シャトー・トロロン・モンド 2011 [サン・テミリオン/Saint-Emillion]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 11,770円(税込)
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SOLD OUT
2006年にサン・テミリオン格付け第一特別級Bに昇格を果たし、メドック格付け第2級に相当する高い評価を受ける
「シャトー・トロロン・モンド」


パーカーポイント95点を獲得し、10年の熟成の時を経て、飲み頃のボルドー右岸のお薦め優良シャトー
「シャトー・トロロン・モンド 2011」


 シャトー・トロロン・モンドは世界遺産の町サン・テミリオンを見おろすパヴィの丘に位置し、日当たりも水捌けも良く、凝縮感のある葡萄を育てることができます。

 葡萄栽培の作付け面積は、90%がメルローであることから、シャトー・トロロン・モンドのワインはメルローの比率が高く、また平均樹齢は50年で古樹が多いため、メルローならではの芳醇な果実味と柔らかなタンニンにより、飲み心地が良く、バランスに優れていることが特徴です。

  シャトー・トロロン・モンドは2006年に「サン・テミリオン格付け第1特別級B」に昇格しました。サン・テミリオン格付けはメドックと異なり、10年毎に見直しが行われるのが特徴で、それだけに、単に昇格を喜ぶのではなく、その座を維持あるいは更なる昇格のための努力を必要とします。

 直近の改定は2012年でしたが、この改定の際、これまでシャトー・シュヴァル・ブランとシャトー・オーゾンヌの2シャトーの指定席であった格付け最高峰の第一特別級Aに、シャトー・アンジュリュスとシャトー・パヴィが新たに昇格し、4シャトーとなりました。その第一特別級Aに次ぐ格付けが第一特別級Bの14シャトーで、2012年の改定でもシャトー・トロロン・モンドはその座を維持しており、「メドック格付け第2級に相当する」との高い評価を受けています。

 ローマ時代からのワイン造りの歴史がある銘醸地サン・テミリオンには、約1000ものシャトーがありますので、第一特別級Aの4シャトーと第一特別級Bの14シャトーがいかにトップ・クラスの存在であるかお分かりいただけると存じます。

 シャトー・トロロン・モンドの歴史は1745年頃まで遡りますが、このシャトー名となったのは、1850年代に所有したレイモン・トロロン氏の名前をとって名付けたのが始まりです。

 1869年のトロロン氏の死去後は、所有者が転々としますが、躍進の転機を迎えるのが、所有者がクリスティーナ・ヴァレット氏に移った1980年代始めで、「メルローの魔術師」と呼ばれたミシェル・ロラン氏をコンサルタントに招聘し、その指導の下で、大規模な設備投資や厳格な選果、セカンドワインのリリース、新樽比率の向上などを始めとする収穫・醸造工程の全面的な改革を図り、品質は飛躍的に向上しました。

 こうして既に、1980年代後半には、シャトー・トロロン・モンドは、「メドックの格付け第2級に相当する」とか「サン・テミリオン格付け第一特別級に格上げすべき」などど高く評価されていましたが、1996年の格付け改定時には昇格を果たせず、その次となる2006年の改定で見事念願の昇格を果たし、現在に至っています。

  「シャトー・トロロン・モンド 2011」のセパージュは、メルロー85%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、カベルネ・フラン5%、で、パーカーポイントは、実に「95点」という高評価のヴィンテージです。

 実は2011年のボルドーは天候不順の大変難しいヴィンテージで、特にボルドー右岸の栽培品種メルローが夏の猛暑で火傷を負い、生産量が減少しましたが、厳しい選果とセパージュの工夫で品質を維持し、95点もの高得点を獲得しています。

 また、ワインアドヴォケイト誌では2014年時点で、予想飲み頃を2014年から2034年としており、良好な環境下で10年の熟成の時を経て、丁度飲み頃に入った頃でお薦めです。

 こちらはラックコーポレーション輸入のシャトー蔵出し品で、店舗内セラー保管商品です。



商品名:シャトー・トロロン・モンド 2011
   [サン・テミリオン格付け第一特別級B]

仏語名:2011 Chateau Troplong Mondot
   [Saint-Emillion Premiers Grand Cru Classes B]
   
容量750ml  赤ワイン


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