サン・ヴェラン 2019 [ドメーヌ・ルフレ−ヴ]

型番 店舗内セラー保管
販売価格 5,500円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT
”ピュリニーの至宝”ルフレーヴがマコネ地区の
AOCサン・ヴェランで造る白ワイン


ダヴァイエ村の0.41haの区画から少量造る
最新ヴィンテージの「サン・ヴェラン2019」


   ドメーヌ・ルフレーヴといえば、透明感とミネラル感あふれるワイン造りで、ブルゴーニュの白ワインの最高峰と言える存在です。
 ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haもの葡萄畑を所有し、しかも、その大部分を特級畑と一級畑が占めている大ドメーヌで、”ピュリニーの至宝”とも称えられる珠玉のドメーヌです。

 ルフレーヴ家は1580年から続く名家で、1717年よりピュリニィでワイン造りを開始しました。創設者はジョセフ・ルフレーヴ氏で、その後代々ルフレーヴ一族の経営が続き、現当主のアンヌ・クロード氏が一人で運営をするようになったのは1994年のことです。

 アンヌ・クロード氏が加わり、1997年のビオディナミ農法への移行等種々の改革を次々に実施し、ドメーヌは一気にトップの座へ浮上します。
 2006年に英デカンタ誌で専門家により世界で最も優秀な白ワイン生産者に選ばれ、2014年にはマスター・オブ・ワイン協会の「ワインメーカーズ・ワインメーカー」に選ばれました。
 
 シュヴァリエ・モンラッシェを始めとする特級・一級ワインの出来はヴィンテージを問わず素晴らしく、是非ともお薦めしたいのですが、ただ一つの難点は、近年のブルゴーニュの価格高騰により、ルフレーヴのワインは村名クラスであっても価格的になかなか手が出ないのが現状です。

 前当主アンヌ・クロード氏もピュリニー各銘柄の価格高騰を気にしており、そこで目を付けたのが、コート・ドールから約100km南のマコネの地で、このテロワールなら、「自分たちのスタイルを貫きつつ、気軽にルフレーヴのスタイルのワインを沢山の人に楽しんでもらえる」と、2004年にマコネ地区ヴェルゼ村に9.33haの畑を取得し、2004年ヴィンテージからマコン・ヴェルゼ、2013年からはマコネの最良アペラシオンであるプイィ・フイッセ、更にサン・ヴェランでの醸造を始めました。

 これらマコネ地区でもピュリニー・モンラッシェの本家同様にビオディナミ農法が採用されており、世界最高峰の白ワインと讃えられるルフレーヴのスピリットを受け継いだコストパフォーマンスに優れたワインがマコネの地で生み出されており、入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的 生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっています。

 マコネ地区にはルフレーヴと同じく白ワインの世界最高峰生産者と称賛されるドメーヌ・デ・コント・ラフォンも進出しており、コート・ドールと全く同じウミユリ石灰岩を基盤とするこの地がシャルドネの生育に適していることを示しています。


 サン・ヴェランは、マコネ地区の南端に位置する1971年制定の村名AOCで、プイィ・フイッセによって南北に分断された形になっています。サン・ヴェランを名乗れるのは、北側がダヴァイエ、プリセ、ソリュトレ・プイィの3村、南側がシャーヌ、レーヌ、シャスラ、サン・ヴェランの4村ですが、この7村の中で最も葡萄栽培面積が少ないサン・ヴェラン村がサン・ヴェランのAOC名称となったのは、当時、「サン(Saint)」を含むアペラシオン名称が消費者受けが良かったためのようです。

 ドメーヌ・ルフレーヴが所有するサン・ヴェランの区画は、プイィ・フイッセの北に位置するダヴァイエ村(Davaye)にある僅か0.41haの区画で、1988年に植樹された葡萄をビオディナミ農法で栽培し、手摘みで収穫。新樽率15%のオーク樽で、12ヶ月樽熟成後、タンクで6ヶ月熟成し、瓶詰されます。

 こちらは最新ヴィンテージ2019年の「サン・ヴェラン2019」です。2019年の評価については、まだ出揃っておりませんが、各種ヴィンテージ・レポートによれば、『2019年は4月の気温低下による霜害、初夏の天候不順に伴う花ぶるいや結実不良、更に、夏の酷暑と水不足により、収量は2018年より25%〜35%減少するものの、陽射しに恵まれて、収穫された葡萄の熟度は高く、酸も豊かであることから品質は極めて良好で、年号末尾に「9」の付く年は優良年というジンクスは守られる』とのことです。しかし、残念なことに、11月恒例開催のオスピス・ド・ボーヌの競売会で顕著だったように、『2019年産のワインの品質は優れているものの、生産量が減少していることから、価格は2018年より高めとなる』旨も報告されています。


 ご参考までに(雑学豆知識):登記の関係から、こちらのプイィ・フイッセやマコン・ヴェルゼ等マコネ地区で造られるドメーヌ・ルフレーヴの仏語表記はピュリニーの銘柄と異なり、「Domaines Leflaive」(ドメーヌにSが付いています)となっています。現在ルフレーヴの醸造所は、ピュリニーとマコンにあることから、醸造場所を区別するためにそのように登記をしたようです。


 こちらのインポーターはラックコーポレーションのドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。  

【商品内容】
商品名:サン・ヴェラン 2019
    
仏語名:2019 Saint-Veran     
 
生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
    (Domaines Leflaive)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン

 

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