特級クロ・ド・タール2016 [クロ・ド・タール]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 64,350円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT

1141年から今日まで約900年間、一切細分化されずモノポールで続いてきたブルゴーニュ最大かつ稀有な特級畑



二度にわたる霜害により生産量は激減したものの、その後の天候回復により逞しく育った葡萄で優良年評価となった2016年ヴィンテージ
「クロ・ド・タール2016」


*売切れ中でしたが、2022年9月再入荷!!

 クロ・ド・タールは、モレ・サン・ドニの南端近くに位置する7.53haの特級畑で、その歴史は古く、1141年にシトー派に属するタール修道院により畑が築かれたことに始まり、[石塀で囲まれたタール修道院の畑=クロ・ド・タール]の名の由来となりました。そして、それ以来今日まで広大な畑にもかかわらず、約900年もの長きに渡り、一切細分化されていないため、この間、一貫して土壌と品質の管理が行われ続けており、まさに「ブルゴーニュの至宝として圧倒的な存在感」を放つブルゴーニュ最大、かつ稀有なモノポールの特級畑です。

 また、クロ・ド・タールは、これまでの所有者が僅か4名と少ないことも特徴で、1789年のフランス革命で国庫に没収されるまではタール修道院に属し、1791年に売りに出されると、これを買い取ったのがマレ・モンジェ家で、1932年まで単独所有します。そして、1932年にモメサン家の手に渡って以降、85年間単独所有が続き、2018年1月1日をもってモメサン家からシャトー・ラトゥールやドメーヌ・デュージェニーを所有するフランソワ・ピノー氏が率いるアルテミス社傘下となりました。買収額は明らかにされていませんが、2億8千万ユーロ(邦貨換算で約380億円)とも言われています。

 一時期評価を落としたこともありましたが、1996年にオスピス・ド・ボーヌの醸造責任者を11年間務めたシルヴァン・ピティオ氏が支配人として就任して以来、品質をかつてないまでに高めることに成功し、2015年の退任後も、ドメーヌ・ド・ラルロの改革で天才とも呼ばれた著名なジャック・ディヴォージュ氏が就任、更に同氏が隣のドメーヌ・デ・ランブレイに移った2019年からはシャトー・グリエで醸造責任者を務めたアレッサンドロ・ノリ氏が引き継ぎ、クロ・ド・タールの世界的な名声と評価を更に高めています。

 クロ・ド・タールの畑は、300mx250mのほぼ長方形の形をしており、その周囲はその名の通り石塀で囲まれ、標高270m〜300mの東南東向きの斜面にあります。植えられている葡萄の平均樹齢は60年で最も古い樹は100年を超える古樹もあります。

 こちらの商品は所有者がまだモメサン家の時代であった2016年ヴィンテージの「クロ・ド・タール2016」で、2019年にドメーヌを去った天才醸造家ジャック・ディヴォージュ氏が100%手掛けたものです。


  
 2016年は春に二度にわたり霜害があり、開花時期にはうどんこ病も広がるなど生産者にとっては試練の年でしたが、7月から収穫期までは好天に恵まれ、厳しい条件を乗り越えた葡萄は逞しく成長し、卓越した品質となりました。

 クロ・ド・タールも霜害の影響で、2016年のクロ・ド・タールは過去20年間で最も収穫量が少ない年となり、27,000本造られましたが、生産量は少なかったものの、フルボディで、濃縮した味わいに優美で繊細なアロマを持つ美酒となり、パーカーポイント97点を獲得し、飲み頃予想も2024年〜2060年と長期熟成型に仕上がっています。

 クロ・ド・タールでは元々完熟した葡萄を使うことから、この地区で最も遅いタイミングで収穫が行われることが多く、2016年も遅摘みにより完熟葡萄を収穫できており、収量は丁寧な剪定と芽掻きによって、法定上限を遥かに下回るレベルに抑えられています。また、クロ・ド・タールがその真価を現すには10年以上の熟成が必要と言われていますので、飲み頃も近く、価格的にもお得な正規品のバック・ヴィンテージは貴重で、お薦めです。

こちらは2022年9月に再入荷したラックコーポレーション輸入の蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品となりますが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
 


【商品内容】
商品名:特級クロ・ド・タール2016
    
仏語名:2016 Clos de Tart Grand Cru
    
生産者:ドメーヌ・クロ・ド・タール
    (Domaine Clos de Tart)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン



Your recent history

Category

Recommended