若き当主シャルル・ヴァン・カネイが白ワインの魔術師コシュ・デュリがメタヤージュしていた村名畑を買い取り、初めてシャルドネで造る白ワイン
記念すべきファースト・ヴィンテージの稀少品
ムルソー クロ・デ・ゼコル2017
ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラは、シャンボール・ミュジニー生まれのアラン・ユドロ氏とヴォーヌ・ロマネに本拠を置いた名門ドメーヌ・シャルル・ノエラの孫娘オディル氏が結婚後1964年にヴージョで創設したもので、ドメーヌの名称は双方のファミリー・ネームを結合させたものです。
その後1978年にオディル夫人が祖父シャルル・ノエラの所有畑の4分の1を受け継ぎ、ヴォーヌ・ロマネからシャンボール・ミュジニー、ニュイ・サン・ジョルジュにかけて一挙に珠玉の畑を所有することとなります。
シャルル・ノエラは全盛期には、ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエと比較されるほどの名ドメーヌでしたが、1988年ドメーヌ・ルロワに畑を売却したため、シャルル・ノエラの名前は消失し、現在はそれらの畑からはドメーヌ・ルロワの珠玉のワインが生み出されています。従って、ドメーヌ・ルロワとドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラの所有する畑は元々一つだったため、ロマネ・サン・ヴィヴァンやクロ・ド・ヴージョに見られるように両者の区画は近接しており、同一のテロワールを有しています。
ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラの現当主はアラン・ユドロ氏とオディル夫人の孫にあたるシャルル・ヴァン・カネイ氏です。1988年生まれのカネイ氏は、2008年にドメーヌを引き継ぎ、2005年からここで働くヴァンサン・ムニエ氏の補佐の下で葡萄栽培、醸造、マーケティングにいたるまでドメーヌの仕事のほとんどを委ねられています。
そんなシャルル・ノエラの畑を引き継いでいるアラン・ユドロ・ノエラのワインは、きめ細やかで華やかなワインとして知られ、人気漫画「神の雫」の中でも「とても女性的なやさしいワインを造るドメーヌ」として紹介されています。ドメーヌの本拠地はヴージョ村ですが、偉大なシャルル・ノエラの畑を引き継いでいるだけに、ヴォーヌ・ロマネにも特級、一級、村名に至るまで優れた畑を所有しています。
さて、こちらのムルソー クロ・デ・ゼコル2017は、ドメーヌが2017年ヴィンテージから初めてシャルドネで造る白ワインです。
ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラの造る白ワインはこれまでブルゴーニュ・アリゴテのみでしたが、2017年ヴィンテージからムルソーの村名格区画名を付けたこの「ムルソー クロ・デ・ゼコル」のリリースを始めました。
このムルソー村の中心部にある村名格クロ・デ・ゼコルの畑は、実は「白ワインの魔術師」や「シャルドネの神様」と称賛されるコシュ・デュリが以前メタヤージュ契約でムルソーを造っていた畑をアラン・ユドロ・ノエラが所有者から買い取ったものなのです。
このコシュ・デュリが耕していた畑でドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラが初めてシャルドネを使って造る白ワインということで、話題性があり、人気となっているのがこちらの「ムルソー クロ・デ・ゼコル2017」なのです。
2017年ヴィンテージの生産量は10樽(3000本)と少ない上に、元々欧米で人気の高いドメーヌであることから日本への輸入量も少なく、アラン・ユドロ・ノエラの2017年のラインナップの中で真っ先に完売した人気ワインとなっており、ネット店舗でも実店舗でも見つけることが難しい稀少ワインとなっています。
また、記念すべきファースト・ヴィンテージとなった最新ヴィンテージの「ムルソー クロ・デ・ゼコル2017」は、天候に恵まれて素晴らしい葡萄が収穫できた優良年で、特にお勧めです。
こちらのインポーターはラックコーポレーションの蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ムルソー クロ・デ・ゼコル2017
仏語名:2017 Meursault Clos Des Ecoles
生産者:ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラ
(Domaine Alaine Hudelot Noellat)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン