ヴォーヌ・ロマネ一級オー・ブリュレ2019 [ドメーヌ・ミシェル・グロ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 16,940円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT

リシュブールに隣接するヴォーヌ・ロマネ一級オー・ブリュレの0.63haの所有区画から造られる稀少品


「焼けた」を意味するクリマ名を連想させる
凝縮したアロマを持つ銘醸畑
「ヴォーヌ・ロマネ一級オー・ブリュレ2019」




 ヴォーヌ・ロマネ一級畑オー・ブリュレは、コンクール背斜谷の開口部に位置するため、畑の斜面はクリマの北半分が南東から南向き、リシュブールと接する南半分は北から北東を向いています。

 下にヴォーヌ・ロマネ中心部の葡萄畑の概略地図を掲載していますので、オー・ブリュレの位置をご確認下さい。




 畑名のブリュレとは、「焼けた」という意味が示すように葡萄が非常に良く熟することを暗示しており、実際にこの畑から生まれるワインは非常に濃厚で芳醇なヴォーヌ・ロマネとなることで知られ、ヴォーヌ・ロマネを代表する一級銘醸畑の一つです。

 オー・ブリュレの畑面積は、4.53haですが、最大の所有者はドメーヌ・デュジェニーの1.05haでほぼ全体の1/4近くを所有しています。ドメーヌ・デュジェニー以外の造り手では、ドメーヌ・メオ・カミュゼがデュジェニーに次ぐ0.72haの畑を所有し、アンリ・ジャイエゆかりの素晴らしいオー・ブリュレをリリースしています。

 他の有名な生産者とその所有面積は、ドメーヌ・ルロワ(0.27ha)、ドメーヌ・ジャン・グリヴォ(0.26ha)、ドメーヌ・ブリュノ・クラブリエ(0.30ha)、ドメーヌ・ジャック・カシュー(0.06ha)といずれも極小区画にとどまっており、0.63haを所有するドメーヌ・ミシェル・グロは、このクリマを代表する造り手の一人です。いずれの生産者も最高峰の造り手であるため、素晴らしいオー・ブリュレをリリースしています。

 下のオー・ブリュレ付近の航空写真に主要な畑と共に主な所有者の区画を掲載していますので、ご確認下さい。


 ドメーヌ・ミシェル・グロの所有するオー・ブリュレの区画は、ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロのリシュブール・ヴェロワイユ区画と隣接していますが、これは偶然ではありません。元々リシュブールもオー・ブリュレもミシェル・グロの父ジャン・グロが所有していたものですが、グロ家では畑の過度の細分化を防ぐため、例えば長男ミシェル・グロが1860年からの歴史を持つ面積2.12haの一級畑クロ・デ・レアをモノポールで相続するなど、できる限り畑単位で子供達が相続できるようにしました。

 このようにミシェル・グロがクロ・デ・レアやオー・ブリュレを単独所有したことで、リシュブールやエシェゾーの特級畑を相続放棄することとなり、長女アンヌ・フランソワ―ズが父ジャン・グロのフラッグシップワインであったリシュブールを筆頭に、エシェゾーなどの名高いアペラシオンを受け継ぐこととなりました。この結果、ミシェル・グロのオー・ブリュレとアンヌ・フランソワーズ・グロの所有するリシュブール区画と隣接することになったわけで、元々ジャン・グロが地続きで所有していたものなのです。かつてのジャン・グロの隆盛のほどがわかりますね。

  また、最新ヴィンテージとなる2019年は、各種ヴィンテージ・レポートによれば、『2019年は4月の気温低下による霜害、初夏の天候不順に伴う花ぶるいや結実不良、更に、夏の酷暑と水不足により、収量は2018年より25%〜35%減少するものの、陽射しに恵まれて、収穫された葡萄の熟度は高く、酸も豊かであることから品質は極めて良好で、年号末尾に「9」の付く年は優良年というジンクスは守られる』とのことで、お薦めのヴィンテージです。
 

 こちらは、2022年2月下旬に入荷したラックコーポレーション輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。 

【商品内容】
商品名:ヴォーヌ・ロマネ一級
    オー・ブリュレ2019

仏語名:2019 Vosne-Romanee 1er Cru
     Aux Brulees 

生産者:ドメーヌ・ミシェル・グロ
    (Domaine Michel Gros)

容量 :750m
タイプ:赤ワイン





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