飲み頃も近く、価格的にもお得な
バック・ヴィンテージのムートンの白
ムートン・ロートシルトが造る「銀の翼」の名を持つ白ワイン
エール・ダルジャン2012
五大シャトーの一つシャトー・ムートン・ロートシルトが造る唯一の白ワインが、このエール・ダルジャンです。
ムートンの公式ホームページの記述によれば、2012年の天候は、冬は寒く、特に2月の平均気温は過去50年の中で最低を記録しました。その一方で、7月20日〜9月20日は重度の干ばつに見舞われるなどコントラストが特徴的な年でした。
しかし、2012年の白葡萄は順調に成熟し、収穫は9月11日から9月19日の期間に完璧な条件の下で行われ、造られたワインは美しいミネラル感と余韻の長さを特徴とする上質ヴィンテージとなりました。
その2012年ヴィンテージのエール・ダルジャンのセパージュは、ソーヴィニヨンブラン63%、セミヨン37%で、ムートンの公式HPのテイスティング・コメントは、「熟したソーヴィニヨンブランとセミヨンのアロマが際立っており、パッションフルーツやパイナップル、その他白桃や洋梨の香りも同時に混ざり合い、上質なトースト香を含んだバターを思わせるほのかな香りが全体を引き立てている」としています。
実はこのエール・ダルジャンは1991年が初リリースで、元々は1980年代初頭、現当主のフィリピーヌ・ド・ロートシルト女史が、ムートン・ロートシルトが所有する84ヘクタールのうち、7ヘクタールの畑に白ワイン用の葡萄を栽培し、シャトーのプライベート用として造っていたものでした。
しかし、そのあまりの素晴らしさに、もてなした客人達からの評判が広がり、1991年に、正式にリリースしたのが、このエール・ダルジャンというわけです。
エール・ダルジャン(Aile d'Argent)とは、フランス語で「銀の翼」の意味で、シャトー・ムートン・ロートシルトの公式HPによれば、この名称は、現当主のフィリピーヌ女史が幼かった頃に父の故バロン・フィリップ男爵から聞いた魔法のティー・ポットの童話に由来しているとのことです。
年間生産量はわずか1万本あまりで、その生産量の少なさゆえに、ムートンが白ワインを造っていることをご存じでない方もおられることと思います。今では、ボルドーの数多くある白ワインの中でも、特にお目にかかることの少ない稀少ワインとなっており、これまた有名なシャトー・マルゴーの白「パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー 」と双璧をなすまでに至っています。
生産量が少なく、大変稀少なこのワインのバック・ヴィンテージが手に入るのはとても珍しいこと。しかも醸造後8年の熟成の時を経て、そろそろ飲み頃に近づいたバック・ヴィンテージは価格面でも大変お得です。是非この機会にお求め下さい。
こちらの商品のインポーターはラックコーポレーション、2020年11月下旬に入荷したバック・ヴィンテージで、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:エール・ダルジャン 2012
仏語名:2012 Aile d'Argent
生産者:シャトー・ムートン・ロートシルト
(Chateau Mouton Rothschild)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン
※シャトー・ムートン・ロートシルトで造られていますが、メドックで造られている白はすべてAOCボルドーの表記になります。