ジュヴレ・シャンベルタン一級レ・コルボー2019 V.V. [ドメーヌ・ドニ・バシュレ]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 31,900円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT
0.42haの区画の樹齢90年超えの古樹の葡萄で造るドニ・バシュレの一級レ・コルボー

最新ヴィンテージ2019年の稀少なドメーヌ蔵出し正規品
ジュヴレ・シャンベルタン一級レ・コルボー2019 V.V.


*6月12日に入荷した最後の在庫分です。既に卸元にも在庫はなく、再入荷はございません。残りあと1本です。

 30年前、祖父母からドメーヌを受け継いだ時、ドニ・バシュレは、僅か1.8haの葡萄畑しか所有していない小さな造り手でした、そして現在その規模は2倍以上になりましたが、それでも4.73haの葡萄畑を所有するに過ぎない小規模生産者です。従って、所有するアペラシオンもワイン生産量も少ないため、日本においては知名度がやや低い造り手かもしれません。

 しかし、このドメーヌで特筆すべきは樹齢の高さです。村名ジュヴレ・シャンベルタンが平均樹齢80年、1級コルヴォーで90年以上、 特級シャルム・シャンベルタンに至っては100年を超えており、この高い樹齢が凝縮味に溢れ、緻密な構造をもつワインの源泉となっており、まさに「知る人ぞ知るジュヴレの秀逸な造り手」です。

 こちらの商品は、ドニ・バシュレの所有する唯一の一級キュヴェ、「ジュヴレ・シャンベルタン一級レ・コルボー2019 V.V.」です。

 仏語で「カラス」を意味するジュヴレ・シャンベルタン一級レ・コルボーは、ラヴォー背斜谷の扇状地南部にあり、特級畑マジ・シャンベルタンとジュヴレ集落の間に位置する面積3.21haの一級畑です。母岩はマジ・シャンベルタンと同じプレモー石灰岩で、マジ・シャンベルタンとの境界線に接する南半分はマジ同様に小石の多い褐色の土壌で、味わいもよく似ています。

 下にジュヴレ・シャンベルタン中心部付近の航空写真を掲載しましたので、レ・コルボーと周辺の一級畑の位置をご確認下さい。いずれも特級畑ルショット・シャンベルタンとマジ・シャンベルタンに近接する好立地の畑です。


 ドメーヌ・ドニ・バシュレは、このレ・コルボーの中に0.42haの面積の区画を所有していますが、特筆すべきは、その樹齢で、1920年に植えられた、約100年に達しようとする古樹で、地中深く根を張りめぐらせた古木の恩恵を受け、量は僅かであるものの、風味に富み、凝縮した果実を収穫することができます。

 ドニ・バシュレがドメーヌを引き継いだ1980年代は、レ・コルボーは、同じ蔵のACジュヴレ・シャンベルタンと大差はないように評価されていましたが、ドニ・バシュレが葡萄畑を立て直し、数畝を買い戻したこともあって、1990年代後半からは、一級畑に相応しい堂々たる地位に付いています。

 レ・コルボーは比較的小さな畑のため、単独で仕立てている造り手は多くはありませんが、有名生産者では、デュガ・ピィが2012年まではレ・コルボー、ラ・ペリエール、フォントニーの三つの畑をジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュとしてブレンドしてきたものを2013年からはそれぞれ単独で仕立てています。ジャスパー・モリス氏は、その著書「ブルゴーニュワイン大全」の中で、レ・コルボーの優れた造り手として、一番にドニ・バシュレの名を挙げており、ドニ・バシュレのレ・コルボーは、このクリマを代表するワインです。

 特に、最新ヴィンテージとなる2019年のヴィンテージ評価は、各種ヴィンテージ・レポートによれば、『2019年は4月の気温低下による霜害、初夏の天候不順に伴う花ぶるいや結実不良、更に、夏の酷暑と水不足により、収量は2018年より25%〜35%減少するものの、陽射しに恵まれて、収穫された葡萄の熟度は高く、酸も豊かであることから品質は極めて良好で、年号末尾に「9」の付く年は優良年というジンクスは守られる』とのことで、お薦めです。

 こちらの商品のインポーターはラックコーポレーションのドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー在庫商品ですが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。



【商品内容】
商品名:ジュヴレ・シャンベルタン一級
    レ・コルボー2019V.V.

仏語名:2019 Gevrey- Chambertin 1er Cru
    Les Corbeaux V.V.

生産者:ドメーヌ・ドニ・バシュレ
    (Domaine Denis Bachelet)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン

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