メドック格付第5級の中で一級をも脅かす革新的シャトー
シャトー・ポンテ・カネ2012
左岸で初めてビオディナミの認定を受け、2年連続パーカーポイント満点を獲得した「シャトー・ポンテ・カネ」
ボルドー・ポイヤック地区は、五大シャトーのシャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ラトゥール、シャトー・ムートン・ロートシルトの他、多くの格付けシャトーが集まるボルドー最高の銘醸地ですが、シャトー・ポンテ・カネの畑はシャトー・ムートン・ロートシルトの向いという絶好の場所に位置しています。
1855年のメドック格付けでは、5級に位置付けられたシャトー・ポンテ・カネですが、1975年に現在の所有者であるテスロン家の手に渡ってからは、大規模な設備投資やセカンドワインのリリースで、葡萄の選別を厳しくするなどの改革を行い、1994年以降、ワインの品質が飛躍的に向上しました。
中でも世界的な影響があるワイン専門誌ワインアドヴォケイトにおいて、2009年、2010年と連続でパーカーポイント100点の評価を得て、格付け5級の域を超えていると高く評価されるなど、今やボルドーの格付けを脅かす存在となっています。
シャトー・ポンテ・カネがここまで評価が高まった理由は、設備投資だけでなく、「メルローの魔術師」の異名を持ち、主にボルドー右岸のシャトーを手掛けている著名なコンサルタント、ミシェル・ロラン氏の指導の下で、畑を踏み固めないよう馬での耕作の開始や新樽比率の減少、2004年には格付けシャトーで最初にビオディナミ農法を導入した他、2010年にはビオディヴァン、エコセールの二つの認証を得た唯一の格付けシャトーになるなど、革新的な改革の成果と申せます。
シャトー・ポンテ・カネ2012のセパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロー30%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド1%で、パーカーポイントは91-94点で、予想される飲み頃は2018年〜2039年とされており、そろそろ飲み頃に入った頃です。
こちらの商品のインポーターはラックコーポレーションで、店舗内セラー保管です。
商品名:シャトー・ポンテ・カネ 2012
[メドック格付け第5級]
仏語名:2012 Chateau Pontet Canet
[Cinquimes Grands Cru Classes Du Mdox]
容量750ml 赤ワイン