レ・シャンプランと共にドメーヌ・シモン・ビーズ飛躍の原点で、ドメーヌの象徴とも言える畑
ブルゴーニュ・ルージュ レ・ペリエール2018
本来オート・コート・ド・ボーヌを名乗れるレ・ペリエールの畑で1971年と1974年植樹の古樹から造るハイコスパ赤ワイン
サヴィニー・レ・ボーヌのトップ生産者ドメーヌ・シモン・ビーズは、設立が1880年という歴史あるドメーヌですが、その基礎を固めたのは、1950年に3代目当主としてドメーヌを継承した孫のシモンで、葡萄栽培のみならず、醸造家としての才能にも恵まれた彼は、ブルゴーニュワインの二大改革である「トラクター使用とドメーヌ元詰め」をサヴィニーで真っ先に導入し、ドメーヌの知名度を高めました。
そして、ドメーヌを飛躍的に発展させたのが1972年にドメーヌを引き継いだ息子のパトリックです。彼は1995年にラトリシエール・シャンベルタン、1997年にコルトン・シャルルマーニュと、赤白ふたつのグラン・クリュをいずれもメタヤージュ契約ではありますが、手に入れることに成功し、サヴィニー・レ・ボーヌのトップ生産者にとどまらず、ブルゴーニュのトップ生産者の仲間入りを果たします。
パトリックは上述の特級畑の取得だけでなく、畑の拡大にも着手し、本拠地サヴィニー・レ・ボーヌを一望できる約390mの標高にある畑レ・シャンプランとレ・ペリエールを耕作し、所有面積3.7haのレ・ペリエールの内、2.2haにはピノ・ノワール、1.5haにはシャルドネを植え、赤と白のレ・ペリエールを造るようになりました。
レ・ペリエールは隣接するレ・シャンプランと共にドメーヌ・シモン・ビーズ飛躍の原点となった畑でもあることから、レ・ペリエールとレ・シャンプランの畑の隣にはパトリックの両親に捧げられた石の十字架(クロワ)が建てられ、ドメーヌを象徴する畑として公式HPにも紹介されています。
シモン・ビーズのレ・ペリエールの格付けはレジオナルですが、畑はサヴィニー・レ・ボーヌ村にあり、本来格上のオート・コート・ド・ボーヌを名乗れます。しかもレ・ペリエールはオート・コート・ド・ボーヌの中でも抜きん出た存在の秀逸な畑と知られていますが、シモン・ビーズではブルゴーニュ・ルージュとしてリリースしており、大変コストパフォーマンスに優れた赤ワインです。
また、最新ヴィンテージとなる2018年は、2017年と同様に暑く乾燥した夏と収穫期の温暖な気候のおかげで、「豊作で葡萄の熟度も高く、果実味に溢れて芳醇」と報告されており、お薦めのヴィンテージです。
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【商品内容】
商品名:ブルゴーニュ・ルージュ
レ・ペリエール2018
仏語名:2018 Bourgognue Rouge
Les Perrieres
生産者:ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス
(Domaine Simon Bize & Fils)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン