『カイユレを飲まずしてヴォルネイを語るなかれ』と言われたヴォルネイを代表する一級銘醸畑レ・カイユレ
2022年6月入荷の10年以上の熟成の時を経て、価格面でもお買い得な蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ
「ヴォルネイ一級レ・カイユレ2011」
その昔、地元では「カイユレを飲まずして、ヴォルネイを語るなかれ」と言われたほどの畑で、また、ヴォルネイの村人たちに投票をしてもらえば、カイユレがヴォルネイの特級候補に推される可能性が高いと言われるほどヴォルネイを代表する畑です。
カイユレは、ヴォルネイ村の最南端、県道の下側に位置し、ムルソーに向かって一級畑シュヴレを背後から抱え込むような鍵型の形をした畑で、東南を向いた斜面中部に泥灰質や石灰質、粘土質の土壌が広がっています。
14.36haの面積の一級畑カイユレは、次の三つの古区画に分かれています。
(1)カイユレ・ドシュ(Caillerets Dessus):9.06ha
(2)アン・カイユレ(En Cailleret):2.873ha
(3)クロ・デ・ソワサント・ウーヴレ(Clos des Soixante Ouvrees):2.3925ha
この三番目の古区画は、ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールのモノポールとなりますが、他の二つの区画からミシェル・ラファルジュ、マルキ・ダンジルヴィーユなどが素晴らしいカイユレを造っています。
ミシェル・ラファルジュが、このカイユレの畑0.30haを購入したのは2004年ですが、1950年代に植えた古木の葡萄とラファルジュの細やかな手入れでカイユレの名声にふさわしいワインが生み出されています。
こちらの商品は、2022年6月に卸元のラックコーポレーション様から入荷した、「ヴォルネイ一級レ・カイユレ2011」で、約10年の熟成の時を経て、飲み頃に入ったドメーヌ蔵出し正規品のバック・ヴィンテージです。
2011年のブルゴーニュは、暑い春により開花時期が早まり、夏に気温が上がらなかったため、2010年同様収穫量は例年より低めでした。
そのため、果実の糖度は上がりすぎず、酸も穏やかな、柔らかく親しみやすいヴィンテージで、2009年、2010年のビックヴィンテージに及ばないまでも、結果としてエレガントで豊かな味わいの仕上がりに多くの評論家が驚きを示したヴィンテージです。
最高峰生産者のワインは難しい年にこそ、その真価が発揮され、むしろ価格面でお買い得となっています。一般的にグレート・ヴィンテージがもてはやされがちですが、ワインは自然の産物ですので、ヴィーテージごとの特徴を味わうこともワイン・ラヴァーにとって必要なことだと思います。
好環境下で、10年以上の熟成の時を経て、飲み頃に入ってきた「ミシェル・ラファルジュのレ・カイユレ2011」をどうぞお楽しみ下さい。
こちらはラックコーポレーション輸入の正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ヴォルネイ一級レ・カイユレ2011
仏語名:2011 Volnay 1er Cru Les Cailleret
生産者:ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュ
(Domaine Michel Lafarge)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン