン
ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラは、シャンボール・ミュジニー生まれのアラン・ユドロ氏とヴォーヌ・ロマネに本拠を置いた名門ドメーヌ・シャルル・ノエラの孫娘オディル氏が結婚後1964年にヴージョで創設したもので、ドメーヌの名称は双方のファミリー・ネームを結合させたものです。
その後1978年にオディル夫人が祖父シャルル・ノエラの所有畑の4分の1を受け継ぎ、ヴォーヌ・ロマネからシャンボール・ミュジニー、ニュイ・サン・ジョルジュにかけて一挙に珠玉の畑を所有することとなります。
シャルル・ノエラは全盛期には、ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエと比較されるほどの名ドメーヌでしたが、1988年ドメーヌ・ルロワに畑を売却したため、シャルル・ノエラの名前は消失し、現在はそれらの畑からはドメーヌ・ルロワの珠玉のワインが生み出されています。従って、ドメーヌ・ルロワとドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラの所有する畑は元々一つだったため、両者の区画は近接しており、同一のテロワールを有しています。
ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラの現当主はアラン・ユドロ氏とオディル夫人の孫にあたるシャルル・ヴァン・カネイ氏です。1988年生まれのカネイ氏は、2008年にドメーヌを引き継ぎ、2005年からここで働くヴァンサン・ムニエ氏の補佐の下で葡萄栽培、醸造、マーケティングにいたるまでドメーヌの仕事のほとんどを委ねられています。
そんなシャルル・ノエラの畑を引き継いでいるアラン・ユドロ・ノエラのワインは、きめ細やかで華やかなワインとして知られ、人気漫画「神の雫」の中でも「とても女性的なやさしいワインを造るドメーヌ」として紹介されています。ドメーヌの本拠地はヴージョ村ですが、偉大なシャルル・ノエラの畑を引き継いでいるだけに、ヴォーヌ・ロマネやその隣のニュイ・サン・ジョルジュにも優れた畑を所有しています。
こちらの商品は、2022年9月入荷の、最新ヴィンテージ2019年のドメーヌ蔵出し正規品の「ブルゴーニュ パストゥーグラン2019」です。
錚々たる特級・一級ワインの陰に隠れていますが、実はこちらの銘柄「ブルゴーニュ パストゥーグラン」は人気最高峰生産者アラン・ユドロ・ノエラを気軽に楽しめることで人気のあるワインです。
パストゥーグランは、ピノ・ノワールとガメイのブレンドで造られることは良く知られていますが、正確にはピノ・ノワールが1/3以上、ガメイが2/3以下の割合で混醸したものです。また、ピノ・ノワールとガメイは同じ区画で混植されます。
ガメイは、ブルゴーニュ地方南端のボジョレー地区で多く栽培されている赤ワイン用の葡萄品種で、正式な名称はガメイ・ノワールと言い、その名の通り、ピノ・ノワールは、ガメイから枝分かれした品種で、タンニンはやや乏しいものの、果実味豊かで、甘酸っぱい酸味と爽やかな香味を持つことが特長です。
一般的にはパストゥーグランは、熟成させるものではないため、フルーティな味わいで、栽培農家の自家消費用のイメージがありますが、一流生産者のものは、ピノ・ノワール比率を高くし、よりしっかりとした味わいのものとなり、価格も1万円程の高額なパストゥーグランとなります。
アラン・ユドロ・ノエラのブルゴーニュ パストゥーグランは、ピノ・ノワール比率1/3以上のパストゥーグランの規定を大きく上回る「ピノ・ノワール70%、ガメイ30%」で構成され、他の生産者のものよりピノ・ノワール比率が高く、果実味豊かな仕上がりで、栽培面積は0.53ha、生産本数も3000本で、それほど多くないことから、中々珍しいキュヴェです。
価格もラインナップの中では最もお手頃で、平均樹齢40年のピノ・ノワールの果実味とガメイ特有の甘酸っぱい酸味が程良く効いたパストゥーグランは料理との相性も良く、家飲みワインとしても最適で、お薦めです。
こちらのインポーターはラックコーポレーション輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ブルゴーニュ パストゥーグラン2019
仏語名:2019 Bourgogne Passetoutgrain
生産者:ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラ
(Domaine Alain Huderot Noellat)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン