地勢的には偉大なル・モンラッシェと連続し万人が認めるサン・トーバン最高の一級畑アン・レミリー
サン・トーバンに本拠を置き、1.90haを所有する
ドメーヌ・マルク・コランの中核をなす一本
「サン・トーバン一級アン・レミリー2019」
「知る人ぞ知るシャルドネの聖地」サントーバンで最も偉大なドメーヌがドメーヌ・マルク・コランです。1970年の設立当初はサントーバンとシャサーニュ・モンラッシェに6haの畑をもつのみでしたが、80年代から90年代にかけて畑を広げ、20ha、30のアペラシオンを手がけるまでに成長しました。
また、30のアペラシオンの内、25が白ワインであることから、マルク・コランは白の造り手として有名で、「もしサントーバンのクリマの特徴を知りたければ、このドメーヌの一級畑を並べて試すとよい」とも言われています。
しかし、何と言ってもマルク・コランを有名にしているのは、白ワインの最高峰モンラッシェの16人の所有者の内の一人であることでしょう。マルク・コランのモンラッシェ区画はシャサーニュ側の最上部にある「ダン・ド・シャン(犬の歯)」と呼ばれる僅か0.1068haの極小区画で、ここから毎年2樽のモンラッシェを造っており、凝縮感があり、余韻も長くフィネスを感じるモンラッシェとして高く評価されています。
モンラッシェの山とシャサーニュの背後に控える「シャルドネの聖地サン・トーバン」の一級畑群は三つの区域に分かれており、最良の区域はシャサーニュ・モンラッシェ村から国道6号線を北上した右にある南向き、または南西向き斜面で、ここにアン・レミリー、ダン・ド・シャン、ラ・シャトニエール、レ・シャンプロ等が並んでおり、国道左にあるレ・コンブと共に、これらの畑が産み出すサン・トーバンの上質の白ワインはピュリニー風の鋼鉄の強さを備え、熟成で真価を発揮します。下にブルゴーニュワイン委員会作成のサン・トーバンのAOC地図を掲載していますので、各畑の位置をご確認ください。
面積29.72haのサン・トーバン一級アン・レミリーは、シャサーニュ・モンラッシェの同名畑アン・レミリーと接しており、地勢的には偉大な特級ル・モンラッシェと連続している立地であることからミネラル豊かな白ワインが産まれ、万人が認めるサン・トーバン最高の一級畑です。
サン・トーバンにドメーヌの本拠を置くドメーヌ・マルク・コランが、アン・レミリーに所有する面積は1.90haで、ドメーヌのラインナップの中核をなすワインです。
最新ヴィンテージとなる2019年の評価については、まだ出揃っておりませんが、各種ヴィンテージ・レポートによれば、『2019年は4月の気温低下による霜害、初夏の天候不順に伴う花ぶるいや結実不良、更に、夏の酷暑と水不足により、収量は2018年より25%〜35%減少するものの、陽射しに恵まれて、収穫された葡萄の熟度は高く、酸も豊かであることから品質は極めて良好で、年号末尾に「9」の付く年は優良年というジンクスは守られる』とのことです。しかし、残念なことに、11月恒例開催のオスピス・ド・ボーヌの競売会で顕著だったように、『2019年産のワインの品質は優れているものの、生産量が減少していることから、価格は2018年より高めとなる』旨も報告されています。
こちらのインポーターはラックコーポレーションの蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:サン・トーバン一級アン・レミリー2019
仏語名:2019 St-Aubin En Remilly 1er Cru
生産者:ドメーヌ・マルク・コラン
(Domaine Marc Colin et Ses Fils)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン